セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

黒、赤、白

2013-07-31 21:34:29 | 庭・ガーデン

黒・シングルのホリホックが開き、隣に、赤・ダブル(八重)が開いた。

花はなかなか良いのだが、葉は日照り気味で水分が不足したせいか、
斑点病らしき病変が出て無惨な状況になっている。

斑点病の病因はカビのようだが、効果的な防除方法はネット検索しても
なかなか出てこない。

 

 

その葉の状況。

裏側はもっとひどく、茎の一部もやられていて、下の方の葉は枯れて
落ち始めている。

去年、苗で植えたときには、こんなにひどい病葉にはならなかったの
だが…。

 

 

 

 

 

 

赤色つながりで、レッド・カーランツもルビィのような輝きを放つようになってきた。
(ルビィ…、見たことないが…)

この状態で収穫もいいのだが、酸っぱいベリーなので、もう少し熟させるとグッド。

 

 

 

 

 

 

一方、ホワイト・カーランツは、赤より一足早く熟期が来る。

カーランツ(かりんず、フサスグリ)は、いち時に大量に収穫できるので、ジャムなど
加工向きなのだが、固い種を漉さなければならないのと、やや強い酸味で好みは
分かれるかも知れない。

農園の加工担当が一気に摘みはじめているので、明日からは、少し探さないとつまみ
食いはできないかも。

 

 

 

 

 

こちらも、白いルビィ(というのがあれば)のようにキラキラして、夏を代表するベリー。

 

 

 

 

 

 

7月も終わり。
畑の方では、ニンニクの葉っぱが枯れ出して、そろそろ収穫が近い。

畑の表面に日照りのひび割れが入っているのが解るだろうか?

年寄りは「日照りに凶作なし」とか言っているが、本当かな。

 


薪仕舞い

2013-07-28 22:43:19 | 薪・ストーブ

五月の連休から野ざらしにしていた割り薪に、やっと始末を付けた。

いろいろあってここまで延びたのだが、雨の少ない春から夏だったので、薪の
乾燥はかなり進んでいた。

多分、地面からの湿気を遮断するか、離すことができれば、薪はこんなにキレイに
積まなくても乾燥するものと思われる。

野良仕事も「美的」を追求すると、一手間、二手間増えるということか。

手前と最奥が今年の薪で、サイロの下は二冬越したビンテージ?薪。 

 

 

 

 

 

手前、何となく木くずが散らばっている辺りの一山が、壁塗りを終えた部分の小屋に
落ち着いた、ということ。

それにしても、サイロの木蔦の勢いはすごい。

 

 

 

 

 

 

二列積みなのため、ナマコ波トタンを縦に使えないので、二枚重ねの片流れにする。

うん、なかなかいい感じ。

でも、トタンの縁に木でも当てて補強しておかないと、雪の重さにやられそう。

 

 

 

 

 

 

ジューンベリーの今。

今年も、やっとこの色に出会えた。 

 

 

 

 

 

へレニウムもつぼみをたくさん付けて、準備万端。

 

 

 

 

 

 

こちらのエキナケア・パープレアも夏姿に変身中。

ユー地区に、短い真夏がやってきた。

 

 


案の定

2013-07-26 21:35:43 | 庭・ガーデン

これを書いた時に、パソコンソフトの不具合で日本語入力が出来なくなっていて
変なブログ更新になってしまった。

何とか回復させたので、書き直しを。(記念?に変なローマ字も残します)

この日の明け方やや強い雨が降り、明けてみれば案の定このとおり。

Nihon-go nyuryoku soft ni fuguai ga ari,nyuryoku ga
dekinai node Roma-ji de.

Kyou no akegata ame ga furi,akete mireba kono touri.

 

 

 

 

咲き誇ったデルフィニウムも、折れたり、曲がったり。

Saki hokotta Delfphinium mo oretari magattari.

 

 

 

 

 

 

バックガーデンでも、サルビア・ネモローサが頭を垂れる。

Back-Garden demo,Salvia-nemorosa ga koube wo tareru.

 

 

 

 

 

 

黒花のホリホック(Alcea)も、やっと花が咲いた。

ああ、めんどうくさい!
(この一言は、要らないかな)

Black-horihokku(Alcea) mo yatto hana ga tuita.

aa mendou-kusai !

