セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

根雪!

2013-11-30 11:10:27 | 雪・シバレ

畑の土や芝の緑が見えている内は、初冬とか冬の始まりとか言っても何となく
「まだ、まだ」という気持ちがある。

でも、この時期、このくらい積もると、誰の目にも根雪で、見せかけの冬に戻る
ことはなさそうだと吹っ切れる。

今の積雪で、早朝20センチから少し暖気になって目減りし、昼頃で15センチと
いったところ。

 

 

 

 

 

 

表の通りにも、今シーズン何回目かの除雪が入った。

 

 

 

 

 

 

暖気で雪が重くなってきたので、一本カラマツの枝も垂れてきた。

 

 

 

 

 

 

   

サイロも薄手のベレー帽をまとった。

 

 

 

 

 

 

雪が降ると、動物のトラッキングなどの痕跡がよく見えるようになる。

これは、先日の訪問者の足跡ではなさそうだ。

野菜くずを捨てる場所に、真っ直ぐ向かうキミは多分キタキツネさん。

 

 

 

 

 

 

カラマツ林の梢に野鳥が群がっているので、デジカメの望遠側で覗いてみる。

どうやら、レンジャクの群れのようだ。

北の国では、多くがキレンジャクの分布域のようなので、多分ご一行もそう
思われる。

もう少し低く群れてくれると拡大した画像も残せるのだが、今回は木の高みを
渡るのみ。

 

 

 

 

 

 

一方、いつもの場所には、いつものアカゲラさん。

常連さんが来ると、何となくホッとする。

 

 

 


初冬の訪問者

2013-11-24 20:22:29 | いきものたち

昨日に続き、くるくるといそがしげに野良遊びの一匹。

5年ほど前来てくれたとき、“チビトト”のように見えた後ろ姿。

その時のキミでないだろうが、今もやっぱりそう見える。

 

 

 

 

 

クリスマスローズの中をくぐって…。

 

 

 

 

 

 

くるくると動き回るキミに、なかなか旧式デジカメのピントが追いつかない。

 

 

 

 

カラマツの林がもう少し大きく、ドングリやクルミの木をもっと植えたなら、住みついて
くれないかな。

大きな木のほこらがないとダメかな。

 

 

 

 

 

 

 

チビトト気にしながら、デジカメ片手に庭を一回り。

初冬を前に、庭の片隅で色づいていたヒメフウロと、蔓性のラミウム。

この庭で嫌われ者?のラミウムも、この時期にはちょっといいなと思う。

 

 

 

 

 

 

夕方4時前には日が沈み西空が焼ける。
これから、12月中旬まで日没は早まり、日は短くなり続く。

来週の天気予報は、雪だるまがたくさん並んでいる。
この季節の習いで、やり残したことがないか、ぐるりを見回してみる。

 

チビトトくんは、どこかの縁の下でうとうとしているのかな。

 

 


野良の合間に

2013-11-23 15:21:51 | 庭・ガーデン

いったん積もった雪も消えてくれたので、今日は夏の名残の始末。

このまま雪に埋もれさせても問題ないが、野良仕事納め的ないつもの作業。

ちなみに、刈り取ったものは近くに野積みしておくので、啄みたい野鳥さんは
そちらへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

いずれも、フロントG、バックGの整理前と整理後。

少しだけ見栄えが良くなったかな、という程度だが、野良人にとってその“少しだけ”が
大きな違い。

 

 

 

 

 

 

 

軒下には、わずかに消え残りの雪。

エキナケアを刈り取った後には、また、こちら(右)が勢力を伸ばし始めていた。

一度はびこったものを根絶やしにすることは難しい。
特に、この匍匐性のラミウムは、しっかりとこの地に馴染み、着々と地歩を固めつつ
ある。

 

 

 

 

 

 

黄葉の変化を楽しませてもらった糸ススキも、最後のご奉公。

 

 

 

枯れた刃先がカールして、何となくいい感じ。

刈り取った後も、何となく捨てきれずに小屋に一時保管した。

“何となく”なので、使い途は特にないのだが…。

 

 

 

 

 

 

野良仕事の合間に、今日はちょっと嬉しいことがあった。

しばらく顔を見せていなかった、エゾリスくんが遊びに来てくれた。

 

 

 

 

 

今日は、何年目かのお目見えなので、驚かさないよう遠目でのご挨拶。

どうやら、カラマツの松ぼっくりを探しているようだ。

少し、ヒマワリの種をばらまいておいたのだが、しばらく遊んでいってくれるかな?

