セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

ゲージツの…

2012-10-28 15:03:56 | ぐるりのこと

カラマツの枝先に少し色が付いてきた。
10月も最後の週末だから、随分と遅い

先週干してあったダイコンの塩漬け準備を終えて、デジカメ片手にぐるりを
巡ってみた。

 

 

 

 

 

花壇のラミウムはほとんど除草できたが、一カ所だけ延び放題にさせている。

庭仕事で出た余分な砂利や土を小山にしている場所で、目隠しになって丁度
いい。

 

 

 

 

クリーピング?タイプのシロタエギク風。

これは、いただいた寄せ植えの中にあったものを、地面に降ろして増やしている。
コンテナガーデンなどを作るときに重宝する。

 

 

 

 

鉢で買ってきたアイビーが徒長したので、切りつめたものを根出しさせて降ろしたら、
こちらもどんどん増殖してグランドカバー化している。

ちょっとだけポップな仕上がりにしてみた。

 

 

 

 

緑の葉色から、紅葉→黄葉となり、どんどん葉を落としているイタヤカエデ。

こちらは、思い切りポップに。

 

 

 

 

数年前あたりから、特殊なフィルター効果を簡単に得られるデジカメが、たくさん
出てきた。

面白そうなので、何年か経って思い切り「お値打ち価格」となった中古を一台手に
入れた。

自然の記録としてはどうかと思うが、アート的な感覚で画像を作る面白さがある。

 

 

 

 

こちらは、トイフォト風のフィルター。

周辺減光の収差を強調して、おもちゃカメラで撮ったようなイメージが得られる。

 

 

 

 

ちょっと白ボケした、ファンタジックな仕上がり。

 

 

 

 

 

そして、タイトル画像も彩度を上げてポップにすると、カラマツも思いっきり黄葉が
進んで見える。

ゲージツの秋だから、こんなお遊びもいいか。

 


錦秋サイロ

2012-10-25 19:24:01 | 赤屋根サイロ

錦の衣を着飾った、赤屋根サイロ。
前回登場から一週間と経っていないが、この朝の霜が効いたか、
一段と色づきが鮮やかになった。

久しぶりの朝日も、彩りを増していると思われる。

 

 

 

 

 

木蔦の色は、もう一段濃くなると思われるが、赤・黄・緑が混在するのは、
今頃だけだろう。

 

 

 

 

 

 

ここは、もう少し片付けなければ。
いよいよ野良仕事も、仕上げモードにギアを入れ直すとするか。

そう思ってから、やや助走期間が要るので、週末前にその気になることが
大切だ。

 

 

 

 

 

ここから朝日が射すようになると、秋もようやく深まったかな。

 

 

 

 

 

 

枝の陰から、そーだ、そーだと烏啼く。

(ハシブトガラスさんは、「そーだ」とは啼かないので、念のため…。)

 

 


ん?!

2012-10-21 15:37:44 | 雪・シバレ

昨夜から断続的な雨と雷が続き、深夜も屋根と外から荒れ模様の様子が
伝わってきていた。

ぱらぱらと打ち付けるような雨の記憶が残っていたが、朝、外に目をやると
「ん~?」、よく見て…「ん!」。

 

 

 

 

 

どうやら、深夜のぱらぱら、ざざー音は、あられが屋根に打ち付けられ、
ずり落ちる音だったらしい。

あられが溶け残った上に、シュウメイギクの花びらが散っている。

 

 

 

 

 

 

紅葉が始まったオオカメノキの向こうにも、白い者。

 

 

 

 

もしやして、と見上げたポロヌプリ山にも、それは降ったらしい。

これは…、初雪? それとも初あられ?

微妙だ。

 

 

 

 

 

 

 

ベリー類の葉も、秋の仕事を推進中だ。

あっちも、こっちも来るべき季節への準備を進めているのに、何となくし忘れたような
気になるのが毎年のこと。

そんな時には、後回しになっていた野良仕事を見つけて、帳尻を合わせることにして
いる。 

 

 

 

 

 

今回は、足で集めておいたクルミの渋皮?を洗い、中の殻を取り出した。

特に、この辺りのクルミは、オニグルミで、殻が小さく固いので実の部分も比例して
小さい。

実に届くまで、手間がかかることおびただしい。

そんなことを言っていると、イネなどは、お米になるまで八十八の手間暇がかかるの
だから、このくらいのことを手間というなら、お百姓さんに笑われるゾ。

そのとおりです。

 

 


木蔦も色づく

2012-10-20 21:04:35 | 赤屋根サイロ

サイロ周りも季節らしい粧いになってきた。
じんわりと色づく木蔦。

この蔦を見ていると、植物が世界制覇者であることがよく解る。
適度に手を入れてやらないと、赤屋根サイロは蔦の要塞と化してしまう
だろう。

 

