セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

彼岸入り春一番

2018-03-19 09:45:45 | 赤屋根サイロ

春の彼岸入りの昨日、ヒカタの暖風が一日吹いた。

5~7メートルと少し弱いが、ユー地区春一番と認定。

 

この暖気で、サイロの帽子落下。

大量の重い雪に引かれて、尖塔も折れ曲る。

十数年前に一度折れていた尖塔含めて大改装したが、屋根自体の老朽化が進みもはや改修は難しい。

 

 

 

 

昨年、少し傾いていたので、あるいはと思っていたが、現実となった。(上:今年、下:昨年)

以下、帽子が落下するまで

(特派員撮影)

 

 

 

 

下右から、左上へ。

 

同じく、落下前日まで。 

 並び順を逆にすれば見やすかったな。

 

 


赤屋根サイロ

2018-03-11 13:36:48 | 赤屋根サイロ

 

積雪が多いせいか、サイロに積もった雪が面白い造形を形づくっている。

これまで、いろいろのパターンを見てきたが、これははじめて。

 

 

 

 

雪の多さがわかる。

赤屋根サイロで思い浮かぶのは、これ。

(特派員撮影)

 

 

 

 

そうです。

カー娘が旋風を巻き起こした、お隣の国のオリンピック。

カーリング競技途中の「モグモグタイム」で、注目されたお菓子がコレ。

こちらは、赤いサイロでちと違うが、サイロつながり。

 

 

 

残念ながら、食べたことは、まだない。

 

 

 


弥生雨

2018-03-09 10:20:00 | 赤屋根サイロ

ユー地区の積雪深が、久しぶりに2メートルを超えた。

これまでの最深が昭和45年3月に記録した246センチだから、そうとう多い。

その分シバレは緩やかで、-30度アンダーの日は無かった。

 

この日は暖気に傾いて、夜半から雨。

サイロの帽子も、怪しくなってきた。

(特派員撮影)

  

 


冬空高く

2017-01-10 21:35:09 | 赤屋根サイロ

荒れる天気の予報。

朝9時半、ユー地区は未だその兆し無し。

 

青空に、赤屋根サイロと雪の白。

トリコロールカラーでキマリ。

 

ランドマークのサイロだが、上半身?がめっきりと荒れてきた。

戦後すぐに、粗悪なブロックを使って足し増しをしたためだが、
昭和ヒトケタ生まれの下半分はビクともしていない。

(特派員撮影)

 

 

 

 

 

 

冬空高く、陽は低く。

ユー地区積雪、あと一息で1メートル復活。

シバレ将軍未だ来ず。

 

 


遠景・近景

2015-04-14 16:31:11 | 赤屋根サイロ

早春というより、陽春の方が似合いの時期に至った。

それもこれも、暖かい日が続いているからだが、その内に春暖が顔を出し、
若葉、新緑の季節へと入っていくのだろう。

さて、家周りの雪も、軒下や陰になっていたところに残るだけになってきた。

 

 

 

 

 

 

定点撮影もしばらくしていなかった。

北向き軒下は、いつも最後まで残る場所。

 

 

 

 

 

 

でも、フロントの芝地にはけっこうな面積を残雪が占める。

建物や立木が、“逆防雪柵”の役目でも果たしたかな?

それでも、朝方と午後からでは、目に見えて減るのが解る。

 

 

 

 

 

 

けっこう残っていた、バックガーデンも時間の問題。

ペレニアルやバルブ系の花たちが、一斉に冬眠から覚めた声が聞こえるような気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今日のテーマは「遠景・近景」だが、何が?というムキには、ここにもヒントが
ある。

全ての画像に共通するのは…?

