セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

ジギタリス

2014-06-29 21:01:23 | 庭・ガーデン

ジギタリスは、和名キツネノテブクロで、キツネの丸まった手足の袋という名はその
花姿に相応しい。

属名もラテン語で「指袋」なので、古今東西人の見る目はそう違わないということか。

数年前に植えた数株が開花して種を飛ばした結果が、今年のこの状況を生んだ。

これでも、随分と小苗の整理はしたはずだが、株が大きくなるとその整理もあまり
意味をなさない。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここのジギタリスの種類は、ほぼこの四種だが、白色ゴマ入りが“キャメロットクリーム”、
白色無地が“スノーシンプル”、淡いオレンジピンクが“アプリコット”、ピンクゴマ入りが
“エルジーセルゲイ”らいしいが、交配が始まっており、正確なところは解らない。

ただ、これだけの株なので、種の始末をつけないと、バックガーデンはジギタリスに
乗っ取られる。

 

 

 

 

 

花の姿としては悪くはないが、その旺盛すぎる繁殖力が花の品位?を
おとしめているように思うのは自分だけ?

 

 

 

 

 

 

雲が適当に散らばって、焼けるようになってきた。

日中は連日夏日、真夏日の気温の上、適度に雨も降っているので植物の生育には
もってこいの気象。

ジギタリスの次を窺うのは、サルビア・ネモローサかデルフォニウムか。

 

 

 

 

 

 

最近のエゾリス・チビトトは後ろ姿がすっかりネコ的になってしまった。

そのシッポがリス族?の看板を明らかにしているが、ニャンと鳴いたら…
時節柄、怪談話で化けネコだぞ。

 

 


花柄摘みと

2014-06-28 22:14:03 | ぐるりのこと

天候の具合だけでなく、遅れていた畑仕事に手をつける。

野良仕事は、手をつけた時点で八割方完了?

滞っていたのは、ギョウジャニンニクの花柄摘み。

これをしないと、株が痩せるのと種がばらまかれて収拾がつかなくなる。
ということらしい。

 

 

 

 

 

確かに、これだけの花が種となってばらまかれたら…、ちょっと大変?

 

 

 

 

 

 

ギョウジャニンニクがそうなっていたなら、当然こちらも状況同じ。

ニンニクの花柄摘みは、ちょっと遅い具合か?

 

 

 

 

“ニンニクの芽”で検索するとたくさんのレシピが出てくるが、基本的に好物でないので
今回は、畑の縁に放置。

 

 

 

 

 

 

 

今日は、大事な基本野菜を定植。

わが家の基本野菜は、セロリ。

地元の苗屋さんが手違いで作っていなかったので、お隣のN頓別町の農園から30株の
セロリ苗を入手。

定植した。

売っているセロリと地植のとでは、風味、歯ごたえ、味が大きく異なる。

“これだけは作らないと”、というのが家族の一致した意見。

 

 

 

 

 

 

畑ばかりでなく、花畑(バックガーデン)に目をやると、ジキタリスが一斉開花。

この形、“きつねの手袋”とは良く言ったものだ。

 

 

 

 

 

 

青空は、夏空の雲に覆われ、大粒の雨が断続的に降る。

定植したセロリや、張り芝・撒き芝したのからは慈雨。

 

 

 

 

 

 

今日、カラマツの林を行くと、デッキでお馴染みのエゾリス・チビトト1。

逃げる様子もないが、やはり一歩出てデジカメを構えると枝から枝へと
飛び移って距離を取る。

エゾリスたちにとって、小さくなったこのカラマツ林が安住できる場所で
あることを願う。

 

 

 


北の脇街道を行く

2014-06-26 22:02:36 | 「ユー」のそと

北オホーツクの脇街道は、いつか画像にして載せたいと思っていた。

過日、最北のW内市へ行く機会があったので、光線状態の良くなった帰路、その道を
選んだ。

そこは、ライダーなどの間ではかなり知れているらしく、この日も何台かのバイクが
行き交っていた。

そう、この道は知る人ぞ知る「真っ直ぐな道」!

