セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

エゾリスの朝

2014-02-26 21:08:54 | いきものたち

あわただしい朝の一時、いつもやってくるエゾリス・チビトト。

最近は、暖気で雪も締まったためか、雪上でもころころと遊ぶ姿が見られる。

どこをアジトにしているのか、未だにわからないが、このあたりにベースキャンプを
設営しているのは確実。

朝の一時、エゾリス・チビトトを追った。

 

 

 

 

 

 

 

 

木デッキには、スモモやイヌエンジュやシラカバの木を渡りながら来るのだが、雪が締まって
堅いと、こんな風に雪の上を走ってくることも。

 

 

 

 

 

 

一本カラマツが無くなってしまったので、そのあたりまで来て腑に落ちない様子。

最近は、この辺りで最大のハルニレの上で見かけることも多くなってきた。

 

 

 

 

 

一本カラマツほど近くないが、遠目にくるくると追いかけ回すのが見られる。

やはり、大きな木はエゾリスたちにとって安心できる場所なのだろう。

その下にはすぐに道路が走っているが、行き交うクルマや人たちは頭上の
バトルに気づいているのかな?

 

 

 

 

 

 

エゾリス・チビトトたちの朝。

♪モーニング・モーニング、キミの朝だよ~

一瞬、古い歌の歌詞がよみがえった。

 

 


一段落

2014-02-23 21:06:05 | 雪・シバレ

寒さも雪も落ち着いて、一段落。

とは言っても、昨日一日で終わらなかった雪始末を午前中で片付ける。

玄関から続く雁木スロープは、左側の格子状のラティスがなければ屋根からの
落雪がなだれ込んでいただろう。

特に計算した訳ではないが、結果、丁度良い雪止めになっている。

 

一時は2メートル近くあった積雪も、ここ数日で1.5メートルほどに目減りした。

一段落だ。

 

 

 

 

 

 

気になっていた小屋の屋根も、二馬力?で片付ける。

左側、ちょっと残したのは、明日の予報が「気温上がり暖気に」というものだったから。

自然に落ちたなら、お立ち会い。

 

 

 

 

 

 

晴れて空気が澄んでいるので、ポロヌプリの山並みもスッキリ見える。

厳冬期に登ったことはないけれど、こんな天気ならR尻のお山やOH海の流氷も見える
ことだろう。

 

 

 

 

 

 

夕刻、少しだけ冬雲が焼けた。

 

 

 

 

 

 

残ったカラマツ林も、少しだけ色が付いて見えた。

エゾリス三匹、この林のどこかに雪穴でも掘っているのかな?

 

 

 

 

 

 

夕焼けは、雪煙たなびくポロヌプリの頂上も照らし始めたようだ。

 

 

 

 

 

 

【そして…】

翌日は予報どおりの暖気で、日中温度がプラスの3度オーバーまで上昇し
屋根の残りの雪も無事落下。

今シーズンは、もう大丈夫と思われる。

 


日差し高く増す

2014-02-22 21:08:14 | 薪・ストーブ

朝から晴れ上がって日差しがまぶしい。

南中時には、氷点下2度ほどまで気温が上がった。

サイロに積もった雪にできた幾重もの横筋は、春に向かっているしるし。

 

 

 

 

 

 

雪の小径の方がだんだん高くなって、小屋への入り口は下り道。

 

 

 

 

 

 

周りが高くなるので、小径も踏みつけながら高くなる。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、積もった雪を跳ね上げるので、径の高さはそれほど変わらないが、
両脇の雪は見上げるほどになっている。

それには、ちょっとした訳が…。

 

 

 

 

 

 

 

去年の秋に仕入れた薪運び機。

空気入りの幅広タイヤとはいえども、径面(みちづら)が堅くなければ沈んでしまう。

それで、薪小屋からデッキまでは雪が積もっても、踏みつけずに長柄のスノースコップで
跳ね上げ除雪。

昨シーズンまでは、大型のトートバックで何回にも分けて運んでいたので、回数も取り回しも
ずいぶん楽になった。

 

 

 

 

 

 

 

階段の蹴上げ高よりタイヤ径が僅か大きいので、この段差も何とか転がすことができる。

薪小屋から運んだ薪は、デッキ上のこの簡易式薪棚に一時ストック。

 

 

 

 

 

 

一時ストックした薪をこのテーブルに乗せておくと、部屋の中のボックスにスムーズに
運び入れることができる。

薪を運び入れる動線というのも、日常的に薪ストーブを使う大事な要素。

ちなみにこのテーブルは、エゾリスくんやカラたちへの給餌場所でもある。

 

 

 

 

 

 

