七尾学童には長期休みのみの利用児童が多い。
今日が夏休みの最後とばかりに楽しんだ。もう一度ポケモントレインを見に行った。
午後のひととき、6年男子2人話をした。朝刊に、彼らも答えたセーブザチルドレンのアンケート結果が載っていた。
あの時どこにいたか……今まで聴いていた話より大変な状況だったことがわかる。低学年の子なら、家族から守ってもらった記憶だが、高学年の子はもっと複雑だ。
そして自分の家の周りの解体話になる。よく知っている建物が一軒また一軒無くなる寂しさを彼らなりの表現で話した。
この夏の学童は楽しい体験をたくさん詰め込んだ。
林間学校。ポケモントレインを見ること。児童館で遊ぶこと、移動プラネタリウム。かき氷キャラバン。そしてこのブログを読んだ方から頂いたプール。
学校プールがなくなったみんなは大喜び、特に6年生は大はしゃぎだった。プール水を入れる時には、「水汲みは得意」と語ってた。(そうだ、断水中、近くの井戸水を家まで運んでいたんだ)
そして学校プールの支度を持ってきてバチャバチャ水をかけ合った。
教会学校行事としてのお楽しみ会、飯盒炊飯の会では、例年よりいっぱい花火をした。
そんな一つ一つを思い出して、良かったなと思う。
怖い体験が消えるわけはないし、街が変わる不安が無くなるわけじゃない。
でもこの学童で、小さい頃からの友達といっしょなら、馬鹿騒ぎして楽しめて、子どもらしい笑顔になれた。
この子たちが大人になった時、2024年の夏は楽しかったねと笑顔で語れるようでありたいと思う。
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