公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

東京消防庁1類no14(平成24年5月27日)

2017-01-14 08:42:00 | 整数
1、3、5、7、9の5つの数字から、異なる2つを選んで任意の2桁の整数を作る。できた2桁の整数の総和として、最も妥当なのはどれか。①1100②1221③1321④1360⑤1469                          2桁の整数は、何個できるかというと、5×4=20個ですから、これを全部足せば答えは出ます。実は、これがとても大事なことになってきます。例えば、257+670+344を、筆算でやってみます。まず、1の位の数だけ足しまして、7+0+4=11。このとき、10の位や、100の位の数を見ましたか?見なかったですね。次に、10の位の数だけを足しまして、5+7+4=16。ただし、1の位を足したときに1繰り上がってたので、16+1=17。このとき、1の位や100の位の数は見ていません。最後に100の位の数を足しまして、2+6+3=11。ただし、10の位を足したときに、1繰り上がってたので、11+1=12と、計算しますね。つまり、ということです。100の位だけ足して、10の位だけ足して、1の位だけ足して、合わせる。本問の場合は、よって、1000+100=1100。正解は肢①です。結局、10の位の和が1000ならば、1の位の和は、1000を、一桁小さくした100になっていますね。3桁や、4桁になった類題も、1番大きな位だけ真面目に計算しておいて、後は一桁ずつ小さくしたものを足せばOKです。PVアクセスランキング にほんブログ村

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