セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

錦衣のサイロ

2009-09-27 21:35:45 | 赤屋根サイロ
サイロのキヅタの紅葉が始まった。
一枚の葉が赤くなりかけたと思っていると、数日後には上へ上へと伝染し、後は一気に赤くなる。



特にこの時期は、緑の葉と紅葉のコントラストが見事だ。
錦の衣をまとった、という表現がぴったり。




オオカメノキは渋い赤。
ブルーベリーも何枚か色づき始めた。



サイロの横では、ユウゼンギク?とコルチカムが今を盛りと。



焚き木つくり

2009-09-27 20:37:41 | 薪・ストーブ
これは、何かと問われたら…。
「焚き木作り台」とでも呼んでもらおう。
わかる方には、わかるシロモノ。


雪解け後や大風の後には、カラマツやハルニレからたくさん枯れ枝が落ちる。
そのままにすると、下草刈りの邪魔になるので拾っておく。


一部は、杭や花の手に使うが、残りはこんな風に。





そこで、自称「焚き木作り台」が活躍する。
少し湾曲してガーデン素材に向かない枕木に、等間隔に板をネジ止めしただけのものだが、
この台の上に枯れ枝を並べて電動チェンソーで切ると、同じ長さの焚き木が一遍にできる。
以前は、手ノコなどを使っていたが、この台のお陰で産業革命?的な効率が得られた。
何より、長さが一定なので始末しやすいのが良い。



カラマツの小枝は、パチパチとはぜてなかなか賑やかな焚き木(焚きつけ)になる。



台は、リアカーで移動できるので、「出張焚き木づくり」も可能。
こちらでは、ボケたサキリや古くなった根曲がり竹の「豆の手」を処理。

冬になりかけの季節には、火力の弱いこんな薪がちょうど良い。

小春日和…

2009-09-23 21:28:37 | ぐるりのこと
秋の空気に変わり、数日前に軽く初霜も降ったというが、暖かな一日。
デッキ横のカツラや、サイロの向こうのアカダモ(ハルニレ)も、
黄葉が進んでいる。


この頃になると、カツラの葉からは芳香が漂ってくる。
密やかな甘い香りなので、気付かない人も多い。



デッキの板の間から、レモンバームが顔を出した。
レモンバームの影も長くなっている。


セイヨウシラカバの根元を覆うアイビーは、
つややかな葉を繁らせ、四方へとツルを伸ばしている。



カラマツ林では、アカダモ(前出)やイタヤカエデに色が付き始めた。
シラカバからの落ち葉も日増しに多くなってきている。



涼しくなってきたので、庭仕事を少し。
残り少なくなっている枕木が腐ってしまわないうちにと思い、
芝生への通路に並べた。

ついでに、島のように残ったスペースに石を埋め込んでロックガーデン風に。
こういった作業は、涼しく、虫の少ないこの時期からがベスト。

小春日和のこんな日は、庭仕事少しでのんびりが
いい。



タイトル名は?

2009-09-14 21:50:06 | 庭・ガーデン
有名ファームに行った折購入の変わりトリフォリウム二種。
増やしてからグランドカバーに植えようと鉢で育てているが、
繁殖力旺盛で、土におろすのを少々ためらっている。
元を正せばシロツメクサだもの。

さて、今回は、このスレッドのタイトル名は?という趣向。



いつもの暴れん坊ラミウムと、少々虫の喰ったブルネラの葉っぱ。



正式名称不明のギボウシと、花の終わったヒューケラ二種。



こちらは、ツルニチニチソウ二種。
植えた頃と比べると、数百倍に増えていると思う。
雑草を抑えるグランドカバーとしては優秀。



いきなりセロリ畑?(ウチ的定番野菜)
同じ苗から育てたのに、手前の株をよーく見ると…。



変わりカキドオシと、路地で何とか越冬できるアイビー。
ハハァ…







これらに共通することと言えば…?



そう。
「葉っぱ」、ではなく「斑入り」!