 

 

そう!「赤屋根サイロ」でした。

 

ユー地区の積雪量も、ついに10センチを切ってきて、今日中にどこまで減るか。

カウントダウンが始まった。(この後、18時に5センチ!まで減少)

 

 


雪化粧

2015-03-02 21:10:39 | 赤屋根サイロ

吹雪、晴れ、そして雪。

脱帽したサイロも、あばたの雪で化粧。

湿った雪が寒気でねっぱり、このような造形になったものと思われる。

 

 

 

 

アップすると、太陽の粒状班のような構造がよく解る。

 

 

 

 

 

 

 

定位置、定点撮影。

今シーズン最深積雪に近い状況。

いつもは、最深ともなると右の小屋の軒下が屋根に繋がるので、雪の少なさが
実感できるというもの。

 

 

 

 

 

 

そんなことは、関係ないカラス君、アカエゾマツの木の下でしきりと雪面を
つつく。

何をしているのかな?

何かうまそうな物でもあるのかな?

それとも、…

 

カラスの勝手でしょ!

 

あ、ハイ。

 


久々のシバレ

2015-01-16 21:16:50 | 赤屋根サイロ

久しぶりの、シバレらしいシバレ。

それでも、氷点下20度に届かず、-19.7度という半端。

山の端からお日様が顔を出す直前、柔らかに焼けた。

 

 

 

 

 

 

今日の定点撮影。

ちょっとポップに画像を味付け。

左下の鳥だるまも…

 

 

 

 

 

 

すっかり、痩せてしまった。

 

 

 

 

 

 

朝、7時27分現在で寒暖計は、-18度あたりを指している。

ちなみに、左側は華氏温度で、零度あたりとなっている。

華氏零度は、摂氏では-17.8度なのだが、これは華氏(ガブリエル・ファーレンハイト)が
冬の大変寒い日に観測した温度を零度としたためという。(ググり知識)

当時、華さんの住んでいたポーランドのダンツィヒは、ユー地区ほどにはシバレない地域
らしい。

 

この程度ならば、路駐の軽ワゴンのエンジンもスターターで大丈夫だろう。

 

 


錦繍サイロ

2014-10-13 11:02:31 | 赤屋根サイロ

“大きな台風が北上中”というニュースが流れている。

北の国、ユー地区にはその影響は及んでいないが、一方の季節は
深まるばかり。

黄葉する木々は黄色に、紅に色づく木蔦や木々は紅色に。

そして、その中間色と、針葉樹の深い緑と斜光線とがが相まって、
季節の色を紡ぎ出す。

 

 

 

 

 

 

木蔦の葉だけでも、これだけの色彩を見つけることができる。

 

 

 

 

 

 

彩度を思い切り上げて撮った画像だが、見た目はこちらに近い。

デジカメの“印象派”的表現とでも、言っておこう。

 

 

 

 

 

 

芝に落ちたカツラの葉裏に、朝の露が浮かんでいた。

 

 

 

 

 

ユー地区の北に鎮座するポロヌプリの山頂が白っぽく見えたので、“もしや”
と思いズームアップしてみたが、そう見えたのは光の綾か。

黄葉は進んだが、落葉松の黄色はまだ加わっていない。

手前の木々も、緑が強い。

サイロの木蔦が葉を落とし、落葉松が黄金色に変わる頃、この山の頂にも
冬の先触れが降り積もる日が来るだろう。

 

 


サイロの帽子と…

2014-02-02 21:33:57 | 赤屋根サイロ

赤屋根サイロに積もる、雪の帽子が大きくなってきた。

屋根の構造材もかなり老朽化しているので、過大な加重がかかるのは
ちょっと心配。

それでも、今シーズンは去年と比べると少雪。

何とか、しのいでもらいたい。

 

 

 

 

 

 

いつもとは、ちょっと違う角度で赤屋根サイロ。

天辺のベレー帽と、小屋根の帽子がつながっている。

 

 

 

 

 

 

いつもの平和な日々?。

三匹そろい踏みで来てはくれるのだが、場所取りバトルが激しく、
なかなか一枚には納まらない。

 

 

 

 

 

ようやく捉えたのが、この二匹様の画像。

“トムとジェリー”ではないが、仲良くケンカしな!

