伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

伊那CATV杯最終日

2010年09月28日 22時06分55秒 | 少年サッカー
先週のCATV杯一日目で、よもやの2連敗で当初の目標(?)であったCATV杯の優勝を逃した我らがTOP伊那ですが、2日目は会場を富士塚グラウンドに移して、南信大会を懸けた戦いに挑みます。

この日はそれほど暑くはないと思っていたのですが、Menottiは第一試合から主審を仰せつかり、まだ午前中の日差しだというのに、1試合終わってみればもう汗だく。
まだまだ暑いですね・・・。

本日、南信大会予備選の最初の相手は、飯島さんでした。

今年の6年生リーグでは3-1で勝っている相手です。センターバックに大柄な10番の選手を擁するチームだったので、良く憶えています。

しかし、あれからもうだいぶ経っているので、チームはどこもレベルアップしているはず。同じように勝てる保証はどこにもありません。

試合開始後、案の定先制されてしまいました。相手は前よりもしっかり繋いでくることができるようになっている印象でした。

この日、うちの布陣は、いつもと違っていました。ずっとセンターバックだったうちの子が左のハーフに、同じく5年のサイドバックをやっている子が右のハーフでした。

その他にもいくつかのサプライズな布陣が敷かれました。先週の嫌な流れを変えるための物だったのかも知れません。しかし、サイドの攻撃はあまり機能しませんでした。そもそも足もそれほど速くないし、個人技が優れているわけでもないので、なかなか最後、センタリングやシュートまで持っていくことができません。中盤の選手との連携で前線までボールを運びたいのですが、そこまでのコンビネーションができていないし、中盤でボールをキープもできない・・・。

先週と同じように、準備もできていないサイドに苦し紛れの超キラーパスを送り、サイドは死にそうになって追っかけていました。

反対に、飯島の得点はサイドからの展開でやられました。

その後、この日トップに入ったうちのエース、YJ君がDFを振り切って、中央から見事なゴールを決めて同点に追いつきました。やはり困ったときのYJ頼みか・・。

この時点で後半だったと記憶していますが、その後、決勝点を取った方が勝つ、というシチュエーションで、結果として決勝点は相手に奪われてしまいました。やはりサイドを崩されて中央の混戦からたたき込まれたのです。

足の遅さだとか、フィジカルの弱さだとか理由はあると思いますが、最終的に全員の勝ちたいという気持ちの強さで、相手に負けていたように思いました。

個人のスキルだけ見れば、それほど差があるとは思えないし、6年生リーグの頃より気持ちが落ちているのは否めない事実だと思います。

試合後、選手達のクールダウンとミーティングを担当したので、その時に色々と反省の弁と今後について話を聞いたのですが、良かったことは特になし、悪かったことは声が出ないだとか様々でしたが、その反省を言っている声がすでに小さくて聞こえない。そんな感じでした。

もう1試合のフレンドリーをどのように実のある物にしていくか、数少ない対外試合を一戦一戦大事にしていくことの重要性を話したつもりだったのですが、みんなの心に響いたかは、ちょっと疑問でした。チラベルトに向けて、残り少ない時間を少しでもレベルアップに繋げて欲しいと思いました。

1試合目の試合中に、ベンチで居眠りをして舟を漕いでいた選手がいて、私も呆れましたが、UMEコーチにもかなり怒られていました。4年で選ばれている意味を自覚してもらいたいものです。

さて、この日の決勝は、順当に勝ち上がったTOPSTONEと、南箕輪を破って決勝に勝ち上がった伊那少年との戦いでした。どんな戦いになるかと固唾をのんで観戦しましたが、やはりレベルの違いは大きいと感じました。先制点からして、見事でした。右サイドの小柄なスピードスター、F君。半ば強引に速さに任せてぶち抜くと、最後は中央に切れ込んで角度のあまりないニアサイドからズドンと決めてしまいました。

先制するとこのチームは本当に強いですね。中盤にもタレントが豊富で、どこからでも二列目から飛び込んできます。前半だけで3,4点取って、試合をほぼ決めていました。後半、控え選手を次々投入して、最終的には点を取られましたが、ほぼ完勝と言っていいでしょう。見事な優勝でした。

これに弾みをつけて、TOPSTONEはチラベルト連覇を狙いに行くことでしょう。

うちもチラベルト初勝利を目指して頑張ろう!
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