セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

一転暖気

2014-01-24 21:55:18 | いきものたち

これまでのシバレがウソのように暖かい朝となった。

朝7時で、氷点下3.7度。

その代わり風が強い。

前日夜、デッキのテーブルに撒いたヒマワリの種が、強風で周囲に散らばって
しまった。

それで、いつもは独占状態となることが多い朝食?も、それぞれの場所で三匹が
そろい踏みとなった。

 

 

 

 

 

 

二匹は、比較的容易に画面に入るのだが…。

思わぬ風の効用だった。

 

 

 

 

 

 

こちらは、もっと仲良くと思うのだが、野生には野生の掟があるのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

デッキ向かいの枯れ枝で見せる、エゾリスくん四態。

風が強いので、吹き流しのようになってなびく耳毛が面白い。

 

 

 

 

 

 

え、それがどうしたの?

何でもないよ。

こっちのことだよ。

ふ~ん。

 

夜になって、21時現在で気温はプラスの1.8度。

天窓に雨粒の当たる音がしている。

この後の“荒れ”がちょっと怖いな。

 


大寒・氷点下31.3度の朝

2014-01-20 21:20:22 | 雪・シバレ

今日、大寒。

ユー地区、今シーズンの最低気温を更新した。

昨夜からびんびんとシバレ始めていたので、覚悟の前。

最低気温は、朝7時3分に記録した-31.3度。

もちろん、今季の全国最低。

 

 

 

 

 

 

ポロヌプリ山が朝日に映える頃、お向かいの重機類や外駐車の車両はエンジン掛けに
忙しい。

いくら氷点下30度といっても、外仕事はいつもどおり。

重機類のオペレーターは、シバレの中でのエンジン掛けが朝一番の仕事となる。

 

残念ながら、外駐車のわが車はエンジン掛からず。

どうやら、先日ギリギリ大丈夫だった-27度あたりが境界線のようだ。

 

 

 

 

 

 

こんな朝にも、エゾリスくんはやってくる。

ご期待に応えるべく、カロリー高めのヒマワリの種は欠かせない?

 

 

 

 

デッキの寒暖計も、このあたりを指している。

 

 

 

 

 

 

 

ローカル紙の夕刊に、この日の最低気温が掲載されていた。

小さな街だが、この時期に限ってテレビや新聞の常連となるユー地区だった。

 


その後のつづき

2014-01-19 14:37:37 | ぐるりのこと

お隣との間のカラマツ林を、予防的措置により伐採した。

数日前まであったものが、すっぽりなくなるというのは妙な気持ちだ。

それが、小さな頃から慣れ親しんだ景色ならなおさら。

喪失感的なものを除けると、“間の抜けた感じ”というのが近いかも知れない。

 

 

 

 

 

 

重機の入った跡はそのままだが、昨日から降った新雪が、伐採後のぼさぼさを隠してくれた。

初めて見るには何の変哲もない景色だが…。

 

 

 

 

 

 

カラマツ林の中に、1本だけあったシラカバは、供養?のため薪にすべく玉切りにして
もらった。

カラマツの方は、数本程度なら何とでもするが、これだけの太さのもの全部となると手に
余る。

これは、芯の方までしっかりしていたので、材として搬出。

お隣りを建てたログビルダーさんは、この林を全部伐採すると1軒くらい建つぞ、と言って
いたが…。

 

 

 

 

 

 

少しデジカメを横に向けると、変わらぬ景色もある。

 

 

 

 

 

 

このデッキからの眺めも。

 

 

 

 

 

 

遠くに見えるポロヌプリも。

 

 

 

 

 

 

赤屋根サイロのベレー帽は、だんだん大きくなってきた。

薪の上に積もった雪は、これまでの全積雪。

締まって嵩が減っているが、それでも1m以上にはなっているだろう。

今日は、今シーズン3回目のカマボコ車庫の雪下ろしとなった。

 

 

 

 

 

 

そんなことで、変わったもの、変わらぬものあれど、相変わらず通ってくるお二方

本当は、ご三方なのだが、このテーブルにいっぺんに乗るのはお二方まで。 

残ったカラマツ林の中で、くるくると追いかけっこしている姿が、ここからも見える。

 

明日は大寒、外はずいぶんシバレて来たようだけれど、どうなるかな。 

 

 


その後のこと

2014-01-18 21:21:58 | ぐるりのこと

家周りのカラマツ林の伐採作業は、3日ほどで終わった。

見回して出るのはため息ばかり。

比較にはならないが、大きな災害や大規模開発などで見慣れた景色や居場所を失うことの
喪失感を少しだけ実感した。

 

 

 

 

 

 

一本カラマツも、やはり、残すことができなかった。

 

 

 

 

 

 

いつもそこにあるべきものが無いという、不思議な感覚。

 

 

 

 

 

 

雪が解けたら、「木を植える男」になろうと思うことが、伐らざるを得なかった木々に対する
礼儀かな。

 

 

 

 

 

 

伐採が始まった翌日、氷点下27.8度の寒気の中やってきてくれたキミ。

 

 

 

 

そして、全ての伐採が終わった今朝もおそろいで来たくれたキミ達。(←動画。ボケボケですが…)

少し小さくなったカラマツ林、いつも追いかけっこをしていた一本カラマツはもう無いけれど、
一つずつ居心地の良い場所になるよう、雪が解けたら木を植えよう。

小さくとも、こんもりとして気持ちの良い林をつくろう。

 


