なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

登り棒

2008-06-11 11:33:53 | 日記
庭のガジマルの高い枝と地面を結ぶ
登り棒が設置された。
竹の棒を垂直に立てて、枝に縛るのである。
毎年のことなので、待ってましたとばかりに
年長さんが列をなす。

順番順番と、背中にどんどんならぶ。
スイスイと登れる子は積極的に挑戦する。
できる子には挑戦とは言わないのかなー。スイスイ登る。

さて、まだ少しだけ心の中に自信を育てていないい子も
「やってみたい・・・」と10番目ぐらいに並ぶ。
10人がやっている手足の使い方を見ていることにするのだ。
それから、いざ自分の番になると
一瞬の戸惑いはあるものの
「やってみー」などと外野の声に押されるように、登り始める。
長身のテツロウがスイスイ登る。
おれさー、リユウヤがさーやってごらんと言われたからやって見せたのという。
なるほど、手本を示したということか。

ひとしきり登れる子が登ったあとの、閑散とした時間に
サヤカが初挑戦。ハルカが隣から体重支えようとする。
ミホが見本を示して登る。が半ばまで「できないなー」と自問の声。
スズカもやってきた。
みていてよー、スズカはすいすいと登る。
一旦登り棒から離れたミホ。でもまた気分を換えて寄ってきた。
今度は登り棒スイスイ成功。
みて、ケガしたんだーとと擦りむけた足の甲の擦り傷を見せる。
名人への勲章だねー。と私。勲章って何?とミホ。

サヤカ、ハルカも少しだけ手を貸すだけで、枝まで到着。
周りの子に褒められて、少し照れながらも登れた満足感を身体中から発散。
こうやって、いつの間にか自力で全員が登れるようになるのは
近いのかも。