と、講釈垂れている内に、一間×四間の薪小屋もずいぶん中身が疎らになってきた。

そろそろ、次シーズンか、その次のシーズン用の薪を算段しなければならない時期が
やってくる。

 

 

 

 

 

 

日差し強まり、高く、日々増してくるのを実感する。

春への階段上る…、そんなのんびりしたことを言っていると、一気に荒れ始めるのも
また、この季節。

 

 

 


大雪の後の大雪

2014-02-17 20:57:39 | 雪・シバレ

ユー地区、“少雪傾向”を“平年並み”に修正したのは先週のことだが、今週に入っても
降雪の衰えは見えず、ここに至って“多雪傾向”に再修正が必要になってきた。

昨日から今朝にかけての降雪は、一日で40センチ以上に及び、先週分を合わせると
1メートル近く積もったことになる。

今朝で、ユー地区の積雪は180センチを超えた。

 

 

 

 

 

 

エゾマツもすっぽりと雪が積もる。

 

 

 

 

 

 

こんな大雪の中、雪まみれになってやってくるエゾリスくんたちもいるので、デッキの雪はねは
朝イチの仕事になる。

軽い新雪をどんな風に掻き分けて来たのか、想像するだにほほ笑ましい。

 

 

ということで、昨日撮ったサービスショットを二枚追加。

 

 

 

 

 

 

 

暗くなってから家に戻ると、玄関先の雁木からフロントに抜ける小径が屋根からの雪で
埋まっていた。

すぐに、スノーダンプのお出ましを願ったが、両脇が立ってきて、残りの雪を跳ね上げる
のも億劫になってきた。

あと一息、弥生三月の声でも聞こえてくれば、日も和らぎ雪の嵩も減ってくるのだが…。

 

 


大雪の後は

2014-02-11 16:31:07 | ぐるりのこと

昨日一日で40センチを超える雪が積もった。

“少雪気味”と言っていたが、これで“平年並み”になった。

午前中タップリと、午後からも若干雪始末が残った。

 

一段落したところで、久しぶりにスノーシューを引っ張り出して、残ったカラマツ林に
足を踏み入れてみる。

 

 

 

 

 

 

こう眺めると、以前と変わらないように見えるが、道路側とお隣さん側を先月伐採したので、
カラマツ林は半分ほどになってしまった。

それでも、カラ達が枝を渡って、明るい囀りで鳴き交わしている。

ぐるっとカメラを回してみる

 

 

 

 

 

 

カラマツ林と言っても、エゾマツやトドマツと混交している。

右手前は、種から植えたオニグルミで、左の葉っぱ付きはドングリから植えた
ミズナラだ。

木というのは、育ち始めると早い。

 

 

 

 

 

 

カラマツ林にも、庭の木にも雪の影響は目に見えるように出ていた。

樹齢を重ねたカラマツの枝は折れやすいので、大風の日は気をつけなければ
ならない。

右は、スモモの横枝だが、こちらは裂けはするが、枝が落ちるようなことはない。

いずれにしても、こうなれば春先にチェンソーのお出ましとなる。

 

 

 

 

 

 

 

こちらも、苗から育てたシラカバだが、下枝がうるさくなってきたので、長柄のノコで
切り落とした。

雪が積もっている今の季節は、足場がその分高くなり、木自体の生育も止まっている
ので、剪定するにはいいタイミングだ。

春先にこれをすると、切り落とした枝元からいつまでもキシリトール入りの樹液が流れて
止まらない。

 

 

 

 

 

 

カマボコ屋根の小屋の雪下ろしは、今季3回目。

簡単な構造なので、こまめに下ろさないと潰れてしまう。

スノーダンプが使えるので、見た目ほどの手間ではない。

 

 

 

 

 

 

サイロの方はずいぶん積もったが、自然落下を待つのみ。

右の小屋は一度下ろしたので、まだしばらく大丈夫。

 

日脚が延びたといってもまだ如月の半ば。

午後4時を過ぎると、お日様も西に傾く。

 

 

 

 

 

 

 

わが家に入るライン数条。

近くの電柱から延びる三本は、電話(鉄線:使用していない)、ブロードバンド用グラスファイ
バー(光電話、パソコン)と、イー町独自のファイバーケーブルで、地デジと独自放送のケー
ブルテレビ、災害時などの一斉伝達用の音声告知端末などが提供されている。

別立ての一本は、電力会社の電気用。

数年前までは、情報格差地帯だったこの地区も、ケーブル経由の各種情報は大都市並みと
なった。

便利な世の中、といってしまえばそれまでだが、小学生低学年の頃はテレビも無かった訳で、
お陰で、東京オリンピックはリアルタイムで見ることはできなかった。

“三丁目の夕日”を見ていると、同じ時代でも東京下町とユー地区の違いがあまりにも大きい
ので、そのギャップと懐かしさが“ないまぜ”になる。

 