数キロ?十数キロ?にわたり、わずかなカーブとクランクを除き、延々と直線道路が
続く。

 

 

 

 

 

 

北からこの街道に入ると、最初は原生花園的な野生地から始まり、やや行くと広大な
採草牧草地に変わる。

時折、大きな群れのエゾシカに出会うことがある。

真っ直ぐな道でも、脇見運転はほどほどに。

 

 

 

 

 

 

農道のこの道、来し方を振り向いても、この日は行き交うクルマはほとんど無し。

ただ、この時期、一番牧草の始末に忙しい大型農業機械が時折横切る。

 

 

 

 

 

 

“真っ直ぐな道”も、そろそろ終わり。

とりあえずの行き先は、赤矢印の北の岬。

 

 

 

 

 

 

 

北オ街道をどんどん行くと、H頓別町を過ぎたあたりから、恐竜の背中のような岬が大きく
迫ってくる。(ここの国道も、けっこう直線)

 

 

 

 

 

 

そして、町界の長いトンネルを抜けると、そこは“オ海ブルー”の岬の入り江。

海の中に見える黒いのは…?

 

 

 

 

コンブだ。

漁業権があるから、勝手に採ったら密漁になるゾ。

 

 

 

 

 

 

さらに南に下ると、E町の名所の通称“たたみ(畳)岩”。

通過してきた北の岬が、わずかに見える。

 

 

 

 

 

 

 

三色揃った、千畳岩の花々。

エゾカンゾウ、ハマナス、ノハナショウブ。

 

 

 

 

 

 

磯舟が一艘、陸に向かって戻っていった。

向こうに見えるは、E町市街地、“毛ガニ水揚げ日本一”の町。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、この日の庭。
 

バックガーデンでも、ここ数日の日差しと高温で、カラマツの陰になっているルピナスが
満開となり、一気に増えたジギタリスの花穂が不気味に伸びてきた。

これだけのジギタリスが花開くと、けっこうな見応えがあるだろうが、この全部から種を
落とさせると、後々大変なことになりそうなので、今から身構えておこう。

種を集めて、空き地にばらまいておくのは、どうかな。

花が開く前の、皮算用になりそうなので、本日はここまで。

 

 


6月の空

2014-06-24 22:33:31 | いつかの空

雨天曇天ばかりで、まともな空を見上げられなかった6月。

空の青さがこんなにも目に鮮やかなのは、そんな月の裏返し。

木々の緑も、いつの間にか若葉から青葉へ。

“青葉繁れる”は、多分この月のこと。

 

 

 

 

 

 

サイロの木蔦も、ちょっと見えるだけだが“繁れる”を地でいく繁殖ぶり。

赤屋根は、それだけで景色を作る。

 

 

 

場面変わって、以前行った瑞典の田舎町、Sコミューン。

青空と川の流れ、緑の中の赤屋根。

できそうで、なかなか真似できないのがこんな景色。

 

 

 

 

 

 

糸ススキも伸びてきた。

回りに植えたアネモネは、終わりかけ。

ここには、ここの小さな景色。

 

 

 

 

 

 

今朝の、エゾリス・チビトト。

日差しが強いので、シッポも毛のない耳も透けて見える。

カラスに追いかけられて、右往左往しているのを見かけるけど、大丈夫?

 

 


夏至の翌日

2014-06-22 20:53:08 | ぐるりのこと

ようやく回復したお天気、午前中に一時雨が降ったが、暖かい雨。

昼過ぎには、晴れ上がった空に雲。

今日一日あれば、当面の野良仕事が一段落する。

保てよ空。

 

 

 

 

 

 

こちらに野積みの薪は、何とか納まった。

少し長く日数を掛けすぎてしまったが、今年の6月のお天気では致し方ない。

 

 

 

 

今年は、トラック一台分なので小振りの薪が薪棚に四列。

少し、上に載せた波トタンの尺が余ってしまったが、この程度ならヨシとしよう。

ただ、前にせり出した上に雪が積もると、重みでトタンが曲がってしまうので、
大雪の時には要注意。

6月に、冬の心配をしても仕方がないが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲラニウム(フウロソウ)類で、開花中のを一気に。

上左から、ヒメフウロ(塩焼草)、ゲラニウム・ビルウォリス。

中央が、ゲラニウム・マクロリズム・アルバム。

下左から、チシマフウロ系園芸種、ゲラニウム・ブルー。

夏至の前後は、ゲラニウムの開花期だ。

 

