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自宅と道志の日々

タイトルを「自宅と道志の日々」にしました。日記のようにつぶやいています

元気だった母親と面会&ご自愛ください

2022年04月06日 | なかま道志

昨日は数カ月ぶりに、母(99歳)がお世話になっている施設に向かいました。

コロナ禍により面会することが出来ませんでした。

久しぶりに母との面会です。

「よく来たねぇ~」と名前を呼んでいました。

プールに行っている話をすると、80歳くらいまでスポーツクラブ(プール)に通っていた母ですので、バタフライやクロールの泳ぎ方の格好をしていました。

もう、名前も顔も忘れているんじゃないかな?と思っていました。

想像を超えた元気さで、こちらがビックリしたくらいです。

さて、本題に入ります。

以前の会社では、若い社員に対して雑学なども紹介していました。

挨拶文「時節柄、ご自愛ください」は一般的な使い方で、コロナ禍で利用頻度が増えたメールの最後に用いられる定番の挨拶です。

日常生活だけではなく、ビジネスシーンにおいても使用されることが多いのですが、若い社員などは「使い方に自信がない」という方もいました。

その中で、こんな使い方もあるよとしたのが「ご自愛専一」(ごじあいせんいつ)という言葉です。

ご自愛専一(ご自愛くださいをより強めた言葉)になり、「ご自分の体を一番に考えて、大事にしてください」という意味で使用できます。

言葉の中の「専一」とは言葉のとおり「一番にすること」の意味合いがあります。

普段ならご自愛くださいで済みますが、さらに「まず第一に自分自身を大切になさってください」という意味で、手紙やメールなどで、相手の健康を祈る挨拶として用いられ「何とぞご自愛専一になさってください」のように表現していました。

例えば、相手から先に「ご自愛ください」という言葉をいただいた時の返信方法ですが、まず気遣いに対する感謝を伝えます。

それから相手に対して「お元気でお過ごしください」「健康にご留意ください」など、少し表現を変えてお伝えするのも良いかと思います。

そして、こちらからは寒さ厳しい折 お体に気を付けて、ご自愛専一でお過ごしくださいと、相手のことを気遣いながら文章を締めくくることもありますよと、雑学として社員教育などもしていました。

一般的には「ご自愛ください」だけでも良いかと思います。

「ご自愛ください」は、メールなどの締めくくりに、相手の健康を祈る挨拶として末文に用いられ、「ご自愛ください」は敬語表現であるため、老若男女問わず目上の人や取引先に対しても使用可能です。

更に「時節柄、ご自愛ください」とくくると「このような時季(季節)であるため、ご自身のお体を大切になさってください」という意味で、「時節柄」も「ご自愛ください」も季節を問わず使用できます。

「ご自愛ください」の前に「くれぐれも」「どうか(どうぞ)」「何卒」を付けより丁寧な表現にもなります。

ただし、「ご自愛ください」の使い方と注意点もあります。

「ご自愛ください」には、「体調を崩さないように」との意味が込められているため、すでに体調を崩して体が弱っている人に対して使うのは不適切な用語になってしまいます。

そのような場合は「ご養生に専念なさってください」など、回復を祈る言葉を使うようにするのが良いかと思います。

もしくは「お体をお労(いたわ)りください」も同じように使用できます。

他には「どうかお大事になさってください」などがあります。

ご健康をお祈り申し上げますも良いかと思います。

今日の東京地方は一昨日までとは一転し暖かくなりました。

これからは暖かい春の陽気になるようです。

・・・・

季節によっては「三寒四温の」や「梅雨寒の」といった時候の言葉を付けることも良いのでしょう。

さらに、時節柄の部分を「暑さ厳しき折り」や「天候不順の折り」などの時候を表す言葉に言い換え、「ご自愛ください」と続けることも多くあります。

素敵な結び言葉です。

季節に合った時候の表現とうまく組み合わせて、正しく使ってみるのも個性を表現できて良いかと思います。

確認です。「ご自愛ください」とは?

「自愛」という言葉の意味を調べてみると、「自分を大切にすること」「自分の健康状態に気を付けること」と記載されています。

つまり「自愛」とは、自分をいつくしむことですから、「ご自愛ください」は、「あなたの体を大事にしてください」という労わりの言葉になります。

現職中(65歳以降)は、アドバイザーとして社員教育も行っていました。

「皆さまも、時節柄 何とぞご自愛専一になさってください」

*社員用のつぶやき(雑学)を引用しています。

 

Hiro