 

 

グラディーションの葉色を見る分にはいいのだが…。

 

 

 

 

 

 

黄葉ランナーの先頭を走る、イタヤカエデ。

一段と、色づきが進んできた。

 

 

 

 

 

 

今日も、朝方からストーブに火を入れる。

でも、窓を開けるほどの暑さになったので、昼前に熾きにした。

 

 

 

 

 

 

最近、大量のダイコンの始末に追われている。

畑でできたり、もらったりが重なり、週末は「白い者」との時間が多い。

上は、干しダイコン。
干してそのままでも美味しいらしいが、ピリ辛系の漬け物にもしようかな。

 

 

 

 

 

こちらは、皮むき→乾燥→塩漬け→べったら、糟漬け系になるものと思われる。
「思われる」というのは、状況を見ながら作業方針が決まるため。

それで、来週末には、また「白い者」の作業が待っている。

本物の白い者が来ないうちに。

 

 


初焚き

2012-10-16 21:24:41 | 薪・ストーブ

まだ、それほど冷え込んできたわけではないが、シーズン始めの
慣らし焚きに、薪ストーブに火を入れた。

もっとも、もう一系統ある灯油の温風暖房は、しばらく前から入れて
いたので、これまで無暖房できたわけではない。

そろそろ、薪が燃えるのを見たかったこともある。

 

 

 

 

慣らし焚きは、あまり高温にはせず、一定の温度で数時間ストーブを
暖める。

この鋳物の薪ストーブは、いくつもの部分に分かれているのを、ネジや
耐熱セメントでくっつけて組まれているので、最初から急激に温度を
上げると膨張度合いが異なって継ぎ目に隙間ができたり、最悪の場合
割れることもある、と、怖いことが説明書に書かれている。

そこで、シーズン始めには、少しずつ火室を熱に慣らすための暖機運転を
励行している。

 

 

 

 

 

 

本当に冷え込んでくると、慣らし焚きももどかしくなるので、まだ、それほど
寒くない、このくらいの時に初焚きをするのが、毎年の季節行事だ。

今年も、薪ストーブのシーズンが始まった。

 

 


木々草々粧う

2012-10-14 16:08:54 | ぐるりのこと

少しずつ、色づき、染まり、秋の粧いが進んできた。

弱い霜が数度降りただけで、本格的な冷え込みにはもう一歩という
日が続いている。

カツラの枝先は、ほんのりと染まった。

 

 

 

 

 

ヤバネススキの根本に植えたヒメフウロが、鮮やかな色合いになってきた。

この草は、種が飛んであちこちから芽出しを始めるが、何となく繊細な葉と
こんな紅葉とで、雑草扱いを免れているようだ。

 

 

 

 

 

 

ハルニレも、特定の枝に付く葉が黄色がかってきた。

 

 

 

 

 

 

そして、前出のイタヤカエデ。

こずえの色づきが、だんだん降りてきた。

 

 

 

 

この後、だんだん朱がかった色合いから、鮮やかな黄葉に変わり、落葉する。

変化に富んだ色変わりがこの木の特徴のひとつ。

 

 

 

 

染まった葉先は、こんな感じ。

モミジなどと異なって、結構大柄な葉なので、繊細さには欠けるようだ。
料理の彩りには大きすぎる。

 

 

 

 

 

 

 

突然だが、大根干しのシーズン到来だ。

この後、順次樽に漬けられると思われるが、漬け方はまだ決まっていない。
干している間に考えよう。

 

 

 

 

 

 

何か、白っぽいものがちらちらしていると思ったら、こいつが飛び始めていた。

暖秋?気味だが、案外近くまで冬のしっぽが忍び寄っているのかも知れない。

 

 


初霜、やや冷え込む

2012-10-08 22:02:59 | ぐるりのこと

今朝方、気温が氷点より下がったようだ。
久々に、引き締まった空気が気持ちいい。

 

 

 

 

 

一番霜に弱いのは、こちらのお二方。
スウィートバジルさんと、大葉さん。

バジルの一番上の葉っぱの色が少し変わり、大葉さんはちょっとしなっとしている。

でも、このくらいなら、まだまだ大丈夫。

 

 

 

 

 

タイトル画像にもある、イタヤカエデ。
こずえの葉から順番に黄葉を始める律儀者だ。

山取の小さな苗から育て、途中一度移植替えをしたが、ずいぶん大きくなった。
木の生長は、遅いようで早い。

 

 

 

 

 

 

 

空気も締まってきたところで、デッキチェアを片付けてログラックを置く。
ついでに、スタート用の薪や焚き付けもラックに詰める。

何となく、デッキの季節感も違って見える。

 

 

 

 

 

 

 

ついでのついでに、薪小屋の空きスペースにふた冬熟成?の薪を詰めることにする。
すでに、ワンシーズン分の薪はあるが、ついでだ。

 

 

 

 

いい感じで、乾燥が進んでいる。
真ん中の木は何の木か、縁がうっすらピンク色。

 

 

 

 

 

 

ということで、搬入完了。

外の薪置きスペースが空いたので、薪割りを始める?
それは、また、来シーズンということで。

 

 

 

 

 

 

カラマツ林に、一瞬西日が差す。

 

 

 

 

 

 

そして、西日も傾いた。

 

 

 

 

 

澄み切った秋空に、この分では明朝も霜?