 

 

 


昨日の朝のサイロと

2013-08-20 21:16:15 | 赤屋根サイロ

昨日の朝は久しぶりに晴れ上がり、しかも涼風吹いて気持ちいい朝だった。

思いなしか、いつものサイロも輝き気味に見えた。

昨秋剪定した木蔦だが、一夏でこのとおり、またまたサイロの壁面をを覆う
ばかりの勢いで徒長している。

この勢いは、上にばかりでなく、近くの全てを覆うがごとくに及んでいる。

 

 

 

 

 

 

サイロに設けた出入り口のドアーも、既に蔦に盗られてしまった。

どこか、スタジオ・ジプリのアニメに出てきそうなたたずまい。

トトロや魔女のキキやアリエッティが出てきそうなこんな雰囲気は、
嫌いではないのだが…。

 

 

 

 

 

 

周囲の地面も、どこもかしこもとなると、根本的でもう少し厳しめの手当が必要かと。

 

 

 

 

 

 

それは、秋の宿題として考えておこう。

 

 

 

 

 

 

それにしても、小屋の赤屋根が朝日に映えてまぶしいくらいだが、相変わらず塗装は
壁の半分だけ。

強い日差しに、その境も判然としない。(梯子の左まで)

 

 

 

 

 

 

気持ちの良い涼風が吹いているので、ここは糸ススキに〆を願おう。

蒸し暑さと強い雨と、気持ちの良い朝が繰り返して、夏も終わりに近づいている。

本格的な秋が来る前に、あと二、三日の猶予が欲しい今日この頃…。

 


一歩動く

2013-03-30 15:56:57 | 赤屋根サイロ

赤屋根サイロ、帽子の重さと暖気に耐えきれずめでたく脱帽式。

それは、一昨日(28日)の午後のこと。

これで一歩、季節が動いた実感がしてきた。

 

 

 

 

27日のサイロ。
もはや、時間の問題だった。

 

 

 

 

 

 

それにしても、壁の傷みが進んでいる。
戦後の物資のない頃に、上半分を継ぎ足したのでブロックの質が悪い。

この手のサイロはめっきりと数を減らしている。
以前は、北の国の代表的な風景としてバターの箱などにも描かれたが、
時の流れとともに消えていくのもやむを得ない。

 

 

 

 

 

 

日差しが強い。

去年は29日、一昨年は驚異的に早い2月24日の脱帽。

 

 

 

 

 

 

カラマツ林の下からは、風雪に落とされた枯れ枝が日に日に顔を出してくる。

そのこずえに目が留まる。

 

 

 

 

去年のカラスの巣だ。

たちの悪いカラスが抱卵すると攻撃的になるので、放水で巣を落としてもらうが、
うまく逃れたものと見られる。

それとも、目立たぬようにひっそりと小ガラスを育てたのか。

 

 

 

 

 

 

近くの川は、いつの間にか黒い流れが現れて、川開けとなった。

これから雪解けとともに、どんどん水かさが増してくる。

 

 

 

 

 

 

頭を出してきたのは、ラズベリーの支柱。

この鉄棒は2メートル近くあるから、雪の厚さは推して知るべし。

 

 

 

 

 

 

今日も、煙突から淡く煙が立ち上る。

煙突自体は、毎年煤掃除を欠かさないが、このトップの部分だけは高所作業
になるので、2年毎に屋根屋さんなどに掃除を依頼する。

どうやら、かなりタール分が溜まっているようだ。

煙突が汚れるのも、一つの季節が終わりを迎えていることの一証左だ。

 

 


赤屋根サイロ彼岸入り

2013-03-17 14:34:00 | 赤屋根サイロ

週末ごとの吹雪・大雪・荒れ・嵐も、ようやく落ち着いてきたようだ。
暦をめくれば彼岸入り、北の国とて春は来る。

春が来ると言っても、積雪深はまだ170センチを超える。
赤屋根サイロのベレー帽もそのままだ。

そんなユー地区に、少しだけ青空が覗いた。

 

 

 

 

 

 

日が差す一瞬、風も日差しも、少しだけ和らいだ。

 

 

 

 

 

 

サイロも、西側は赤屋根トタンが現れてきた。

 

 

 

 

 

 

 

そうして、ベレー雪は大きく北東側にせり出して傾く。

この傾向毎年のことだが、今年のせり出しはいつになく大きい気がする。

 

 

 

 

 

 

画像では解りにくいが、近くの川では少しだけ水面が出てきた。

 