さて、次の東京オリンピックの頃は、どんな風になっているやら。


氷点下32.7度だったけれど…

2014-02-08 16:34:11 | 雪・シバレ

この日はユー地区で今シーズン一番のシバレだったけれど、上がいた。

H加内は33.8度、S鞠内で33.4度。

それで、ユー地区は“銅メダル”。

どちら様も、常連さんなので、こんなこともあるさ。

 

どんとシバレた日は、こんな上天気になることが多い。

ダウンを着込んで雪の始末をしていたら、汗ばんできた。

汗をかかない程度に薄着にするのが、冬の外仕事のコツ。

 

 

 

 

 

 

横に枝がはるスモモの木。

エゾリスくんたちは、最近ではこの木を伝ってトムとジェリーごっこ?をしている。

 

 

 

 

 

 

連日の寒さに大活躍してくれている外煙突。

感謝の気持ち?で見上げていたら、目の端に何か止まったものが…。

 

 

 

 

こんなところに作っていたのか。

気づかなんだ。

 

 

 

 

 

 

  

いつもの癒し系を二コマ。

ただし、昨日の朝の画像。

昨日は-27.8度まで下がっていたが、チビトトたちはお構いなし。

寒さに構っていたら、ここでは生きていけないので、それも当たり前か。

 

なお、ユー地区積雪は120センチほど。

去年と比べるとずいぶんと少ない。

 


シバレの朝に

2014-02-05 21:15:50 | 雪・シバレ

今朝はまずまずの、氷点下28.8度(4時48分)。

デッキ側からの出入りはこのガラスドアからになるが、ペアガラスとはいえ
ここでは完全断熱には届かない。

そこで普段は、左側に見える建築資材用の断熱材で寒さ対策をしている。

この日は少しシバレたので、断熱材をはめ込んだガラスドア側には線を引いた
ように霜が付いた。

断熱材を外すと、この霜もすぐに溶け始めて結露するので、露が垂れる前に
拭き取らなければならない。

同じ寒冷地仕様でも、ここユー地区での仕様基準はもっとキビシクしないと。

 

 

 

 

 

 

 

そんな朝にもやってくる、シジュウカラ(左)と、シジュウカラ似のヒガラ(右)。

前々日が節分だったので、名残の落花生が見えているのがご愛敬。

 

 

 

 

 

 

こちらも毎朝日参で、おはよう!

三匹入れ替わりでカロリー補給。

この時期、高カロリー脂質系のヒマワリ種でもかじってないと、乗り切れない?

でも、野生のエゾリスたちは、こんな食堂付きの暮らしはしていないのだから
大変だな。

 

 そんな朝だが、外置きクルマのエンジンは、何とか掛けることができた。

シバレにクルマが馴染んできたものと思われる。

 


サイロの帽子と…

2014-02-02 21:33:57 | 赤屋根サイロ

赤屋根サイロに積もる、雪の帽子が大きくなってきた。

屋根の構造材もかなり老朽化しているので、過大な加重がかかるのは
ちょっと心配。

それでも、今シーズンは去年と比べると少雪。

何とか、しのいでもらいたい。

 

 

 

 

 

 

いつもとは、ちょっと違う角度で赤屋根サイロ。

天辺のベレー帽と、小屋根の帽子がつながっている。

 

 

 

 

 

 

いつもの平和な日々?。

三匹そろい踏みで来てはくれるのだが、場所取りバトルが激しく、
なかなか一枚には納まらない。

 

 

 

 

 

ようやく捉えたのが、この二匹様の画像。

“トムとジェリー”ではないが、仲良くケンカしな!

 

 

 


月、変わり

2014-02-01 21:08:25 | ぐるりのこと

月が変わった最初の日、軒下の雪始末から始まった。

それでも、例年から見るとずいぶん少ない。

去年は雪の降る周期が、一週間単位で巡ってきて、土日・土日で
大汗をかいたものだった。

今週は、途中で雨が降ったりしたので、軒下の雪は締まって重い。

重いが、始末はし易い。

 

 

 

 

 

 

軒下の雪かきを始めた頃の屋根。

うっすらと積もった雪が、気温が上がるにつれて融けだした。

 

 

 

 

ややすると、雪解け競争のようになり、…

 

 

 

 

30分もすると、すっかり無くなってしまった。

軒下仕事で、その雪解けの滴が首筋に落ちたりすると、冷やっこい。

 

 

 

 

 

 

朝の内は、少し陽が射していたので、ホコリ取りのモップのような尻尾が透けて
見えていた。

デッキの雪かきは、このお客さんが帰ってからにしよう。