 

 

 

 

 

 

一本カラマツ秋姿。

エゾリスくんが最初に来てくれたときは、この木の枝を渡っていた。

近くの森までずいぶんと距離があるのに、島のように残ったこの場所にどうやって
たどり着いたか、不思議に思ったものだった。

 

 

 


S幌市10時17分

2013-11-18 23:00:52 | 「ユー」のそと

北の国の都、S幌市に二泊。

今日は、ハレの日。

目的地まで遠からず、近からず。

寒からず、暑からず。

そぞろ歩いて、見上げれば10時17分。

 

間違いない。

 

 

 

 

 

 

散り際の風情を見せる木々。

北の国には、黄色く色づくものが多い。

 

 

 

 

 

 

翌日駅前、13時15分。

北の都の午後は、穏やかに過ぎてゆく。

 

 


氷点下11度の朝

2013-11-12 21:52:48 | 雪・シバレ

雪の次は、シバレ。

この朝6時過ぎ、氷点下11.1度を記録し、今期最低気温を更新した。

雪もうっすらと積もり、昨朝に続いて雪かきの出動となった。

陽は射してはいないものの、“シバレの朝は上天気”の言い習わしどおり、
青空が見えている。

 

 

 

 

 

 

確実に一歩進んだ季節。

でも、週末にかけて気温が上がる予報が出ているので、雪は消えるかも知れない。

 

 

 

 

 

 

表の通りに、今期まだ除雪車は入っていない。

この程度で重機を動かしていたら、本番前に除雪経費を使い尽くしてしまうよ、と、
いう大御所の声が聞こえてきそうだ。

 

 

 

 

 

 

雪にススキ。

へんてこな図柄だが、ここの冬の始まりはこんな感じだ。

クルマのスライドドアーが、シバレ付いて開かなくなるのがこの時期当面の気鬱。

いくつか解決策があるようなので、その内試してみよう。

 

ススキの穂の下に、朝日を浴びたポロヌプリ山が見える。

 

 


じわっと

2013-11-11 21:28:59 | 雪・シバレ

うっすらと積もった初雪の数日後、夜が明ければ10センチほどの積雪。

どかっと、とか、どさっとでもないので、“じわっと”くらいか。

9日の画像と比べると、じわっと具合を実感してもらえる?

今シーズン初の“雪かき”の出番となった。

画像にもうっすらと、雪かきで付けた小径の跡が…。

 

 

 

 

 

 

まだ、黄金の葉を落としきっていないカラマツ林。

これも、比較のために9日の画像を下に貼ってみる。

 

 

 

 

【11月9日】
 

同じカラー画像なのだが、モノトーンと極彩色との違いは、僅か2日前とは
思えないほど。

この変化が、何より今の季節を物語っている。

 

 


初雪とリースと

2013-11-09 15:57:10 | ぐるりのこと

天気予報どおり、低気圧の通過に伴って平地での初雪となった。

ただし、降ったのは昨日の午後から。

翌朝は、打って変わって上天気。

融けない内にと思って記録画像に残す。

 

 

 

 

 

 

早朝の斜光線に、うっすらと積もった芝の上の初雪。

日が高くなると消えてしまうだろう。

 

 

 

 

 

 

もちろん、ポロヌプリ山にも。

こちらは、先月17日に初冠雪しているので、何度目かの雪化粧。

 

 

 

 

 

 

外置きのクルマのフロントガラスは、ガリガリ。

タイヤとワイパーブレードは7日に交換済み。

 

 

 

 

 

 

 今日はリース作りだというので、小枝採取の事前準備を仰せつかった。

 
トドマツ、葉が柔らかくやや長い。

 

 

 
アカエゾマツ、葉が短く硬いので指先注意。

 

 

 
ホワイトモミ、多分刃先が銀白色になるもみの木なので、こういった通り名なのだと思う。
三種の中では、一番葉が長く柔らかく、そして芳香性の良い香りがする。

リース素材としては、今年から初お目見え。

 

 

 

 

 

造り慣れたご近所のご婦人方の手によって、手際よく葉先の小枝が
束ねられていく。

小屋の中は、針葉樹の香りでつつまれる。

 

 

 

 

 

 

わが家は、初お目見えのモミのフレッシュリース。

シンプルベースでの仕上げ依頼に応えていただき、なかなか。

 

 

 

 

 

 

 

この通りの家々は、こうやって恒例のリース通りとなる。

とりあえず、出来上がった二軒分をお披露目。

右の家主はワイン好きらしく、コルクの栓をオーナメントにしている。

 

 

 

 

 

 

 

