アルゼンチンが、マラドーナが、やっとの思いで2010年、南アフリカW杯の切符を手に入れました。
近年ではまれにみる苦戦でした。それもあの、お騒がせマラドーナ監督のおかげなのか、どうなのか・・・。何はともあれ、出場を決めたんだから、ひとまず安心です。
本当に、肝を冷やしました。今のアルゼンチンの状態から考えて、アウェーのウルグアイ戦。もちろん最終戦で、まさに天下分け目の大一番です。勝った方が自動的に出場を決め、負けた方はエクアドル次第ではプレーオフも残れず、そのまま消えてしまうのです。
こんな時の精神状態はどんなだったんでしょう?
どちらのチームも同じ条件だと思います。Menottiも今朝は仕事も手に着かず、やきもきしていました。どこからか前半0-0のニュースが・・・。
引き分けでもアルゼンチンはOKだったので、もう、このままでもいいや!
と思ったりもしました。FIFAの速報をちらちら見ながら、仕事してました。
そして83分まで来ました。もういい、このまま逃げ切ってくれ。アイマールが出てないけど、そんなことはもうどうでもいい・・・。
そんなとき、0-1の文字が目に飛び込んできました。マリオ・ボラッティ!!
この名前しか聞いたことのない、確かウラカンのMFだったよな・・・。
決勝点でした・・・。後で見ると、メッシのFKからベロンのミドル。そのこぼれをボラッティが流し込んだ・・・らしいです。(これです)
マラドーナの毒舌も戻ってきました。「私をゴミのように扱ったジャーナリスト」への口撃です。
出場は決めましたが、マラドーナへの風当たりはまだまだ強いでしょう。本当にマラドーナで勝ち抜いて行けるのか・・・。
確かにこの南米予選を見ると厳しそうですが、マラドーナも足りない部分はビラルドに補ってもらい、本大会では強いアルゼンチンを見せて欲しいものです。
とにかくおめでとう、ディエゴ!そしてアルヘンティーナ!