 

 

 

 

 

日が西に少し傾いて、バックガーデンに母屋の影が。

西日は当たらないが、日照時間は少し短くなる。

そのせいか、奥のルピナスは三分咲き。

ニレの大木の下で満開なのは、お日様の当たり方の違いと思われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

恒例、ベリー類途中経過。

上左から、レッドカーラント、ラズベリー。

中央は、ハスカップ。

下左から、ジュンベリー、ブルーベリー。

ベリー類は、まだまだこれから。

 

 

 

 

 

 

芝生の奥行きが一番感じられるポイントから。

今年の冬までは、ここからカメラを向けると一本カラマツが入ったのだが、今は、大きな
切り株が見えるだけ。

年々歳々、景色も変わる。

ちなみに、去年の夏至の翌日は、こんな感じ。

 

 

 

 

 

最後に登場は、薪を始末しているときに、野積みの薪の中から飛び出してきた
エゾアカガエルくん。

薪の下では、良くネズミなども出入りしていたので、知られざる戦いがあったの
かも知れない。

ここにいると、一輪車でつぶしそうなので、近くの雑草地に移動願った。

捕まえた手の中、逃げようとする強い力に野生?を感じた。

 

 


夏至

2014-06-21 21:14:43 | ぐるりのこと

本日、夏至。

ようやく長いトンネルを抜けて、日が戻ってきた。

気温も17~18度に上がり、外に出るのが億劫でない外気温となった。

ここまで来るのが、長かった。

 

 

 

 

 

 

今年、何度目かの芝刈りをしたが、春に修復した芝も長い雨模様の天気が幸いしたか、
大分戻ってきた。

とりあえず、芝刈り機で気にしないで刈れるようになったので、第一段階クリアーと言った
ところ。

 

 

 

 

 

 

前回のトップ画像に載せた、道沿いのルピナス。

大きなハルニレの根元に花開いた。

正面の道路から見ると、ちょっとなごみの景色。

このくらいが、丁度良い演出。

 

 

 

 

それにしても、三年で花になって毎年咲くなら、ルピナスの出番はいろいろ作れそうだ。

とりあえず、種ができたら、近くの空き地にでもばらまいておこうか。

夏至の宵は、アタマが回る。

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケの付録で、夏至の頃に若芽が見られる、庭の針葉樹の芽出しカタログ。

上左から、ホワイトモミ、アカエゾマツ。

下左から、プンゲンストウヒ、トドマツ。

それぞれ芽出し時期は同じ針葉樹だが、その様子はずいぶん違うな。

どれも、クリスマス前のフレッシュリースの原材料。

 

 

 

 

 

 

 

ようやく雨が上がって、畑も表面が乾燥し始めたので、ずいぶん遅い種まきとなった。

撒いた種自体は、葉物とラデッシュ系で変わり映えもしないが、地区のフリーマーケットで
仕入れた、バジルと花物も他所に植え込んだので、数袋の培養土を消費した。

毎回、毎年、培養土を使って客土していけば、その内に重粘土系の花壇の土も化けて
くれるかという甘い考え。

考えは甘くても、継続は力なり!

どのくらい継続したら力になるか解らないが…、今日は夏至。

一年で一番長い昼を使い切ろう。

 

 


続・もうすぐ夏至

2014-06-19 21:10:34 | ぐるりのこと

多分、一昨年かその前の年に種で植えたルピナスが、初めての花を付けた。

道路沿いに立つ大きなハルニレの木の下に咲く様子は、ユー地区の初夏の
景色として収まりが良いように見える。

今年の水無月は、エゾ梅雨と呼んでもいいような“雨有月”で、新聞では、
「記録的な…」というアタマが付いた記事になっている。

そんなお天気も、この週末には回復に向かう予報が…。

 

 

 

 

 

 

夕刻の西空が少し明るいと思って見上げると、雲を通して青空が透けて見える。

どうやら、予報は“アタリ”のようだ。

 

 

 

 

 

 

今回も、最後に今朝の訪問者。

耳毛がすっかり抜け落ちた、エゾリス・チビトト、ナンバー1。

こちらのチビトトは警戒心強く、ちょいと無理して寄ろうとすると、すぐに逃げて
しまう。

耳毛と警戒心は反比例するのか?

