伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

なでしこオールスターで津波古選手健闘する!

2007年08月20日 13時54分29秒 | なでしこリーグ
去年に続いて、二回目のなでしこオールスターでしたが、生放送がなく、去年はあった試合前の選手紹介などもカットされていて、昨日の深夜にテレビ朝日での録画放送となりました。

ただ、今年は大原学園からただ一人、津波古選手が監督推薦で選出されたこともあって、いつも以上のモチベーションで試合を見ました。本当は西が丘に行きたかったのですが・・・。

津波古選手はイーストの左サイドバックで先発でした。最近のL1を闘う上でのポジションですね。確かに中盤は安藤柳田などの代表軍団の層が厚いので、サイドバックでの運動量を生かす作戦だったと思います。

その目論見通り、前半から豊富な運動量で左サイドを駆け上がり、戻るの繰り返し、中盤と絡んで、ボールを前線へ運んでいました。ウエストの中盤のチェックが厳しく、キープするものの、なかなかボールを前に運べない時間が多い中、津波古の仕掛けが効果的に映りました。

ウエストにサイドから早々に先制された前半28分頃、が左のスペースにさばいたボールに、上がってきていた津波古がダイレクトで右、安藤に絶妙なクロスをあげ、それを中央にヘッドで折り返したところに柳田が跳び蹴りのようにシュート!!
起点となるクロスから生まれた同点ゴールでした。
津波古はリーグの試合でもこんな感じのクロスはよく上げてたと思うんですが、さすがにオールスターの代表クラスのチームだと確実に決めますね、感心しました。あれだけ上がれるのも、彼女の身体能力はもちろんですが、上がったときの他の選手のカバーリングも良いから、できるんだと思います。今の大原学園津波古がサイドバックのときにあんだけ上がったら、すぐにヤバイ状況を招いてしまいそうですからね・・・。

試合はその後も点の取り合いとなり、津波古は前半で下がってしまったのですが、後半は湯郷から去年までのチームメート、中野真奈美もオールスターデビューでした。中野はあまり見せ場がなかったように思いましたが、同じ初出場でも、津波古レベルのベテランになると、周りのL1の選手のなかでも、多分知られた顔だし、プレイ振りも堂々としたものでした。初出場の緊張などみじんも感じさせませんでしたね。

ゴール後のパフォーマンス(ヲタ芸風ですか?)もちゃんとやってたし、ロッカールームの雰囲気も良さそうだなというのが、伝わってきました。

来月はL2含めたカップ戦、10月からはリーグも再開です。大原学園に目を向けると勝ち無しのダントツ最下位です。なんとか1勝、残留目指してがんばろう。L2に落ちたらオールスターどころじゃないし・・・。

Comments (2)
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