実は、ついこの間、何となくガーデンを見ていて斑入り好きであることに気付いた。


ということで、タイトル名は、「斑入り記念日」。


冬支度

2009-09-06 20:56:01 | 薪・ストーブ
気の早いタイトルになったが、アリンコ的生活者にはそうでもない。
天候が優れず(気が乗らず)割って積み上げてあった薪を小屋の周りに積んだ。
今年は、天候不順もあって、ずいぶん雨に当ててしまった。
濡れて乾いての繰り返しでも、結局は乾いてくれる。



小屋の北西側には、去年の薪。
割ったままつみっぱなしだったので、さすがに色気が悪い。
すぐに焚けるまで乾燥しているが、これは来年へ。




北東側の壁には、今日いただいた廃材の束を。
1尺5寸に切ってあるので、そのまま焚きつけにできる。
これだけあると数年は保ちそうだ。
ありがたいことに、少しずつこういったものが集まってくるようになった。
もらい手がないと、廃材としてお金を払って処理することになるという。
もったいないことだ。




東南側、サイロとの間のスペースには、ほとんど去年と一部今年の薪。
ナミトタンの大きさ(約1間×半間×枚数)に合わせて積むのがコツ。
きちんと薪が詰まっていないと、雪でつぶれてしまう。
廃タイヤも、こんな時には役に立つ。




こちらの車庫の側と後ろも借りて、今年の薪を積む。
これも来年の薪になる。
側の小径木を切ったものは、もう少し寄せて積んで屋根を掛ける。

その傍らには、マサカリでは割れないコブ持ちが少し。
こちらは、もう少し涼しくなってからチェンソーの出番となる。
コブは、手間はかかるが、一番火保ちがいい。
薪割りの台にした立派な玉(輪切りにした丸太)も最後には全部割る。




今シーズンの薪?
小屋の西南側が、1間×4間の薪小屋で、ここに納める。
今年は、去年作ったカラマツの薪が主役。
何かと評判の悪いカラマツ薪だが、どんなものか。

ということで、木質燃焼系鋳鉄製手動暖房(いわゆる薪ストーブ)の準備をほぼ終えた。
後は、シャワー使い、缶ビールを空けるだけ?


初秋・四線湿地

2009-09-05 22:05:13 | 野の草や花
久しぶりに四線湿地に出かけた。
秋草が茂って歩きにくい。
一番最初に目に飛び込んできたのは、クロバナハンショウヅルのもじゃもじゃ。
実は、これを見に来た。


秋の日差しを浴びて、綿毛が光っている。
四線湿地は、貴重な自生地。
幸いなことに、山菜の時期を外れると誰もここには入ってこない。(多分)



サワギキョウとクサレダマ。
名誉のために云うと、クサレダマは腐れ玉ではない。
「草のレダマ」の意。
レダマという木本植物に似ている草本植物ということで、
こんな名になったらしい。



ヨツバヒヨドリとサワヒヨドリ(多分)。
こちらは、親戚同士。
ヒヨドリの鳴く頃に花が咲き出すので付いた名だという。

山頭火風に…、
「花にもヒヨドリがあったか」

影のびる

2009-09-03 22:09:18 | 一本カラマツ
空気の色が変わり、朝夕の木々の影も伸びてきた。
長月というのは、夜長月の意だったと思うが、こんな朝は影長月が
合っている。

本当は、夜の長さよりも昼の短さ、日の短さを感じているのだが…。

陰暦長月は、十月頃に相当するのだから、今の季節にそれを感じるのは
少し早すぎるのかも知れない。

フロントガーデン

2009-09-02 21:46:25 | 庭・ガーデン
またの名を、前花壇。
(そのままです)

広くはない花壇だが、エキナケアを中心に咲きそろった。
この花々は、雨風に強いのでこの状態がかなり続く。



画像が少ないので大きめに。
エリンジウム(右下)やアニスヒソップ(左中、上)、ロシアンセージ(上右)の
青が少し効いているかな。

エキナケアは、ドライになるまでこのままにする。
雪の帽子をかぶったりすると、ちょっと良い。

カラマツの下草(その2)

2009-09-01 21:36:38 | 野の草や花
カラマツ林の縁にエゾノシシウド(多分)が並んで咲いている。
昨年はなかったと思うけれど…、どうだったかな?


花をアップすると、何か似てるような…?
そう! ○ッキー○ウス!



同じセリ科のオオハナウドは、花どころか種も終わりに近づいている。



名前が特定できない白いキノコも最盛期。



夜咲く花もいいもんだな。



困ったものを見つけてしまった。
ツタウルシだ。

増えないうちに(かぶれないよう)ゴム手をはいて抜いてしまうか、
真っ赤に(キレイに)紅葉するまでもう少し待つか、
それが問題だ…。

見渡すと、夏を過ぎたカラマツ林があった。