糸ススキその後。

以前、斑入り(左)と、ノーマル(右)の色づきが違うことに気づいたので、今日、
改めて画像に撮ってみた。

やはり、斑入りは銀紅系に紅葉し、ノーマルは黄紅系に黄葉するようだ。

雪が積もればすぐに倒れてしまう運命だが、今少しその色合いを楽しませて
もらおう。

 

 

 

 

 

【追記】

翌日、ご近所にリースが出そろったので画像を追加。
 

左、アカエゾマツ。 右、トドマツのフレッシュリース。

画像があちこちに傾いて、どうも水平感覚も怪しくなっているようだ。

 

 

 


季節作業・晩秋編

2013-11-04 16:10:20 | ぐるりのこと

季節作業にもいろいろあるが、この時期の恒例野良仕事はこれ。

やはり、ツツジ類の庭木は積雪に弱く、こんな簡単な雪囲いでもそれなりに効果は
ある。

囲いに使っているのは、このあたりでは“さきり”と呼んでいるが、最近は間伐材を
マシーンカットしたものを地元の森林組合で扱っている。

地元産はカラマツの間伐材が多いが、出来たてのものは水分が抜けきっていない
ので、肩に食い込むほどの重量がある。

それでも、2~3シーズンも使っていると、扱いやすい重さになる。

 

 

 

 

 

 

こちらベリー園のブルーベリーも囲うが、背丈が低いので“さきり”も2mほど。
長尺物に比べて、取り回しがずっと楽だ。

昨シーズンまで、添え木用の杉の細い焼き丸太を使っていたが、積雪が多い時には
折れてしまうので、今回から半分ほどカラマツ間伐材製に替えた。

これなら、どんな大雪の年でも大丈夫だろう。

 

 

 

 

 

 

   

畑の野菜も、霜に強いものが少し残っている程度で、セロリ(右)を残して本日で収穫納め。

セロリを残してというのは、翌朝シバレそうな夜には霜除けのブルーシートで覆って保護
しているため。

よほど寒くならないと、この方法でまだ食べられる。

ちなみに、葉レタス(左)と、こぼれ種で育ったチンゲンサイ(中)。

 

 

 

 

収穫後は、小型耕耘機でざっと秋起こしをして今シーズンのフィニッシュ。

ついでに、畑の端に置いていた生ゴミ処理の“コンポスト”も洗って物置に。
(画像割愛)
コンポストは、冬の間仕舞っておかないと、雪の重みでつぶれてしまうから。

手前のヒマワリの種を啄みに、ハシブトガラが頻繁に行き来している。

 

 

 

 

 

 

 

こちらも季節仕事になった、サイロに繁った木蔦の剪定作業。

サイロの傷みもずいぶんと目立ってくるようになった。

戦後の物資のない時に継ぎ足したという、中程から上側のブロックの素材が悪く
表面が剥がれたり、ヒビが入ってきている。

屋根材の下地も、かなり傷みが進んでいるので、“大雪の年につぶれて…”という
ことが起きるかも知れない。

北の国の酪農地帯のシンボルのようなサイロが消えていくのは寂しいが、これも
致し方ない。

 

 

 

 

 

 

バックガーデンでも、草花の枯れ姿が目立ってきた。

糸ススキは良い具合に紅葉?してきたので、刈り取らずにそのまま残している。

よく見ると、手前の斑入りは芯が紅く染まり、奥のノーマル?は黄葉がかって、
枯れる色合いが微妙に違ってる。

どうフィニッシュするのか、よく見ておくことにしよう。

 

まだ、季節仕事は残っているが、今日で峠は越えた。

 

 


雪待ち月

2013-11-02 22:06:47 | 雪・シバレ

十一月は、霜降り月。

北の国ユー地区ならば、雪待ち月か。

強い霜が降りるような日は、日が射すと急に気温が上がることが多いから、
このアップルミントを含めて葉っぱに宿るのは一時のこと。

良い「霜」を求めてぐるりを一回り。

 

 

 

 

 

 

ブラックベリーは、葉の縁取りが白くなるのと、この時期紅葉が入り交じって
葉色の変化があるので、いつも被写体になってもらう。

今朝も、良い仕事をしてくれている。

 

 

 

 

 

 

ツツジ類は、そろそろ冬囲いの時期。

 

 

 

 

 

 

ワレモコウは吾亦紅。

吾もまた紅。

 

 

 

 

 

 

ミズナラの紅、カラマツの黄、真ん中にエゾマツの緑。

信号色。

 

 

 

 

 

 

石畳が黄金に染まり、車体がこんな風になると、そろそろタイヤの替え時。

この三連休で、ユー地区のクルマの七割方は冬タイヤに変わると思われる。

やはりこの月は、雪待ちの月。