10月4日(木)
「志比田食肉加工センター」の落成式に出席しました。
この会社の社長さんとは、フジサキは長いこと良いご縁を頂いており、何かにつけお会いしております。
なのはな食堂オープン時も、企業家の目線を頂きたいと御相談申し上げました。
「どうしたら繁昌するレストランになれるでしょうか。」と、フジサキ。
「簡単なこと。誰も真似できないほどおいしくて、誰も真似できないほどの安い値段で提供すれば。」と、社長。
その言を受けて、なのはな食堂は誕生したのでした。
また、なのはな村のなかまの企業実習をお願いしたのですが、「作業場が狭くてね、危険だから。」との御返事を頂いておりました。
ところが、この新家屋をオープンするにあたり、突然フジサキの携帯に電話あり。
「フジサキさん、障害者雇用をすることにしたよ。誰かいる?」
もうちょっと余裕を持って連絡してよ。フジサキ、大慌てで就労支援員と相談、とにかく話を聞きに行って、と、支援員を送り出しました。
色々と考えていると、支援員から電話があり「社長さんが面接したいとのことです。」
もう、全く。
何とか就労候補者2名を選出し、10日間の実習が始まりました。若い女性2人良くがんばりましたが、少々付け焼刃の感は否めず、不安の気持が大。
そして、落成式の当日、2人は、
笑顔でフジサキを迎えてくれました。
「良いお嬢さん2人を紹介してくれて、ありがとう。」
こちらがお礼を言う前に、社長に言われてしまいました。
GHで生活しているKさんとMさん、今年支援学校を卒業したばかりです。
社長さんも本当にありがとうございます。
何もかもが順風にいくはずはないでしょうが、何かしらつまずいた時は多くのなかまで支えます。