セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

KARAたち

2011-01-31 22:09:26 | いきものたち
鳥たちにも、タチの悪いインフルエンザが蔓延しているようだ。
そのためでもないが、バードフィーダーの準備が遅れていた。

ちょっと遠目だが、三角骨組みの天辺に留まるのはヒガラさん。
下にいるシジュウカラさんに遠慮しているらしい。








軒に留まるのはハシブトガラさん。
やっぱり、先客のシジュウカラさんにちょっと遠慮。








実は、KARAたちの中ではけっこう序列があるらしく、しばらく
観察していると、力関係が見えてきて面白い。

ということで、KARAたちは「カラ達」のことで、今話題の韓流
女性グループとは関係ない。
(「KARA」でググってここに来た方ごめんなさい。m(_ _)m)









こちらはカラ族ではなく、エナガ族のシマエナガさん。
窓ガラス越しに撮ったので画像がちょっと不鮮明。

顔の表情といい、枝に留まる姿といい愛嬌があっていい野鳥だ。







野鳥の中の「癒し系」に認定!









あんまりシマエナガさんをホメるので、
ハシブトガラさんが嘴をとんがらかしていたとさ…。










寒波到来

2011-01-29 14:25:20 | 雪・シバレ

一月も末になって、厳しい寒波が到来している。
これまでの記録をひもといても、この頃からが一番シバレる。

シバレのパターンは幾通りかあるが、この日は…、
前日の宵から空気がぴりぴりし始め、木造の家の木組みが縮んで鳴り
朝方一番の低温を記録した。

タイトル画像のように、晴れ渡って風もなく、煙突からほぼまっすぐの
煙が昇るのが通例だ。









そんな日には、一山向こうのオホーツクの海には流氷が押し寄せている。
ユー地区から海は見えないが、底冷えする空気の具合で流氷の到来を知る。
流氷の到来=寒波到来のパターン。

添付画像は、国の名勝にもなっている「K岬」に寄せた流氷(1月27日)。
(イー町役場広報担当提供)








寒暖計の温度がほとんど読み取れないが、この日(1月28日)の最低気温は
氷点下29.3度(朝方5時33分)。
こころなしか、ガーデンツールのリス君ウサギさんも寒そうだ。







こちらは、数日前から顔を見せていたニャン太郎。
さすがの寒波に、ここに居座ることは叶わなかった模様。
ユー地区で、野良猫が生きて行くのは厳しい。









遅い日が昇り、霜の華咲くカラ松の梢に朝日が当たってきた。










氷点下二十度台に外気温が下がると、寒冷地仕様のペアガラスにも
結露する。
高断熱高気密が寒冷地住宅の基本だが、この家を建てた頃には、
まだ窓ガラスもこの程度のものだった。

ユー地区のように、氷点下二十度台を何度も記録するような地域では
もっと断熱性の高いペア+ワンや、トリプルガラスの窓枠が主流と
なりつつある。


少雪傾向?

2011-01-16 14:18:17 | 雪・シバレ

明けて早いもので月も半ばとなった。
晴天も続かないが、かといって、さほど雪も多くはない。

荒れる予報が出たので覚悟をしたが、来たのは小さな吹雪。

吹雪も治まって、一時の晴れ間にぐるりを回ってみた。








板壁に、小吹雪の名残。












この冬の雪の量、どのくらいの予想だったか忘れたが、
時期にしては、やはり少雪傾向。

薪棚の上に積もった雪が、今シーズンの積雪量となる。
ユー地区、ただ今の積雪70センチとちょっと。









ブルーベリーの囲いも、まだ雪の上に顔を出している。
こんな状態で厳しいシバレが続くと、新芽がやられないか心配にもなる。
過ぎるのは困りものだが、なにごと季節に相応がいい。