 

それは、ないか。

 

 


もうすぐ夏至

2014-06-18 21:08:21 | ぐるりのこと

一年で一番日が長いこの時期、もう半月近くも雨とジリの日が続いている。

今日も、日中から気温が上がらず、タイトル画像を撮った午後7時時点で
わずかに7.5度。

低く曇って靄(もや)っているにかかわらず、この明るさが夏至前後の夕刻。

配送されたままに積んであった薪にも、さすがにカビが生えてきた。

こんな気候になるのだったら、もっと早く棚に積んで雨除けの波トタンでも
掛けておくのだった。

 

 

 

 

 

 

夏至の頃の風物として、アイヌネギ畑の状況を記録。

トウが立って、花が開き始めた。

このままにすると、一面に種がばらまかれて収集がつかなくなるので、週末には
葱坊主を摘んでしまわねば。

 

 

 

 

 

 

最後に、まだ通って来てくれているエゾリス・チビトト、ナンバー2。

冬の間は、三匹のエゾリスたちが入れ替わり来てくれていたが、今は一匹ずつ。

それでも、耳毛の長さなどから区別は付く。

困ったものだと言いながら、ヒマワリの種を撒いているのだがら仕様がない。

 

 


わらび野で

2014-06-14 14:45:32 | いきものたち

小雨がぱらついているので、人も居ないだろうと、いつものワラビ野へ。

摘んだ跡はあるものの、人影はなし。

人影はないが、虫影?あり。

この時期に発生するエゾハルゼミが、飛び立てずにいる。

このセミが鳴いたら、ワラビの時期と覚えればいい?

 

 

 

 

 

 

ユー地区市街からほど近い“わらび野”だが、人の出入りも多いので、ワラビもだんだん
痩せてくる。

笹藪に生えるような、黒々とした太いワラビには及ばないが、近間の強みは思い立って
すぐ来られること。

だから、贅沢は言えない。

 

 

 

 

 

 

連日の雨に濡れて、しっとりとした谷地(やち)の緑。

 

 

 

 

 

 

雨に似合うのは、イネ科やカヤツリグサ科のこんな細長い葉っぱ。

 

 

 

 

 

 

湿地と笹藪の縁には、カラマツソウが花を開いていた。

ただ、雨に濡れて花びらがくっつき、落葉松の若葉とはいえない状態。

 

 

 

 

 

 

わらび野からの帰りがけ、用水路の橋を渡ろうとすると、何やら騒がしい
ガァガァという鳴き声。

マガモのお母さんは、簡単に小さな堰を越えられるが、取り残されたヒナ
たちは、どうして良いかわからず右往左往。

母は立派なもので、ちん入者をヒナから引き離そうと、傷ついた擬態を
見せて周囲を飛び回る。

これ以上、心配させてもかわいそうなので、急ぎこの場を離れた。

 

 

 

 

 

 

長雨に、一度は落ち着いた春シイタケが、捨てようと思っていたほだ木から出てきた。

“せっかちはイケないよ”と、シイタケに教えられた気がした。

今回、キノコが終わっても、もう少し様子を見ながら置いておこう。

 

 

 

 

 

 

肝心のワラビの方は、熱い湯を沸かして、輪ゴムで括ったワラビを浸し、その上から
木灰を撒いて半日置く方式で“あく抜き”。

朝採りすると、夕方には食べられるので、土曜の朝の“一番仕事”には丁度良い。

いえ、シイタケ含めて、一杯の肴とかではなく…。

 

 


水無月夕暮れ時

2014-06-10 21:11:18 | いつかの空

曇り空のまま夕暮れ時を迎えたが、西に少し晴れ間ができて淡い色に
染まった。

今日は、「時の記念日」だと言うが、マジックアワーの一時を演出して
くれたようだ。

 

 

 

 

 

 

ポロヌプリ山も、静かに暮れてゆく。

 

 

 

 

 

 

こちらも、淡い西日を浴びて、わずかに染まった赤屋根小屋。

近頃のデジカメは性能が良いので、ずいぶん暗いと思ってもこのくらいの画像が
撮れてしまう。

ありがたいような、嘘っぱちのような…。

 

 

 

 

 

 


 