 


うつむきかげん

2013-07-24 22:04:11 | 庭・ガーデン

ホタルブクロの風情で心くすぐるのは、この咲き様(よう)だ。

もともと、ユー地区には分布しない野草なので、図鑑でのみ知る花だった。

野草ブームに乗ってか、鎮守の祭りの出店などで売られるようになり、ひやかし
ついでに買ってきたものが、忘れた頃に花開いた。

最初、赤紫のつぼみが小さく付いたときには、何の花かすぐに解らなかったが、
数年前にここに植えたことを、思い出した。

ユー地区も、ちょうどホタルの時期。

この花袋に入れて、闇の中でほのかに光るところを想像してみる。

 

 

 

 

 

 

 

雨と風を免れて、デルフィニウムも開花期を謳歌している。

でも、気圧の谷が北の国を横断する予報がテレビから聞こえてくる。

これだけ開いてしまったら、雨が降ると、おそらくひとたまりもないだろう。

7月も末となり、また次の花へとバトンが渡る。

 


ベリー類途中経過

2013-07-21 16:53:06 | 庭・ガーデン

大雪に枝が折れたり、雪の下で活動するネズミくんにやられたものも多かったが、
ここに至って、ようやくベリー類の実が色づいてきた。

この、白実のカラントは、熟するのが早い部類。

果実に透明感が出てくると、酸っぱいながらも摘(つま)むことができる。

 

 

 

 

赤実のカランツの方は、まだまだ。

ここでは、お盆の入り頃が収穫の適期となるので、しばらくはこのまま。

 

 

 

 

 

カランツ全体。

回りの木々が茂って、日当たりが悪くなったのも、収穫時期が遅くなった理由の
一つと思われる。

 

 

 

 

 

 

ラズベリーも、まだまだ。

ネズミ被害がひどかったが、全滅だけは避けられたようだ。

収量が減るのはやむを得ない。ジャムの瓶は減るだろう。

 

 

 

 

新芽がずいぶん出てきているので、ネズミ被害さえなければ来シーズンに期待。

 

 

 

 

 

 

ジュライになっても、まだ青いジュンベリー。

今年はかなり遅め。

 

 

 

 

 

 

こう見ると、ブルーベリーは収穫期に入ったかに見えるが、色が付いているのはほんの
一握り。

 

 

 

 

ほとんどは、この状態。

 

 

 

 

 

 

唯一収穫期を迎えているのが、ハスカップ。

これは改良されて、大きな実が付く種類だが、さすがに地物は熟するのが早い。

 

 

 

 

 

 

ついでに、ベリー類ではないがオニグルミも途中経過。

春に、ずいぶん花が落ちていたので、実はならないかもと思っていたが、
くるみ餅くらいのクルミは採れそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

途中になっている、小屋の板壁塗装。

急ぐこともないのだが、あっという間に過ぎるのもここの夏。

秋雨が降り始める前に、仕上げなければ。

そういえば、ストーブのメンテと煙突掃除も残っている。

来週から、少し、ピッチを上げてみるか。

 

 

 


そして、デルフィの頃

2013-07-20 16:32:25 | 庭・ガーデン

ぱっとしないお天気で、ぱっとした写真がなかなか撮れないが、フロントの
デルフィニウムが七分咲きとなった。

この庭のこの季節を代表する花なので、夏毎にアップすることになる。

この花は、一本の花柄にたくさんの花を付けるので、雨と風にやられると
さんざんな姿になる。

それで、今の中にということで。

 

 

 

 

 

 

数種類の色合いのデルフィを植えていたが、この二色と少し濃い青紫の三色に
落ち着いた、というか、生き残った。

生えるに任せ、咲くに任せた結果だ。

 

 

 

 

 

 

 

ジキタリスからデルフィへ。

季節の花のバトンが渡っていく。

 

 

 

 

 

 

ジキタリス(左のくねくね)は、種の撒き具合を調整してやらないと、実生苗を大量に
抱え込むことになる。

手前右下の小さなピンク花は、そうやって増えたものだ。

 

 

 

 

 

 

バックガーデンの今の様子。

左側やや奥にある緑色は、去年ばらまかれた種から増えたジキタリス。

これでも、ずいぶんとポット苗にし、間引きもしたのだが、まだまだ密集状態。

特に、ここは作りかけの庭のため、土が露出しているので、落ちた種の発芽率は
極めて高くなる。

デルフィの頃をアップしたのに、ジキタリスの話が多くなった。

 

 

 

 

 

 

プランターに移したアサガオの苗は、か細いながらも蔓を巻き始めた。

つぼみを付け、花へと育つには、まだまだ時間がかかりそうだ。

 


一週間

2013-07-17 15:07:30 | ぐるりのこと

あっという間の一週間だった。

確か、ベルエトワールという名だったかと思うが、気づいたときにはツバキの
ような、ムクゲのような白い花が開いていた。

彼の地から、この地にもらわれて来て何年か…。

落ち着き場所を見つけてあげられたのが、去年、このバックガーデンを作った
とき。

 