アカエゾマツに積もった雪と、晴れ間に見せた蒼空の対比。










玄関先の雁木に並んだ、ママさんダンプとパパ?さんダンプ。
ありがたいことに、あまり使わずに済んでいる。

こんなことを書くと大雪になりそうだから、そっとしておくのが
良いのだが、サテ。


川・凍る

2011-01-09 10:26:38 | ぐるりのこと
寒の内に入り、ぐんと冷え出した。
近くの川も、水面の露出面積がだんだん減り、凍り始めている。

この川、お盆の時期に大雨で増水し、堤防の外側に溢れそうに
なった。
そんなこともあって、流れの中に育った柳の木などが伐採され、
随分とすっきりしてしまった。








同じ川の、川下側。
こちらでは、上流から流された雪が瀬に溜まり、氷化しつつ
ある。

川が閉ざされるのも間もなくと思われる。









町の東側の山、標高は五百メートルほどと低山の部類にはいるが、
地区の人からは親しまれている。

以前は、遠足の場所にも使われていたが、最近はどうなのだろう。






頂上には各種テレビ塔や電波塔が林立し、オホーツク海も遠望
できる。
堅雪の頃には良く登ったものだ。









川の近くは、冬、気温が下がりやすいというのがこの辺りの
常識だ。

低い山に囲まれて放射冷却という現象が起こりやすく、
その中を川が流れているというのが、この地を全国レベルの
極寒地にしている条件のようだ。

この家も、川にほど近い場所に建つので寒さの影響を受け
やすい。








在来の松の木ではない。
どうやら「モミ」の系統らしい。
芽出しの頃には、淡く白っぽい葉がキレイだ。

この木も、十数年を経てやっと酷寒の地に根付いたようだ。








暮れから新年のこと

2011-01-05 21:36:46 | 「ユー」のそと
雪で覆われたユー地区を後にして、暮れから新年にかけて
南の島で過ごしていた。

いきなりのタイトル画像で恐縮だが、ダイヤモンドヘッドの
頂上からの景色だ。

カルデラの内輪山から、徒歩で40分ほどのハイキングで至る
ことができる。











島を一週したときに見つけた情景。
大きな木の下の、小さなバス待合所。
ゆるゆるとした時が流れていた。










島の反対側で入った、ショップの入り口には巨大な木が
繁っていた。
どうも、山や木に目が行くようだ。

ブランド物に興味は無いのだが、アウトドア系には惹かれる
モノがある。
それで、ここでは円高の恩恵を少しだけ受けることができた。











せっかくなので、南の島らしいのも貼り付けておく。
こんなにひょろひょろとして、よく大風に倒れないものだと思う。
多分、フレキシブルな幹の構造が適しているのだろう。










南の島のお花を少し。
赤いのはハイビスカスだと思うのだが、白い方は
よく解らない。
髪に付ける造花がたくさん売られていたので、
名のある花だとは思うのだが…。










数日を過ごしたコンドミニアムからの景色だが、
別世界というのはこういうのを指すのかも知れない。












いわゆるワイキキの浜から見た日没。
最後にはグリーン色を残して太平洋に沈んでいった。










やはり、こんな巨大ホームセンターみたいな場所が落ち着く。
ただ、欲しい道具があっても大きすぎて買えないのが残念だ。
せいぜい仕入れても、花壇用のシャベルくらいまでか。

乗用の芝刈り機が日本円で十数万円くらいで並んでいて驚いた。
やはり、ガーデニングの歴史と層の厚さが違うのだろう。












ユー地区に戻って一番ホッとしたのは、出かけたときの状態の
まま、雪が積もっていなかったことだ。

家に戻って、車庫に車を仕舞う前の雪かきを覚悟していたのだが、
年末年始にはほとんど降雪がなく、そのまま家に入ることが
できた。

ただ、帰った翌日、この冬一番の寒波が来た。
5日(水)朝、7時半の気温が氷点下26.4度で全国最低気温を記録
したようだ。

常夏の島から、厳寒のユー地区へ。
変化に富んだ暮れから新年となった。