剰余(その2) 2016-12-18 08:42:00 | 整数 今回は、②について。 次の問題は、警察官(大卒)の過去問です。 ある3桁の整数を7、8、9で割ると、余りはそれぞれ6、7、8となる。この3桁の整数のそれぞれの位の和はいくらか。①6②8③10④12⑤14 ある整数をNとします。Nは、7で割ると6余るので、N=7a+6。同様に、8で割ると7余るので、N=8b+7。9で割ると8余るので、N=9c+8。まとめると、ここで、次のことに注目します。全部差が同じ数(この場合は1)になっています。この場合は、それぞれの辺に、その同じ数(この場合は1)を足します。N+1は、7の倍数かつ8の倍数かつ9の倍数ですから、504の倍数です。よって、5+0+3=8。正解は肢②です。なぜこうなるのかというと、7で割ると6余るということは、その数が、あと1だけ大きかったら、うまく7で割り切れたのに、ちょっと残念!8で割ると7余るということは、その数が、あと1だけ大きかったら、8で割り切れたのに、ちょっと残念!……ということです。次回で、パターン③を説明します。 にほんブログ村 « 剰余(その1) | トップ | 剰余(その3) »
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