 

 

 

 

 

耳を澄ますと、さらさらと流れの音が伝わってくる。

氷の下で、大きなアメマスが悠々と泳ぐ様を想像する。

 

 

 

 

 

 

こちらでは、マイホームの下見に余念がない。
スズメたちは暦が無くても、季節となすべきことを識っている。

旧暦は、啓蟄の末候「菜虫(なむし)蝶と化す」とあるが、こればかりは
北の国ユー地区には通じない。

首都ではサクラの開花と紙面は伝えている。
サクラに至っては、二た月のずれがある。

追いかけ追いかけ、この地の季節も進む。

 

  


白髭サイロ

2012-11-03 21:49:51 | 赤屋根サイロ

数日前の強風で、大楡やサイロの木蔦からほとんど葉が落ちてしまった。
その後の雨もあって、ぐるりは落ち葉の海。

この頃のサイロが、いちばん締まらない。

葉を落としただけなら、そんなにも思わないだろうが、葉の柄だけが残って
何となく白髭じいさんのように見えるから。

 

 

 

 

 

といっても、もうすぐこの髭も落ちるのだが…。

 

 

 

 

 

 

カラマツは、もうすっかり色づいた。

すでに、はらはらと黄金色の葉を落とし始めている。

 

 

 

 

 

 

 

曇っていた空が、一瞬青空になった。
やっぱり、この木は青空バックが画になる。

特に、黄葉のこの頃は。

 

 

 

 

ちょっと、ドラマチックにフィルタリング。
風雲呼んで?何となくおどろおどろしい。

この後、また雲が厚くなり、ぱらぱらと雨模様に。

 

 

 

 

 

 

玄関先の雁木に置いてある風知草は、白髭ならぬ金髪に。

この草は、ある頃を境に一気に色変わりする。

これはこれでいい感じなので、もう少しここで働いてもらおう。

 

 


錦秋サイロ

2012-10-25 19:24:01 | 赤屋根サイロ

錦の衣を着飾った、赤屋根サイロ。
前回登場から一週間と経っていないが、この朝の霜が効いたか、
一段と色づきが鮮やかになった。

久しぶりの朝日も、彩りを増していると思われる。

 

 

 

 

 

木蔦の色は、もう一段濃くなると思われるが、赤・黄・緑が混在するのは、
今頃だけだろう。

 

 

 

 

 

 

ここは、もう少し片付けなければ。
いよいよ野良仕事も、仕上げモードにギアを入れ直すとするか。

そう思ってから、やや助走期間が要るので、週末前にその気になることが
大切だ。

 

 

 

 

 

ここから朝日が射すようになると、秋もようやく深まったかな。

 

 

 

 

 

 

枝の陰から、そーだ、そーだと烏啼く。

(ハシブトガラスさんは、「そーだ」とは啼かないので、念のため…。)

 

 


木蔦も色づく

2012-10-20 21:04:35 | 赤屋根サイロ

サイロ周りも季節らしい粧いになってきた。
じんわりと色づく木蔦。

この蔦を見ていると、植物が世界制覇者であることがよく解る。
適度に手を入れてやらないと、赤屋根サイロは蔦の要塞と化してしまう
だろう。

 

 

 

グラディーションの葉色を見る分にはいいのだが…。

 

 

 

 

 

 

黄葉ランナーの先頭を走る、イタヤカエデ。

一段と、色づきが進んできた。

 

 

 

 

 

 

今日も、朝方からストーブに火を入れる。

でも、窓を開けるほどの暑さになったので、昼前に熾きにした。

 

 

 

 

 

 

最近、大量のダイコンの始末に追われている。

畑でできたり、もらったりが重なり、週末は「白い者」との時間が多い。

上は、干しダイコン。
干してそのままでも美味しいらしいが、ピリ辛系の漬け物にもしようかな。

 

 

 

 

 

こちらは、皮むき→乾燥→塩漬け→べったら、糟漬け系になるものと思われる。
「思われる」というのは、状況を見ながら作業方針が決まるため。

それで、来週末には、また「白い者」の作業が待っている。

本物の白い者が来ないうちに。