花鳥にゃん月

カメラにはまり、心に入り込んだものを写して遊んでます。
日常のどこにでもある風景・・・

牧野植物園の植物たち②

2015年05月20日 | ハーブ

とうとう 牧野植物園を含め 高知旅行の報告もラストとなりました

 

【 メゲヤキ 】

ニレ科 ケヤキ属 (落葉高木)

メゲヤキ 初めて聞きました

ほとんどケヤキなのですが 葉の表裏と葉柄に密に毛があるそうです

ルーペで確認しないと分かりませんね

 

【 ムラサキ 】

ムラサキ科 ムラサキ属 (多年草)

大阪からこちらに来る途中のバスの中で 薬草の会ですので

先生から 薬草についての問題が出されました

その中の回答の一つに 「ムラサキ」がありましたが 知らない植物でした

これがその ムラサキだそうですが なぜ ムラサキ? 

根が暗紫色だそうです

生薬「シコン」は炎症作用があるので 口内炎などの薬に使われるようです

 

病鉢巻(やまいはちまき) ってご存知ですか?

時代劇で殿様がムラサキの鉢巻してるのを見た事ないですか?

あの紫色に染めるのに このムラサキの根が使われたようです

病気封じのためだとか

 

 

【 マルバチシャノキ 】

ムラサキ科 チシャノキ属 (小高木) 

ムラサキと同じ ムラサキ科です

ムラサキ科には 草本が多いのですが これは木本です

植物のこと勉強する前は 草と木は 全く別物だと思っていました

でも そうでもないんですね

 

【 ベニシダ 】

オシダ科 オシダ属

普通のシダより やや赤っぽいです

ベニシダの横にも 細かく書かれた牧野さんの植物画があります

 

【 ホシケイラン 】

ラン科 ガンセキラン属 (多年生草本)

ガンゼキランの中で 葉に白い点々(星)が入ったものを

ホシケイランと呼ぶようです

一番花の盛りだったようで びっしりと花が咲いていました

 

【 ホウショウ 】

クスノキ科

見た目ほとんどクスノキですが クスノキの亜変種で

葉っぱの波うちが クスノキより目立つ気がします

クスノキは樟脳で有名ですが ホウショウには樟脳は少なく

リナロールが多いようです

リナロールは精油にすると 上品な香りで高級な香料に使われるそうです

漢字で「芳樟」と書くのは きっといい香りがしたからでしょうね 

 

【 シロバナセンダン 】

センダン科 センダン属

普通のセンダンは 薄紫の色をしていますが

これは白い花でした

シロバナセンダンも 牧野富太郎んが名付けたそうです

 

【 ブンタン 】

ミカン科 ミカン属

ブンタン 美味しいですよね

 

【 バイケイソウ 

ユリ科 シュロソウ属

園内で 花の咲いてる植物には”咲いてますよ”って

分かるように札がつけられていました

花が梅 葉がケイランに似てるところから名づけられたようです

コバイケイソウより 花が可憐です

ただ バイケイソウは 芽生えの時期に オオバギボウシやギョウジャニンニクと

よく似ていて 山菜採りで間違って食べられるそうですが

有毒ですので お気を付け下さい

 

【 ナツロウバイ 】

ロウバイ科 ロウバイ属 (落葉低木)

ロウバイとは あまり似ていませんね

でも この時期に見ると さわやかさが増します

 

【 トビカズラ 】

マメ科 トビカズラ属 (常緑つる性植物) 

なんといっても目を引いたのがこれ

大きな木に どっさり花をつけていました

不思議な形の花でした

 

【 ツリバナ 】

ニジキギ科 ニシキギ属 (落葉低木)

この可愛い姿を 一度見たいと思っていたので

今回見れて 良かったです

実も かわいいんですよね 

 

最後に まとめて

左から シンジュギク  セッコク  ハマエンドウ

セッコクと ハマエンドウは よくみますが

シンジュギクは初めて 見ました

 

              

もっと しっかり調べればいいのでしょうが

中途半端で申し訳ありません

長々と 続けてきましたが 今回で終了

ほんとにお付き合い ありがとうございました

コメント (6)
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