灰で汚れた雪の上に、まっさらな新雪が積もった。
もう雪の上も、随分と締まって歩きやすくなってきたので、
カラマツ林を歩いてみた。
気持ちの良い朝だ。
ほんわりと枝の上に新雪が積もって、化粧を施したようだ。
雪の反射が眩しいので、顔をしかめていたら
顔面が凝ってしまった。
それで、早々に家路につくことにした。
(家路といっても数十メートルの戻りだが…)
〆は、一本カラマツに任せておけば、だいたいは絵になる。
灰で汚れた雪の上に、まっさらな新雪が積もった。
もう雪の上も、随分と締まって歩きやすくなってきたので、
カラマツ林を歩いてみた。
気持ちの良い朝だ。
ほんわりと枝の上に新雪が積もって、化粧を施したようだ。
雪の反射が眩しいので、顔をしかめていたら
顔面が凝ってしまった。
それで、早々に家路につくことにした。
(家路といっても数十メートルの戻りだが…)
〆は、一本カラマツに任せておけば、だいたいは絵になる。
最後に残っていた小屋の雪が落ちたかと思ったら、屋根の
トタンを巻き込んでのファイナルとなった。
以前から雨漏りが気になっていたが、思った以上に錆が進んで
いたようだ。
左手前の雪が落ちた勢いで、トタンまで剥いでしまった。
この小屋の屋根のトタンは、以前畜舎に使っていたものを裏返して
再利用したものだ。
多分、40~50年は以前のものだから、仕方がない。
何れ、張り替えしなければならないが、ここは一時的に凌ぐことに
しよう。
雨漏りを考えると禁じ手だが、トタンを戻して釘で留めた。
春の大風に飛ばされなければいいが…。
遠目には、何と言うこともないが…、
これだけ錆びると、再々利用は難しい。
少し家を空けて帰ったら、一週間前に撒いた灰の効果か、融雪が進んでいた。
単に暖かい日が続いたから、と言うことかも知れないが、まあ、どちらでも
いいさ。
ちなみに、タイトル画像で地面が見えているのは、車を露駐している場所
だから。
家の前の道路は、ざくざく状態だ。
大きな問題ではないが…。
小屋の状況。
これ以上積もっていたら、軒先がくっつくのがよく解る。
例年では、屋根の雪が落ちるように軒下の除雪が必要なのだが、
今年は、大丈夫だった。
デッキ周りも雪が空いてきた。
ストックの薪も少なくなったが、何となく余裕。
寒気が緩んできたし、無くなれば薪小屋まで行けばいいことだから。
ブルーベリー、ラズベリー園の様子。
少雪とはいえ、まだまだ雪が厚い。
雪面が凸凹になってきたのは、融雪が進んでいる証拠だ。
スモモの幹の周りの雪が溶けて輪になってきた。
樹に体温?があるわけではなく、日の暖気が幹に反射して周りの雪を
溶かしたものだ。
こんな現象を、何とか言ったが忘れた。
お彼岸にはまだ早いが、気温が上がって雪が溶け始めたので
融雪剤代わりの木灰を撒いた。
毎年、春先の恒例だ。
去年は3月20日だから、1週間ほど早仕事か。
新雪が降れば融雪効果はないが、芝の上なので肥料代わりになる。
灰撒きの灰は、薪ストーブの木灰だ。
一冬分を溜めると、この灰バケツに3杯ほどになる。
ワラビのアク抜き用と、畑・園芸用に1杯分を残して、後は数回に
分けて撒く。
原料が薪なので、ほとんど不純物は入らない。
雑多の物を燃やすゴミの焼却灰などは、山菜のアク抜きなど口に入る
用途には使えない。
車庫前にも撒く。
数日の暖気で、路面が出てきている。
薪棚の上の雪も暖気で落ちる。
こちらに灰が付くと、薪の行き先(薪小屋、薪ボックス、ストーブのある居間)が
汚れるので、風向きを見て掛からないようにする。
いつもの雪景色だが、午後の斜光を浴びて角?が取れてきたのが分かるだろうか。
やはり、北の春は日差しから来るのだろう。
ここの空は、こんなに青いのに、
木々の枝は、春に向かって芽吹きの準備をしている時なのに。
双子のようなシラカバたちは、その青空に向かって枝を広げている。
何事もなかったように。
スズメたちも、小枝を渡りながら鳴き交わして巣探しに余念がない。
そんな春待つこの時に、深い海の底のそのまた底で震えが起きた。
地殻にとっては小さな咳(しわぶき)に過ぎないのかも知れないが、
ニンゲンには余りに大きな雷(いかずち)。
幾千回も繰り返されたのだろう自然の猛威に、圧倒的な無力さを思う。