セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

続・手乗りカラ

2013-02-24 15:55:58 | いきものたち

手乗りになったカラ達が面白いので、その続編。

最初は、ハシブトガラだけだった手乗りカラ類だが、つられるようにして
ゴジュウカラやヤマガラも乗ってくれるようになった。

もう、テーブルの上にヒマワリの種は撒かないので、手を引っ込めると
催促してくる。

 

 

 

 

 

警戒しているようでもあり、割り切っているようでもあり…。

 

 

 

 

 

朝は、氷点下25度近くまでシバレたが、天気が良いので寒さはあまり感じない。

木々に積もった軽い雪が、風もないのにサラサラ落ちる。

 

 

 

 

 

 

ハシブトガラ、正面の図。

野鳥を正面から見ると、魚顔に似ていると言うが、どうかな。

 

 

 

 

 

 

こちらは、ゴジュウカラ正面。

けっこう、目つきがスルドイ。

 

 

 

 

 

 

 

まず、ヤマガラが来て、その後、ハシブトガラが乗っている時に順番待ちをしている
ゴジュウカラ。(奥の柱)

 

そうして、ゴジュウカラが来ると、ハシブトガラがテーブルで次の順番を待ち、
また、ハシブトガラがやって来た…、というエンドレス。

 

 

 

 

 

 

一番多く来るのは、ハシブトなのだが、ハシブトは数が多いので一羽の回数としては
同じくらいかも知れない。

未だ手に乗らないのはシジュウカラで、たった一羽来ていたヒガラは、手乗りを始めて
から姿を見せなくなった。

カラ類も、十把(羽)一絡げではなく、それぞれに主義主張、思想信条?があるようだ。

 

 

 

 

この日も、シバレた朝のご多分漏れず、青空バックに雪と霜の華が咲いた。

 

 

 

 

 

 

カラ達は、よく手に乗ってくれるのだが、乾燥して荒れた手肌で申し訳ない。

冬の空気は、お肌に悪い?

ちょっと動画を追加してみる。
中程で、ゴジュウカラがちょっかい掛けられ、ハテナ顔するところが見所です。

 

 

 

 

 

 

良く耳を澄ますと、この一本カラマツにも、野鳥たちが枝を渡る囀りが聞こえてくる。

強い日差しを浴びていると、厳冬期は過ぎ去り、一山ふた山向こうに、次の季節が
見えてきているような…。

気がしてくる。

 

 


手乗りハシブトと…

2013-02-16 21:43:41 | いきものたち

慣れたのか、腹っぺらしなのか解らないが、おそるおそるながら手乗りで餌を
取るようになった。

朝一番に来て、窓辺でおねだりするのはヤマガラ君だが、手に乗ってくるのは
今のところハシブトガラ君のみ。

カラ君達にも警戒心の差があるようだ。

 

 

「餌の誘惑には勝てませんよぅ~」と、言ったとか言わなかったとか…。  

 

 

 

 

 

 

 
 

ちなみに、警戒心など全くないように見えるヤマガラ君の、朝一番おねだりの図。

毎朝これだから、参っちゃう。

 

 

 

 

 

 

今朝は、10センチほど軽い雪は積もったが、久々のまぶしい日和となった。

日差しが少しずつ強くなっていることを実感する。

 

 

 

 

 

 

 

枝に咲いた雪華は、風もないのにサラサラと落ちてくる。

 

 

 

 

 

 

何でもないカラマツ林も、雪の化粧と青空のバックで画になってくる。

 

 

 

 

 

 

ただ、こんな天気もころころ変わり、午後からは青空をバックに雪が舞ってきた。

 

 

 

 

 

 

白と青の画像だけでは物足りなくなってきたので、気合いを入れて、ご一統に
少し早めの登場を願った。

こんなことで季節が早まるわけではないが、少しだけ気分がそちらに向いて
くる。

出てもらったからには、明日は、菱餅を用意しなければ。

 


ひとやすみ

2013-02-11 19:15:15 | ぐるりのこと

家周りの雪始末をだいたい終えて、久しぶりにゆっくりとした一日。

通りの奥へと続く、カラマツ並木。
下枝が延び放題では除雪のじゃまになるので、何度となく剪定された。

時々、太い枝が歩道に落ちていたりする。
大風が吹く折には、頭上注意の歩道だ。

 

 

 

 

 

 

カラマツ林の中は、カラマツだけではなくエゾマツやトドマツもある。

それから、野鳥が落としてくれる「モノ」から生えた「実のなる木」の数々。

 

 

 

 

 

 

エゾマツの下では、ここを径にしているヤツがいるようだ。

 

 

 

 

 

 

ほんわりとした雪のふくらみは、ブルーベリーの囲いやらラズベリーの支柱やら。

暖気になって雪が締まったら、支柱のアタマが現れるだろう。

 

 

 

 

 

 

カラマツ林を抜けていくと、いつもユー地区を見下ろしているこの山が見える。

 

 

 

 

 

 

振り返ると、木の間越しにわが家。

 

 

 

 

 

 

ちょっと足を延ばして、いつもの橋の上から。
川は、既に雪で覆われて久しい。

でも、耳を澄ますと、サラサラと水の流れる音がする。

 