今は、時折となったエゾリス・チビトトの朝の来訪。

すっかり耳毛が抜けて、ちょっと情けない。

少し、警戒心が出てきたのか、ガラス戸を引こうとしたら、逃げていってしまった。

 

そのくらいで、丁度良い。

 

 


薪棚とビオラ

2014-06-09 20:58:44 | 薪・ストーブ

どう積んでも足りない、向こうの薪棚。

積む前から、解っていたこと。

でも、別の場所を見つけるほどでもない、この残り量。

野良仕事の基本は次策を考えておくこと…、とか言ってみる。

 

 

 

 

 

 

その次策が、半分朽ちかけた木製のパレット。

半分に切ると、丁度薪が二列積まさるほどのスペースが生まれる。

このまま積むと、横板が保ちそうにないので、上板と下板の間に煉瓦でも詰めておけば
いいか。

あれこれ考え、時間を盗むようにやるので、なかなか進まない。

でも、段取り八分なので、ここができれば終わったようなもの?

 

 

 

 

 

 

どうでもいいことつぶやいたので、最後に目休め。

パンジーと同じ系統だが、原種に近いビオラはこぼれ種でどんどん咲く。

種ができたら、また、良い場所見つけてばら撒いておこう。

 この種は、スズメも狙っているから、競争になりそうだな。

 

 


早蕨採りと…

2014-06-08 17:14:34 | 野の草や花

ネマガリダケやセリが出たなら、ワラビも出ているだろうと見当をつけて
いつもの場所へ。

見当は外れていなかったが、もいだ跡があるということは、もうどなたか
先客がいたようだ。

市街からほど近い場所なので、ここが「ハタケ」の方もそりゃあ居るだろう。

 

 

 

 

 

これから採りに来る人がいるかも知れないので、今日はこれまで。

ストーブの灰があるので、あく抜きは簡単にできる。

 

 

 

 

 

 

少し湿地気味の場所なので、レッドデータリストに載っているクロバナハンショウヅル
がたくさん見られる。

このあたりに広く分布しているので、無くなる心配はとりあえずない。

 

 

 

 

 

 

家に戻ると、カラマツ林の下でオオハナウドが開花中。

カラマツを伐採して、少し乾燥気味になっているためか、去年より丈が低い。

 

 

 

 

 

 

 

 

ベリー類の経過をまとめて掲載。

上左から、ラズベリー、ブルーベリー。大きな画像は、ハスカップ。

下に来て、レッドカーランツ、ジューンベリー。

 

 

 

 

 

 

 

この庭に一本だけ、コウライテンナンショウが咲く。

別名「まむし草」で、それは、下の方の茎の柄を見れば何となく想像できる。

野鳥の糞にでも種が混じって運ばれたか?

 

 

 

 

 

 

 

ついでに、変わりクローバー二種。

斑入り種と、黒化種の三つ葉。

三つ葉と言っても、黒化種の方は結構な率で四つ葉が混じる。

以前、園芸屋さんで購入したものだが、土に下ろすとけっこうな勢いで増殖中。 

 

 

 

 

 

 

今日は午後から、先週の続きでご近所さんの小屋の屋根葺き。

繊維をコンクリート系で固めた屋根材を木ねじで止めていく。

大した高い屋根でもないのに、上がると足がすくむ。

これじゃあ、少なくともとび職にはなれないな。

 

屋根は、棟部分の造作がまだなので、完成は来週に持ち越し。

 

 


芒種の朝

2014-06-06 22:10:05 | ぐるりのこと

二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」。

「芒(のぎ)」(イネ科など)の種を撒く頃、つまり田植えの季節。

とは言っても、田んぼのないユー地区では、あまり意味のない節気。

除草したり、間引いたりする草や花を積んで堆肥化する山に、チューリップの花。

どうやら、最終ラウンドに回った花を摘んで、捨てたようだ。

来年に向けた球根の養生に、「摘花」は大切なルーチンだが、わびしさ重ねる
野良仕事。

摘花の向こうの黄色い花は、土捨て場に活路を見つけた匍匐性の黄花ラミウム。

ここだけの繁殖と開花が許されたラミウムだが、大らかだ。

 

 

 

 

 

 

こちらでは、地物のチシマフウロが咲き始めた。

何とも言えない花色と咲き姿。

人知れず咲く、あの深山を想う。

 

