屋根の雪、いくらトタン葺きで角度があっても、幾つかの条件が
揃わないと落ちてくれない。
大きくは外気温の高さだが、ユー地区のような寒冷地では、
この時期にそれを望むのは、無理というもの。
特に、無住の小屋は中からの暖気が屋根に伝わらないので
なおさら。
斯くして、スコップ片手に屋根に上がってとなるが、北の国?
には、もっと優雅?な方法がある。
(特派員撮影)
そこで威力を発揮するのが、寝待ち式。
小屋に備え付けの、薪ストーブをがんがん焚くと、数時間後には
このとおり。
果報は寝て待て、ということか。
ただこの方式、軒が雪でつかえていると使えない。
積雪地では、ある程度の軒下の高さが必要だ。
ちなみに、お隣の赤屋根サイロの雪は、年明け3月まで落ちない。
受験生の願掛けには、丁度いいかも。