伐採前・見納め

2014-01-13 16:11:39 | ぐるりのこと

お隣との間に並ぶカラマツ林、数年前から伐採計画を進めていた。

樹齢60~70年ほどになるカラマツは、営林的には伐採時期を大きく過ぎて
いる。

何もなければ、このままで一向に構わないのだが、これだけ家に近く道路に
面しているとなると、強風や枝からの落雪で事故が起きてからでは遅い。

それで、この一列とお隣側を伐採することにした。

 

 

 

 

 

 

で、いつものこのアングルからの画像も見納めとなる。

 

 

 

 

 

 

角度を変えると、こんな感じで道路に枝がせり出している。

下枝は除雪の邪魔になるので、既に落としている。

数年前の大風の際には、かなり太い枝が道路上に落下し、その始末でぎっくり腰
となりさんざんな目にあった。

腰はともかく、通行人やクルマに落ちたら一大事だ。

 

 

 

 

 

 

こちら、一本カラマツ。

四季折々、時間により表情を変える、このブログのスター級だが、根元から倒れ
かかると自宅直撃の危険をはらむ。

とりあえず、頭を落として中間ほどで伐採を抑えられないか、作業判断に任せる
ことにした。

作業に過度の危険が伴うようなら、根元伐採となる。

 

 

 

 

 

 

それで、これも見納めとなる可能性がある。

 

 

 

 

 

 

 

カラマツ林や一本カラマツを行動の場としているこちら。

今朝も、氷点下29.5度で全国一になった中、身体に霜をまとってやってきてくれたのだが、
今回の大規模伐採に無関心でいるとは考えられない。

それで、残念の極だが、こちらも見納めの可能性大。

 

 

 

こんなジャンプも、見られなくなると思うと、気持ちが揺らぐ。

伐るべきか、伐らざるべきか、それが問題だ…。

 

 

 

 

 

 

今日は、そんなことを考えながら、厚く積もった小屋の雪を下ろした。

伐採工事は明日から。

明日も、シバレそうな予感がする。

 

 

 

 

 

 

 


小寒・松の内

2014-01-05 16:00:02 | ぐるりのこと

新玉の年が明けて、早くも小寒。

朝から晴れ上がって、ユー地区にちょっぴりぴりっとした空気が張りつめた。

朝方、7時前の最低気温で氷点下23.4度。

ユー地区の本格的なシバレはこれからだ。

西日が沈もうとする頃、カラマツ林が一瞬染まった。

 

 

 

 

 

 

朝方から夕刻までの一本カラマツ。

晴れ上がった今日は、どの時間帯でも画になってくれる。

今日も動画一本追加。(←動画)
カラマツ林を中心に、ぐるりの様子。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、そんな一本カラマツに今日もご滞在。

 

 

 

 

 

 

ここから遠望するポロヌプリ山。

古くは砂金を産した川が、幾条もこのお山から流れ出ている。

ポロヌプリとは、アイヌの言葉で「親なる・大きな山」という意味だ。

 

 

 

 

 

 

シジュウカラさんは、そろそろマイホームが気になりだしたのかな?

 

 

 

 

 

 

南西の中天に三日月がかかった。

寒に入ったユー地区、さて、松がある内に氷点下30度越えとなるか。

 

 


エゾリスざんまい

2014-01-04 15:04:13 | いきものたち

正月休み、朝から窓の外を見ている。

三匹が繰り広げる“エゾリス劇場”、これが見飽きないんだなぁ。

タイトル画像、ちょっとアート風に画像処理。

 

 

 

 

 

 

 

朝日が昇る前からやってきて、ヒマワリの種の海の中で朝食?

おお~い、撒きすぎじゃないかぁ~

 

 

 

 

 

 

いえいえ、このくらいで丁度いいんです。

なにしろ三匹分ですから…。

 

 

 

 

 

 

 

朝日が当たってきた。

耳毛やヒゲやしっぽがいい感じにキラキラしている。

 

 

 

 

 

 

あとの二匹さんは、こちら。

エゾリスの爪は思いの外鋭く、バトルのキズがカラマツの幹に残っている。

 

 

 

 

 

 

一本カラマツとエゾリスくんたちに朝日が当たる。(←動画)

 

 

 

 

 

 

 

前に手を組むいつものポーズ。

ま、これで“気をつけ”や、“バンザイ”していたらヘンなものだが…。

 

 

 

 

 

 

数日前のポーズも、ほれ、このとおり。

 

 

 

 

 

 

朝から、スマホかまえて撮影会が始まった。

それにしても、やっぱりやりすぎてない?ヒマワリの種。

 


元日の朝~2014~

2014-01-01 14:12:31 | ぐるりのこと

大晦日から10センチほど降り積もって、新雪に覆われた元日の朝。

一本カラマツも、雪の重みに横に広がる枝が雪面にくっついている。

そんな中、エゾリスたちのバトルはもう始まっていた。(←動画)

 

 

 

 

 

 

初日の出から数時間後の、雲間のお日様。

 

 

 

 

 

 

枝に、垂直に積もった分が大晦日からの新雪。

 少しでも揺らすと、大量の新雪のシャワーが降ってくる。

 

 

 

 

 

 

玄関前や窓下の除雪で、一年が始まった。

 

 

 

 

 

 

今朝もたくさんのベニヒワが、落葉松の松ぼっくりに取り付いている。

 

 

 

 

 

 

除雪で汗を流した後、そんな様子を眺めながらちょっとのんびり。

ここまで書いて思った当たり前のこと。

いきものたちや自然の世界では、盆も正月も関係ないということだ。

 

とはいえ、どちらさまも今年もヨロシク。