 

 

 

 

 

もはや、ベレー帽とも言い難いサイロの雪帽子を見下ろす、カラスが二羽。

 

 

 

 

 

 

やっぱり最後には、小屋の屋根が気になって、軒から長柄の雪かきで届くところまで
手を出した。

向こう側は、薪小屋を足しているので半分くらいしか雪かきが届いていない。
ここ十日ほどで積もった軽い雪なので、落ちてきても大事には至らない。

軒下を空(す)いたので、残った雪が落ちても支えることはないと思う。

日は西に沈みかけていて、赤屋根の縁に残照が映る。

 

 

 

 

 

 

大きな蝶ネクタイは、ただ一羽のヒガラ君。
たくさんのカラ族の合間を縫うようにして通ってくれる。

トモダチやつれあいを連れてきてくれても、いいんだけどね。

 


週末定例

2013-02-09 21:03:13 | 雪・シバレ

同じようなテーマと画像になってしまうのは、このところ週末近くに
なると、吹雪いたり、大雪が降ったりが続き、タマの休みが除雪で
始まるからだ。

今週も、金曜日から荒れ始め一昼夜で40センチあまり積もった。

やれやれ…というのが、ユー地区皆さんの共通した心境だと思
われる。

 

 

 

 

 

 

フロント側への小径も、穴蔵の中から出て行くような感じ。

屋根からの落雪が心配されるときには、左の竹の竿を立てる。
あまり利用者はいない径だが。

 

 

 

 

 

 

こういった雪が落ちる屋根の構造にしたのだから仕方ないのだが、先々週
同じ作業をしたことを考えると、やっぱり、やれやれ…となる。

 

 

 

 

 

 

一本カラマツの下も、ずいぶん捨て雪が溜まってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

キッチン側も、元の木阿弥状態(左)から → 復活。

雪の質も、水分をやや含んで始末しやすくなってきた。

 

 

 

 

 

 

 

玄関先の雁木部分。

雁木に取り付けた、斜め格子状の木製ラティスが結構効いているのが解る。

手前の大きなプランターの枯れ枝は、カーランツとグースベリーだが、こんな
状態でも春には芽吹いてくるのだから、植物の持つ力はすごい。

 

 

 

 

 

 

それにしても、こちらの帽子はずいぶんと成長した。

暖気の日が二~三日も続くと、落ちてしまいそうな雰囲気だ。

 

 

 

 

 

 

今朝の一番乗りは、このヤマガラ君。
こちらに留まり、あちらに留まって部屋の中を窺う。

不思議に思うのは、寄ってくるカラ類の数がそれぞれ一定している
こと。

一番多いのがハシブトガラで5~6羽、シジュウカラとゴジュウカラが
2~3羽、このヤマガラは2羽だけで、小さなヒガラは1羽しか見たことが
ない。

何か、こちらには解らない彼らのバランスみたいなものがあるのだ
ろうか?


 


もどり始める?

2013-02-05 21:37:09 | ぐるりのこと

朝の日差しが、僅かながら戻ってきた気がする。
日の出の時間が日々早まっているのもあるが、それだけではない。

如月という月が、こんな北辺の地にも光をもたらしたのだろう。

雪面に注ぐ陽光の、何となく和らぎの風情(ふぜい)を感じる。

 

 

 

 

 

とは言っても、北の国ユー地区の二月初旬。

有り余るほど雪は積もっており、氷点下30度越えの朝も少なからず迎える
予感の季節。

でも、陽の高さが増すということが、北の国に住む者にとっての立春であり
春に向かう転換点なのだろう。

こんなことを言うのが、まだまだ早いことは十分承知の助。

 

北の国、ユー地区で如月二月を迎えた心持ちとは、そんな塩梅ということだ。

 

 


S幌市の夜明け

2013-02-03 22:02:54 | 「ユー」のそと

週末は用事があって北の国の都、S幌市に居た。

1週間以上も前から荒れ模様になることが予想されていたが、ユー地区
出発の日に雨が降っていた外は、穏やかな天候が日曜昼まで続いた。


これは、土曜日に用事を済ませた翌朝、宿所の窓を開けて撮った一枚。
真ん中に、その昔「開拓使」が置かれた赤煉瓦の建物が見える。


前日夜中に道東で震度5強の大きな地震があって、S幌市も揺れた。

報道では震度3と出ていたが、13階の部屋にいたので、数字よりも大きな
揺れに感じた。

そもそも、ユー地区付近は、ほとんど地震はないから、震度3の揺れ自体が
めったにない体験だった。

 

 

 

 

 

 

十数分後、日の出の画像だが、彩度を持ち上げたら、変なゴーストが
お日様の周りに出てしまった。

この後、昼前に出発するバスでユー地区に戻ったが、途中、予報どおりの
大吹雪。

高速道路は通行止めで一般道を走り、地区に向かう道路も止められて、
迂回をしながら夕方にやっと到着した。

 

 

 

 

 

 

デッキ側の窓は吹雪を物語る雪がこびりついており、家周りは吹き溜まりが
できている。

昨日は節分、今日は暦の上では立春だが、ユー地区はまだまだ…。


家周りの雪の様子では、ちょっと早起きが必要なようだ。