青空なのに雪が降ったりと、くるくるお天気が変わる。
積もっていた雪も、数日前に雨が降ったりして、ずいぶん
嵩が減ったが、そんなことでぐるりは白いまま。
デッキにも、新雪がうっすらと。
日陰には、つらら。
雪も已んだので、
浅い雪をもうけものと、庭を一回り。
葉脈だけ紅葉を免れたアイビー。
根付きから増殖に転じたエリカ。
クロエゾマツ(若しくは単にエゾマツ。左)とアカエゾマツ(右)。
幹の色の違いが名前の由来だが、葉の形状もやや異なる。
上の二つを並べたような画像だが、実は左がアカエゾマツで、
右はトドマツ。
トドマツも、その木肌が海獣のトドの肌と似ているから名付けられた
ようだ。
ユー地区の針葉樹は、この三種と移入木のカラマツが殆どを占める。
これらは、共にマツ科だが属は異なる。
トドマツ:マツ科モミ属
(クロ)エゾマツ:マツ科トウヒ属
アカエゾマツ:マツ科トウヒ属
カラマツ:マツ科カラマツ属
季節的にはクリスマスツリーだが、本家は「モミの木」。
この辺りでは、代わりに同属のトドマツということになるのかな。
モミの木は、ドイツ語では「タンネ」だから、トドマツが多い森を、
「タンネの森」と呼んだりする。
色が付いたものといえば、ブルーベリーとミズナラの葉くらい。
この二つの木に共通点はないが、早々と葉っぱを落とす個体と、
このように雪が降っても葉を残すものがある所は似ている。
カラマツ林もすっかり葉を落として、ご近所が少し見通せるように
なった。
でも、これから雪が降り積むようになると、また見えなくなるから、
今と、春の芽吹き前限定の光景となる。
午後、日が傾きかけた頃には、デッキの雪も無くなっていた。