 

 

 

 

 

 

庭の野草系、左はナルコユリか、ホウチャクソウの類。

ちゃんとした同定をしていないので、幅をもっておく。

右は、ほぼ間違いなくコケイラン。

数は少ないが、毎年花を見せてくれる、貴重な庭仲間。

 

 

 

 

 

 

 

最後の画像は、オニグルミの雄花。

このままなら、今年のクルミは大豊作と思える花序(かじょ)の付き具合。

サテ、どうなるか。

 

 


月越えの土日

2014-06-01 21:14:12 | ぐるりのこと

月末になって、ようやく5月らしい気温に戻ったところで北の国で一番良い月(個人的に)
も終わり、月越え(若しくは、月跨ぎ)の週末となった。

ハルニレの大樹の木陰では、わすれな草が領地を広げて満開となっている。

ここは、野良生えのミツバやセリが採れる便利な場所。

セリはいつの間にか消えてしまったが、ミツバは健在。

 

 

 

 

 

 

回復を図っている芝地。

種を撒いたのはいいが、近所の鳩やスズメが群がってずいぶん啄んでいたようなので
諦め気味だったのだが…。

 

 

 

 

よく見ると、しっかりと実生の芝が生えてきていた。

秋までにどの程度回復するか、この後も辿ってみよう。

 

 

 

 

 

 

天気が続いているので、サイロの南側に積んでいた2年物の薪を小屋に仕舞う。

今日は二馬力だったので、思いの外捗った。

 

 

 

 

薪小屋も、やや満杯に近い状態。

この年の薪は、ちょっと小振りのものが多いのが難点。

良く燃えるが、火持ちはそれなりか。

 

 

 

 

まだ、薪小屋に余裕があったので、こちらの1年物も運び込んだ。

最近はナラやイタヤ(カエデの類)の堅薪が少なくなって、シラカバやハンノキが多く
なってきた。

山に囲まれているユー地区だが、ナラやイタヤだけの山は無いので、致し方ない。

 

 

 

 

 

 

花壇の花の開花状況など。
 

 

上左から、ゲラニウム・ビルウォリス、ラナンキュラスの類。

花イチゴのピンク・パンダ、ワイルドストロベリー(草イチゴ)。

 

 

花の咲く前の葉っぱの方も。
 

 

ここも左上から、へレニウムとイワミツバ。

どちらも旺盛な繁殖力だが、特にイワミツバの増え方はちょっと尋常でないほど。

下に回って、白花ヤナギランとヤバネ(タカノハ)ススキ。

ススキの斑は、これから成長するにつれて入ってくるが、今の見栄えはただのススキ。

 

 

 

 

 

 

フロントのデルフィニウムが大きくなってきたので、ピラミッド型のラティスを立てる。

デルフィは、この庭の初夏を代表する花だが、雨風に弱いのが難点。

このラティスがあると若干の効果が見られるのと、まだ葉っぱだらけのフロントの
オブジェ代わりにも。

刈りたての芝生にかかる木陰が良い。(自画自賛)

 

 

 

 

 

 

今日の野良仕事仕上げは、お隣の小屋の屋根材下地張り。

良い調子で張れていたのだが、途中でタッカー(ホチキスの大きいの)の針が切れて
終了となった。

屋根材は別にあるので、中間の完成祝いでビールのはずだったのだが…。
(何れにしても、ビールは飲んだ)

 

 

 

 

 

 

最後に、山菜の状況を。
 

 

左上から、ネマガリダケの中をちょいと潜ると、やや伸びすぎでやや細いのが案外簡単に
採れる。

もっと太くて良いものは、本格的に山に分け入らないと手に入らない。

近くで、セリとフキを採って今日の副菜は十分。

この後、ヨモギ、ウド、山ブドウの新芽を採って、天ぷら三兄妹。

 

これらの山菜が採られるようになったということは、ブユや蚊やダニが発生して、野山に入る
のも家周りで野良仕事するにもウルサクなってきたということ。
(さすがに、家周りでダニは見ないが…)

今回は見回りができなかったけれど、ワラビもそろそろ出て、町のジジババたちも忙しくなって
来ているのだろうな。

ムシならまだしも、山オヤジの出るところにはちょいと気をつけて!