フレッシュリースのついでに、季節モノということでもう一つのリース作りの
お披露目。
以前、紹介したような気もするが、忘れた頃ということで…。
素材は、大きめの松ぼっくり。
この松ぼっくりをつける松は、ユー地区に何本かしかないので、落ち頃を
見計らって、拾いに行く。
さっそく、手順。
松ぼっくりの大きさはけっこうまちまちなので、同じくらいのでキレイなものを7~8個
並べてみて仕上がり状態をイメージする。
太めの針金を1m20~30cmに切って半分に曲げ、フックに掛けるための輪っかを
作る。
松ぼっくりの鱗片の間に針金を巻き付け、一つ増やす毎にペンチやプライヤーで2
~3回巻き止めする。
最初の一個は、フックの輪っかに対して90度の角度で巻き止めし、次の松ぼっくりに
繋げていくのがコツ。
横から見ると、こんな感じ。
松ぼっくりの大きさ高さが違う場合は、針金を回す場所で高さ調節できる。
(ちょっと高度なテク)
最初に決めた個数を針金で繋げたら、最初のフック掛けの付いている松ぼっくりに針金を
回し、回し止めする。
ワイヤーカッターで余分な針金を切り落とし、切り口でケガをしないよう内側に曲げるなど
の処理をする。
このままだと、松ぼっくりの“飾り面”が揃っていないので、手のひらで曲げながら形と
方向を整える。
これで、ベースの出来上がり。
使う道具は、こんなところ。
針金は細いと扱いやすいが、出来上がりが“ふにゃふにゃ”した感じになるので、ちょっと
太めを使うのがコツ。
コンベックスは、針金の長さを測るのに使うが、7個リースで120センチ、8個リースでは
130センチ位か。
切断した先が尖っているので、人のいるところで作業をする際には注意が必要。
7個リースが一つと、8個リースが二つできた。
これで完成でも良いのだが、今回はスプレーで彩色してフィニッシュとする。
色づけは好みによるが、やはり白系やシルバー系が無難。
わが家の室内壁は、フィニッシュオイルを塗った杉板壁のため暗色系になっている。
この様な壁色の場合は、ちょっと白っぽい方が引き立つ。
逆に、白壁系ならばそのままのナチュラルカラーを生かしてもいい。
塗装には、アクリル系のスプレーが便利。
何年か前から、デッキの壁に掛かっている松ぼっくりリース。
(これは大型の12個リース。中に7個リースを入れて、その真ん中に1個の構成)
大切な?ホールを塞いでしまっているので、リース本来のデザインからはちょっと
外れるかも。
幸を呼ぶというリースを、あちこちに掛けていよいよ年末を迎える。