畑の土や芝の緑が見えている内は、初冬とか冬の始まりとか言っても何となく
「まだ、まだ」という気持ちがある。
でも、この時期、このくらい積もると、誰の目にも根雪で、見せかけの冬に戻る
ことはなさそうだと吹っ切れる。
今の積雪で、早朝20センチから少し暖気になって目減りし、昼頃で15センチと
いったところ。
表の通りにも、今シーズン何回目かの除雪が入った。
暖気で雪が重くなってきたので、一本カラマツの枝も垂れてきた。
サイロも薄手のベレー帽をまとった。
雪が降ると、動物のトラッキングなどの痕跡がよく見えるようになる。
これは、先日の訪問者の足跡ではなさそうだ。
野菜くずを捨てる場所に、真っ直ぐ向かうキミは多分キタキツネさん。
カラマツ林の梢に野鳥が群がっているので、デジカメの望遠側で覗いてみる。
どうやら、レンジャクの群れのようだ。
北の国では、多くがキレンジャクの分布域のようなので、多分ご一行もそう
思われる。
もう少し低く群れてくれると拡大した画像も残せるのだが、今回は木の高みを
渡るのみ。
一方、いつもの場所には、いつものアカゲラさん。
常連さんが来ると、何となくホッとする。