10/15~10/16と、共同連マラソントーク・宮崎が開催されました。
15日は、宮崎市文化ホール内、コリドール(障害福祉サービス事業所が運営する、普段はバイキングのお店)にて交流会。
久しぶりの顔合わせや、初めて出会う人や・・・楽しいひと時を過ごしました。ただ、2次会までお付き合いをする元気はなく、「ニシタチ、ニシタチ、」と連呼する共同連の方々を、お見送りしました。
16日は、本番のマラソントーク。
共同連事務局長・斎藤縣三氏(左側)と、YAH!Doみやざき・永山昌彦氏(右側)。そして、進行役はフジサキが仰せつかりました。予定していたブライトハウス施設長の岩下さんが欠席のため、急きょピンチヒッターです。考えてみれば、こんな役は生まれて初めての体験です。フジサキは難聴であることを声を大にして、とちるところはそのせいにしようと姑息な手段を図りました。
写真は何となく険悪なお二人に見えますが、実はそのとおり。ではなく、湧きあい合いの内に、静かに会は進行していきました。
永山さんの紹介として、永山さんが斎藤さんに宛てたメールを転載します。マッチーこと永山昌彦さんとは若かりし頃、コトがあれば(コトがなくとも)会い、良く飲んだものです。
共同連 事務局長 斉藤様<o:p></o:p>
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初めまして。<o:p></o:p>
今週の日曜日のマラソントークで同棲させていただく永山昌彦と申します。<o:p></o:p>
以前より都城・なのはな村の藤崎さんや日向・風舎の溝口さんには親しくお付き合いをさせてもらっています。<o:p></o:p>
私のことを少し紹介してもらいます。<o:p></o:p>
宮崎生まれの宮崎育ちです。昭和29年に8カ月の未熟児で生まれ、57年間、CPと付き合っていますが、加齢と共に徐々に体力の低下、左手の痺れ等に悩まされております。<o:p></o:p>
若い頃は一人で東京や大阪に平気で行っていたのが懐かしく思いだされます。<o:p></o:p>
現在は宮崎の地で自立生活センターの代表理事とアート活動に主眼を置いた「アートステーションどんこや」という小規模授産施設の理事長をしております。この小規模授産施設も今年4月にはB型と生活介護の多機能型に移行しましたが、厳しい現状が続いています。<o:p></o:p>
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今回のマラソントークですが、溝口さんや藤崎さんの強い意向もあり、引き受けさせていただきましたが、どの様に進んでいけばよいのか見当もつかず、逆に共同連の皆さんや溝口さんらにご迷惑をかけるのではないかと心配しております。<o:p></o:p>
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実行委員会では、テーマになっている「働くって、よくわからん」ということで「働く」とはどういうことなのかをみんなで深められればと思っています。<o:p></o:p>
ワーカーズコレクティブや、社会的事業所は、Coopでの介助、子ども支援を行う組合員の動きや、地域の主婦等による過疎地域で特産品づくり販売等が挙げられますが、障害者の分野では宮崎で聞く事はありません。宮崎県議会も平成21年3月に国会に「協同出資・協同経営で働く協同組合法」(仮称)の速やかな制定を求める意見書が議員発議で国会に出されておりますが、それ以降活発な意見交換が行われているとは言えません。<o:p></o:p>
特に自立支援法以降「サービス」という概念が主流となり、サービス利用者というとらえることが多く、障害者自身のパワーも沿いで行っているように感じています。<o:p></o:p>
総合福祉法の欲し案が提出され、障害者を取り巻く環境がどう変わっていくのか、障害者の「働く」「暮らす」をどう考えていけば良いのかを考える機会に今回のマラソントークがなればと願っています。またこの機会が継続的に宮崎県で協議できるようになってくれるといいなあって思います。。<o:p></o:p>
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はなはだ、曖昧な内容ですが、斉藤さんから社会的事業所の考え方や生き方、価値観の変更の大事さを、運動していく力を宮崎の仲間達に伝えられる一助になれれば幸いです。<o:p></o:p>
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特定非営利活動法人<o:p></o:p>
障害者自立応援センターYAH!DOみやざき<o:p></o:p>
宮崎市青葉町54番地 永山住宅1号
TEL&FAX 0985-31-4800
E-mail:yahdo@r9.dion.ne.jp
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斎藤さんからは、30年の共同連の歩みを振り返りながら、社会的事業所のあり方等をヨーロッパの例を引きながらレクチャーしていただきました。
・共に助け合う労働
・それぞれが自立できる分配
・みんなで創り上げる運営
・社会に通用する仕事
すごく当たり前のことですが、なのはな村の、また自己を振り返ると、出来ていないことの多さに気がつきます。
その後は、フリートークとして会場からも多くの発言がありました。予定の時間を30分も超過して、実に有意義な、集中した時間でした。若干、ボタンの掛け違いかなということもありましたが、今後の私たちの未来につなげていけるだろうという思いを強くしました。
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