花の好きだった人に手向けよう。

 

 

 

 

 

 

 

濃いピンク色のサルビアネモローサは、粘土質で水はけの悪い土に馴染んでくれている
ようだ。

右の淡い色の花は、何かの苗に付いていたのが、ここに至ってようやく開花したもの。
まだ、この庭では名無しのまま。

 ※ 画像を見て教えていただき、「リナリア・ブルプレア」と判明。野草のようなナチュラル感が良いです。

 

 

 

 

 

 

フロックス・パニキュラータは、色んな種類があって素性がわからないものが多いが、
この花は、ジュニオールス-プライスという長名を持っているようだ。

普通種?のフロックスは、この辺りでは「盆花」と呼ばれているが、クロコスミアを
そう呼んでいる処もあるようで、お盆の頃に咲く花の通称は簡単でいい。

こんなに早く咲いてしまったら、今の新暦の盆花としては使えそうにない。

 

 

 

 

 

 

 

赤銅色の葉っぱと茎を持つペンスラモン・ダークタワーズという名の花。

北米~中米にかけて原産のゴマノハグサ科の花のようだが、1年草扱いに
なっている図鑑もあるので、この先どうなるかは不明。

右は、スピカータブルーという名のベロニカ。

こちらもゴマノハグサ科だが、属が違うの花姿は似ていない。
ベロニカは、クガイソウのように大きくなるものが多いが、この花は30センチ
ほどのコンパクト種。

クガイソウは、最近オオバコ科に分類されているようだが、この小さなベロニカ
もそうなのかは、これまた不明。

花色も濃い目で小さいながらも存在感がある。

 

 

 

 

 

 

何というグラスか忘れたが、二つ並んでいい感じだったので登場願った。
グラスはみんな宿根という先入観を持っていたが、こちらは1年草らしい。

花が咲いているので、この先種を付けてばら撒かれて、適当に芽出ししてくれれば
いいのだが、極端に増えすぎるのや、人の手を加えてもなかなか育たないのやらで、
丁度良いのはそんなに無い。

 

 

 

 

 

 

種を取って送ることを約束していたチシマフウロも、ここ数日の慌ただしさに紛れて
忘れてしまいそうなところをあぶなく間に合った。

ものの本によると、秋に種まきをして冬越しさせると、翌春に芽出しさせることが
できるようだ。

なかなか増えないので、この秋には実生苗にして育ててみよう。

 

 

一週間を振り返りつつ…。 


文月、日暮れ前

2013-07-07 21:25:12 | 庭・ガーデン

全国的には七夕の今日、昨日から連日イベント手伝いで戻ったのは日が西に
傾いてから。

時間を細切れに刈った芝生の、残りの芝刈りを終えて、庭を一回り。
忙しくしている中に、庭の花は待ったなく移ろっていた。

このフロントガーデンのジギタリスもその一つ。

数日前には、つぼみが少し色づいたな、と思っていたら、今や満開。
油断していると、先へ先へと季節は進む。

 

 

 

 

 

 

やっと咲きそろったルピナスも盛りを過ぎて、枝豆のような種を付け始めている。

 

 

 

 

 

 

カラマツ林も西日を当ててすっかり夏の風情。

右端のカーランツも青い実をつけて、日々熟成中。

ジャムに納まるのは、まだ一ト月以上ある。

 

 

 

 

 

 

バックガーデンに回ると、こちらもジギタリス開花中。

こちらは、スノーシンプルという白色系の花。

 

 

 

 

こちらは、少しピンクがかったアプリコットという品種。

上品な色で、いい感じ。

 

 

 

 

 

 

同じ時期に咲き始めた大型の、ウェディングキャンドルという物々しい通り名を
付けたバーバスカム。

去年は花柄が一本しか立たなかったが、3年目の今年はたくさんのキャンドルが
灯った。

厚ぼったい葉がロゼット状に残り冬を越す、たくましさを持つ花。

 

 

 

 

 

 

もう7回目の芝刈りだが、今年の芝は雪枯れが目立つ。

芝全体の元気も、もうひとつない。

肥料を撒き、種付きの目土(めづち)を打って、少し養生する必要がありそう。

 

 

 

 

 

 

夏の西日は強い。

一本カラマツもお疲れ気味。

芝の緑も、生気なく夏枯れ色を映していた。

 

ちなみに、北の国の七夕は1ヶ月遅れの8月7日が多い。
ユー地区もそうなので、今日はただのぞろ目の日。