早い、早い。
9月最後の日曜日、週の半ばからは10月だ。
言っても詮無いことだが、近ごろ、月日の過ぎるのがめっきり早い。
庭に植わっている数本のカツラの近くを通ると、ザラメ砂糖を煎った
ような香ばしい芳香がするようになった。
長月末の、ぐるりを巡った。
木蔦で覆われた赤屋根サイロ、裾の方から色づきが始まっている。
これで本格的に霜が降りれば、見事な錦繍になると…。
捕らぬ狸の…、乞うご期待。
先だって登場させた青系アスターに続いて、ピンク系が次々開花。
青色に比べて、花も株の大きさも、ややコンパクト。
ここに落ち着いて数年、秋の庭に欠かせぬ花となった。
しばらく行っていなかった、近くの川に。
8月にはこの川の増水で、二度の避難準備情報が出された。
左側のヤナギは、岸ではなく中州に育っているものだが、流量確保に適度な伐採も
必要かも知れない。
この時期、16時を過ぎる頃になると、日は大きく西に傾く。(HDR画像)
秋の夜は…
強い霜は降りていないが、大型ホスタの葉はすでに黄色く枯れ始めている。
秋に元気なのは、セロリ畑。
太くなった茎だけを採って食べるので、株の数は植えたときと同じ。
これで、霜が降らなければ、どのくらいまで食べられるのだろう。
これを見て、美味しそう!と思うか、猫跨ぎのようにあしらうか、評価が分かれる。
わが家は基本野菜なので、これを跨ぐ者はいない。
セロリを採ったり触ったりすると、手に良いニオイが残るので、しばらくの間得した
気分になる。
16時37分の西空。
ややして、日が沈むと…
「すとん」という感じで、暗くなる。
末の長月、秋の日は…