セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

雪降り続く

2012-01-29 21:25:33 | 雪・シバレ

ドカ雪というほどではないが、雪が降り続いている。
一両日でも30センチ、一尺ほどの降雪で積雪130センチを越えた。

一本カラマツの枝に積もった雪も、わずかな風に盛んに落ちる。

 

 

 

 

年前の餅つきで落ちた小屋も厚い屋根雪。
カマボコ屋根の簡易車庫は、今シーズン3回目の雪下ろしをした。

赤屋根サイロは、ベレー帽を越してマカロンのようになっている。

 

 

 

 

屋根からの雪で両側が高くなり、谷の底を行くような玄関脇の小径。

北の国も豪雪地帯では2メートルに届く積雪という。
雪は、処分できる内はそれほど苦にならないが、捨て場所に不自由
するようになると、これ以上の厄介者はない。

幸い、ここでは家周りどこでも雪捨て場になる。
人力なので「動けるが花」、ということだろう。

 

 


川塞ぐ

2012-01-22 22:12:28 | ぐるりのこと

雪と寒さで川が塞がった。

この川の河口近くでは、ワカサギやチカの穴釣りが始まった
らしい。

古(いにしえ)には、この川の氷を切り出して保存し、夏場の
冷蔵用に使ったという。

子供達は、氷の上の雪を竹箒で掃いて即席のスケートリンクを
作って遊んだ。

 

 

 

 

今、この凍結した川の上で遊ぶのは、この無数の足跡の主だけに
なってしまったようだ。

 

 

 

 

 

休日の午後、住宅地では小型の除雪機械が活躍しているようだ。
雪を浴びても子供達は元気だ。

でも、川で遊ぶような子供はいなくなってしまった。

いろいろな「危険」が、遊び場を狭くしてしまったのかも知れない。

こんなことを考えるのは、多分ノスタルジィだな。

 

 

 


正月太り?

2012-01-19 22:01:32 | いきものたち

良く来てくれる、アカゲラさん。

何か、ちょっと、丸くなったんじゃない?

あちこちで、たくさんご馳走食べたせい?

アカゲラさんにも、メタボってあるのかな?

 

 

 

以前来ていたキミ ↑ は、もっとほっそりしていた。

脂身の食べ過ぎかな?

それとも、キミじゃなかったのかな?

 

今日は、ハテナ?の多い書き込みになってしまったな。

 

 

 


朝焼けポロヌプリ

2012-01-17 21:28:24 | ぐるりのこと

寒波がユー地区を覆っている。

が、シバレの朝は良く晴れる。

親なる、大いなる山が、朝日に焼けた。

 

見た目に比べて、画像にしたら大したことがないのが
いつもながらの残念。

 

この時間帯で、氷点下23度ほど。
昨日は、24度。

 

一山向こうの浜に流氷が押し寄せると、この寒さは
一段と厳しさを増す。

 

前哨の、小シバレの朝が続く。

 

 


寒入り

2012-01-08 16:57:07 | 雪・シバレ

数日前が「小寒」で、寒入りとなった。

これから、廿一日の「大寒」までが暦の上での寒中だが、
ここユー地区ではどう考えても、二月いっぱいまで引っ張っても
どこらもお咎めがないように思う。

今朝は、さすがにシバレて氷点下22.7度。
まだまだだな。

 

 

梢に霜が咲き、木の枝には雪が咲く。

 

 

 

 

スモモにも、咲く。

 

 

 

 

 

一本カラマツにも。

 

 

 

 

 

 

地区の鎮守では、どんど焼きが執り行われた。

鏡開きが10日なので、少し早めの焚き上げだが、曜日周りとか地区行事の
関係など、いろいろ事情があるのだろう。

精一杯灰を浴びて厄を落としてきた。

 

 

 

 

ついでに、といっては神さまに叱られるが、境内に入り雪の積もった拝殿を
巡ってきた。

年越しに詣でた、深夜の厳かな境内とはうってかわって、燦々とお日様が
満ちている。

不信心者が何度も詣でて御利益を願ったら、神さまも困ろうと思うので、
今回は巡るだけ。

 

どんど焼きの炎が、寒に入ったユー地区を少しだけ暖めた。

 

 

 


年始客

2012-01-07 16:58:47 | いきものたち

毎年、雪で覆われると鳥たちの好物(と思われるモノ)を、外に
撒いたり、吊したりする。

いつもは、何処かで見ていたように寄ってくるのだが、今年は
どうしたものか、客の来ない日が続いていた。

もっとも、一日中見ているわけではないから、来客に挨拶もせず
失礼していたのかも知れない。

ヤマゲラは、内地以南に生息するアオゲラの亜種になる鳥で
緑の羽と朱の冠が美しい。

ちょっと目つきが険しいのは、ご愛敬か。

 

 

 

 

 

常連、アカゲラ。

そんなに激しく嘴を使って、頭痛の元にならないだろうかと心配になるほどに
木や餌をつつく。

でも、通り名がキツツキなのだから、余計な心配というものだ。

木造のわが家をつつくのは、控えてもらいたい。

 

 

 

 

 

この他に、カラスとミヤマカケスも寄ってくれたが、こちらは鳥逃した。
撮り逃したと言うべきか。

最近鳥たちが少なくなったと感じているのは、ここだけだろうか。

まず、カラたちが来ない。

周囲のこずえを渡っているのを遠目に見るので、全く居ないのでは
ないが、好物と思える脂身やヒマワリの種に寄ってこない。

スズメに至っては、姿も見えない。
スズメの数が減っていることは、何かで読んで知っていたが、これほど
見えなくなると、不思議を通り越してちょっと心配になってくる。

まだ来ぬ年始客用に、しばらく好物を並べて置こう。

 

 

 

撮り逃した一羽が来ていたので、追加。(1月9日)

 


新玉の…

2012-01-01 16:42:52 | ぐるりのこと

数日前の大雪がうそのように、穏やかに暮れ、そして明けた。

北の国の山が黒々と見えるのは、エゾマツやトドマツの濃い緑が
モノトーンの中で黒く沈むから。

カラマツ林の縁に大きく育ちつつある、このアカエゾマツを見ると
そう思えてくる。

「タンネの森」と呼ぶらしいが、ここの松がそうなるためには、まだ、
たくさんの時間がかかる。

 

 

 

 

大きな腕を広げたようなスモモの木。

枝に雪を載せて、大雪の名残を留めている。

 

 

 

 

薪の上の雪の厚さが、そのままこの地の積雪量になる。

ということは、これでも1メートル以上に積もっているということだ。

赤屋根の上のベレー帽も、ずいぶんと厚手になった。

 

 

 

 

 

前の通りも、穏やかな元旦に雪かきの姿なし。

 

 

 

 

一本カラマツに、傾いた西日が当たる。

 

 

 

 

そうして、一日は静かに暮れる。

 

 

 

 

暮れて終わっても良いのだが、年越しの時に戻る。

この地区の一年を送り、新たな一年を迎える祭りの一コマだ。

行く年から、新年をカウントダウンで結び、牧草ロールに点火する。
この牧草ロールは、街中を御輿に担ぎ練り歩いた後地区の鎮守に奉納した
もの。

一年の無病息災、商売繁盛、学業成就、そして何より地区の豊作と安寧を
願って、年男年女が火を灯す。

新玉の年が明けた。