この絵の作者T君とも、Yっこさんほどではありませんが長いお付き合いです。
表面的にはとても穏やかに見えるT君ですが、内面は果たしてどうでしょう。この絵をご覧になれば、T君の内面も見えてくるような気がします。
そのT君、病院(特に注射)が嫌で、一度身体をこわしたときも大学病院に運び込まれるまで、誰も気がつきませんでした。
大手術に耐え無事生還したとき、なのはな村の嘱託医S先生がしみじみと言ったものです。
「T君、不死身やねえ。」
それ以来、T君は病院が大好きになってしまって、定期検査等の採血も注射の跡をフジサキまで見せにやってきます。
T君の絵が少し変わってきたようにも思います。
穏やかな感性が育っていっているようにも、フジサキは感じます。
お父さんが亡くなられ。お母さんと二人暮らし。
GH等の地域生活も、視野に入れておかなければならない時期です。