ここ数日涼しい日和が続いたので、一気に薪積みを終えた。
「お盆前には」と、思っていたので一安心。
雪のある内に地元の材木屋さんに頼んであった薪が、6月に届いたものだが、
ありがたいことに、小割りにしてあった。
当たり前だが、割ってある薪は、丸太や玉切り薪とは大違いということに改めて
気付かされた。
トラック二台の薪だったが、積んでみると高さと奥行き1間(約1.8m)、幅4mちょっとの
量になった。
屋根代わりに波トタンを使うので、奥行き1間弱という規格は重要だ。
この薪では、5列に積むのがジャストサイズとなった。
ざっと見たところでは、ワンシーズン以上のボリュームはありそうだ。
こういった薪がいつも手に入る訳ではないが、ありがたい。
ある程度乾燥した堅木のいい薪だ。
わが家のストーブには少々小振りだが、贅沢は言っていられない。
去年の薪仕舞いが、10月だったと記憶しているので、今年の早さは、
格別だ。
上段、去年の薪。
下段左は、一昨年の薪で、右は焚き付け用の端材。
薪集めには苦労するが、これで、三シーズンは大丈夫と見た。
男の甲斐性を、薪の量で量られる時代があったそうだが、このくらいでは
まだまだ?
甲斐性を示すのは、大変だ。
薪小屋には、まだ古い薪があるので、今シーズンはこれを焚いて
しまおうと思っている。
焚いた後から、新しい薪を運び入れるので、どうしても奥の方に
古い薪が溜まってしまう。
ほとんどが堅木薪なので、ぼけることはないが、何年も置いて
ワインやウイスキーのように熟成するものでもない。
今シーズンの功労者は、この半ゴム手袋だ。
数年前からホームセンターなどで出回っている、薄手の化繊生地に、
これまた薄くゴムをかけた新種のガーデングローブだ。
これまで、革手袋を使っていたが、今年は薪割りの手間がなかったので
これで積んだ。
皮手よりも安いし、案外丈夫で、皮と違って濡れても気にならない。
しかも、本来目的の庭仕事にも使えるのでお薦めだ。
手袋の甲には「グリーンフィンガー」とある。
売り場の横には、オレンジやら赤手袋が並んでいたが、「オレンジフィンガー」
「レッドフィンガー」となっていたかは、思い出せない。
「ゴールドフィンガー」は、ダブル・オー・セブンだったかな。