 

 

 

 

 

それで、念のために、食べ頃になっているセロリ畑に霜よけの
ブルーシートを掛けた。

向こう何列かは、降ったらその時だ。

ここのセロリは、大きく育った株の外側から剥ぐように収穫するので、
なかなか減らない。

手前の二株が、アフターの状態。

セロリは、わが家にとっては欠かせない食材だ。 

 


秋・展望テラス

2012-10-07 11:13:40 | ぐるりのこと

久しぶりに、ユー地区市街を一望できる展望テラスに来てみた。

秋空に、大きな白雲がながれていた。

 

 

 

 

 

 

本格的な黄葉は、まだ始まっていない。

朝方の気温が10度以下になることがあるといっても、霜が降るほどではなく、
穏やかな日が続いているから。

それで、秋の風景としては、何となく締まりがない。

 

 

 

 

 

 

展望テラスからは、この地区の秀峰ポロヌプリ山がよく見える。
この峰が初雪の化粧をするのも、間近だろう。

手前の頂きは、通称金山。
昭和の初めに山深く坑道が穿たれ、金が採掘されていた。

今では、訪れる人とて無いが、山中に何本かの縦坑が残っており、残雪期などに
踏み抜いたら、まず地上へは戻れまい。

ラピュタに出てくるような飛行石探しのじいさんや、ゲド戦記の迷宮の少女などは、
いないだろうから。

 

 

 

 

 

 

奥に見える山の頂きには、地域一円にテレビ電波をながす塔が建っている。
この送電線は、そのための電力を送っている。

早春、堅雪の頃には、足慣らし?によく登ったものだ。
ガスられたり、吹雪かれたりしても、送電線に沿って下山すれば、迷うことも
ない。

 

 

 

 

 

 

ここに来たときの恒例で、わが庭方面をアップ。
赤屋根サイロが、ちょっと見えている。

カラマツが黄色く染まる頃、またここに、立ってみよう。

 


神無月のぐるり

2012-10-06 21:50:43 | ぐるりのこと

一日、降ったり照ったりの変わりやすいお天気。
秋の空だから仕様がないといえばそれまで。

 

 

 

 

 

 

降った後にお日様が射すと、向こうの空にオーバー・ザ・レインボウ。

 

 

 

 

今シーズンラストとなるか、雨をぬって二十度目の芝刈り。
この時期の芝刈りは、事前にキノコを採らないと残念なことになる。

 

 

 

 

 

で、朝の内に採取完了。

みそ汁が続いたので、今日はスペシャル液?に漬けてみた。
ちょっと、ピリ辛味付けの浅漬けだ。

さて、どんなものか。

 

 

 

 

 

 

芝の上ばかりでなく、カラマツ林の中にもアタマをもたげてきた。

こちらは幾分色が濃い。

 

 

 

 

 

 

小さな世界でも、季節感の演出はしっかりできているようだ。

ひとつひとつの名前と食毒がわかれば、もっと世界が広がるのだが…。

 


この季節

2012-10-04 18:04:56 | ぐるりのこと

この月に入って、3日が7度、今日4日が9度と、朝方の最低気温が10度を
下回ってきた。

そんな条件も揃ってか、カラマツの周りには、ぞくぞくと季節ものが顔を出し
始めた。

北の国、ユー地区では、ラクヨウきのこ。
又は、単にラクヨウ。

いつの年も、同じような画像になるのは、同じような場所から出てきているから。

 

 

 

 

 

 

 

早ければ8月、遅くとも9月になったら出始めるのが恒例なのだが、ここ数年不作が
続いていた。

今年も、9月に若干の収穫があったが、気温が高いためもあってムシが付いたり、
あまり良い状態ではなかった。

今回のは、形良く、ムシ入りなしのベストコンディションだ。

この分だと、山の中のカラマツ林はすごいことになっているのでは?

 

 

 

 

 

 

このように、雑草芝の中に、一本カラマツを囲むように転々と出現する。

 

 

 

 

 

小さな「予備軍」も、あちこちに顔を出している。

 

 

 

 

 

 

今日は、こんなところにしておこう。