公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

集合②

2017-10-27 13:47:00 | 集合
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2集合の問題を、ベン図で考えます。公式があります。                  n(A)+n(B)-n(A∩B)+n(C)=n(U)です。                  n(A)とは、集合Aに含まれる要素の個数。分かりやすくいうと、「Aに何個入ってるか」です。∩は、「かつ」、Cは、AでもBでもないところ、Uは、全体です。                  n(A)は、集合Aの要素の個数だから、そこに何個あるかを数えたら、忘れないように、チェック(✓)していきます。n(A)+n(B)をしたら、A∩Bの部分を、2回数えてしまいました。ゆえに、1回引いときましょう。(✓を一つ消す)。そうすると、後、Cの部分を数えると、全ての場所を1回ずつ数えたことになるので、全体の数になりますね。これが公式の意味です。そんなこと、当たり前やないかい!と怒られそうですが、これを確認しないと、3集合の公式に行けないのです。一応、公式を使って、次の問題を解いて下さいね。                                         45人の団体がある博覧会に行ってきたというので、AパビリオンとBパビリオンを見学したかどうか全員に聞いてみたところ、次のア~ウのことがわかった。Aパビリオンを見学したのは何人か。                  ア 31人はどちらも見学した。                  イ 38人はBパビリオンを見学した。                  ウ 2人はどちらも見学しなかった。                    公式に当てはめて、n(A)+38-31+2=45。よって、n(A)=36。正解は、36人です。今度は、3集合の公式です。(その③へ)ここをポチッとお願いします。→にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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