月末になって、ようやく5月らしい気温に戻ったところで北の国で一番良い月(個人的に)
も終わり、月越え(若しくは、月跨ぎ)の週末となった。
ハルニレの大樹の木陰では、わすれな草が領地を広げて満開となっている。
ここは、野良生えのミツバやセリが採れる便利な場所。
セリはいつの間にか消えてしまったが、ミツバは健在。
回復を図っている芝地。
種を撒いたのはいいが、近所の鳩やスズメが群がってずいぶん啄んでいたようなので
諦め気味だったのだが…。
よく見ると、しっかりと実生の芝が生えてきていた。
秋までにどの程度回復するか、この後も辿ってみよう。
天気が続いているので、サイロの南側に積んでいた2年物の薪を小屋に仕舞う。
今日は二馬力だったので、思いの外捗った。
薪小屋も、やや満杯に近い状態。
この年の薪は、ちょっと小振りのものが多いのが難点。
良く燃えるが、火持ちはそれなりか。
まだ、薪小屋に余裕があったので、こちらの1年物も運び込んだ。
最近はナラやイタヤ(カエデの類)の堅薪が少なくなって、シラカバやハンノキが多く
なってきた。
山に囲まれているユー地区だが、ナラやイタヤだけの山は無いので、致し方ない。
花壇の花の開花状況など。
上左から、ゲラニウム・ビルウォリス、ラナンキュラスの類。
花イチゴのピンク・パンダ、ワイルドストロベリー(草イチゴ)。
花の咲く前の葉っぱの方も。
ここも左上から、へレニウムとイワミツバ。
どちらも旺盛な繁殖力だが、特にイワミツバの増え方はちょっと尋常でないほど。
下に回って、白花ヤナギランとヤバネ(タカノハ)ススキ。
ススキの斑は、これから成長するにつれて入ってくるが、今の見栄えはただのススキ。
フロントのデルフィニウムが大きくなってきたので、ピラミッド型のラティスを立てる。
デルフィは、この庭の初夏を代表する花だが、雨風に弱いのが難点。
このラティスがあると若干の効果が見られるのと、まだ葉っぱだらけのフロントの
オブジェ代わりにも。
刈りたての芝生にかかる木陰が良い。(自画自賛)
今日の野良仕事仕上げは、お隣の小屋の屋根材下地張り。
良い調子で張れていたのだが、途中でタッカー(ホチキスの大きいの)の針が切れて
終了となった。
屋根材は別にあるので、中間の完成祝いでビールのはずだったのだが…。
(何れにしても、ビールは飲んだ)
最後に、山菜の状況を。
左上から、ネマガリダケの中をちょいと潜ると、やや伸びすぎでやや細いのが案外簡単に
採れる。
もっと太くて良いものは、本格的に山に分け入らないと手に入らない。
近くで、セリとフキを採って今日の副菜は十分。
この後、ヨモギ、ウド、山ブドウの新芽を採って、天ぷら三兄妹。
これらの山菜が採られるようになったということは、ブユや蚊やダニが発生して、野山に入る
のも家周りで野良仕事するにもウルサクなってきたということ。
(さすがに、家周りでダニは見ないが…)
今回は見回りができなかったけれど、ワラビもそろそろ出て、町のジジババたちも忙しくなって
来ているのだろうな。
ムシならまだしも、山オヤジの出るところにはちょいと気をつけて!