ユー地区の小さな市街地には、幾筋かの川が流れているので橋も
たくさん架かっている。
いつもは、一番北側の橋からの景色を載せているが、タイトル画像は
南から二番目の「見送り橋」からの眺め。
この橋は、太鼓橋とまでは行かないが、ややアーチ状に真ん中が
膨らんでいる。
両側の道路が低いので、そのまま橋を架けると大水の時に水を
かぶるからだ。
真ん中の橋のたもとに、モニュメントが建っている。
通称「温度計モニュメント」と呼んでいる。
現在気温と、その年の最高気温、最低気温がデジタル表示される
優れものだ。
ユー地区、特に冬のシバレが厳しい地区なのでみんなで見て実感
しようという発想か。
雪に隠れた部分には、これまでの全国最低気温の記録プレートが
取り付けられている。
この日、昼過ぎの気温は氷点下5度。
でも、朝方には氷点下32.5度と、この冬二番目のシバレを記録した。
もちろん、この日の全国一番だ。
朝の最低気温から、一気に27度も気温が上がったことになる。
最高気温は、2月7日のプラスの4度。
日が長く、高くなってくるにつれて、ここの部分に表示される気温も
大きくなっていく。
いつもの、北側の橋からの眺め。
川が開いて、流れが見えるようになるのは、まだちょっと先のことだ。
カラ達も、頻繁に来てくれるようになった。
デッキにばらまいているヒマワリの種が目当てだ。
それでも、甲高いさえずりを聞くと次の季節が近いことを実感する。
三月に入ると、季節は大きく動き出す。