面白く無い内容ですが、 昨日の続きです。
筆者の三浦展氏は文中で次のように書かれていました。
+++++++
「シニアの年収は平均260万円。あと100万円あればいいなあ」
増やしたい年収を現在の収入別に見ると、年収にかかわらずあと100万円増やしたい人がほぼ4割である。
100万円未満の人ではあと50万円でもいいから欲しいという人が22%いる。
対して、年収600万円以上の人では、さすがに50万円増やしたいと言う人はゼロであり、100万円以上増やしたい人が2割強である。
また「増やす必要はない」と言う人も3割いた。(驚きです!)
+++++++
「平均金融資産は2772万円だが、上位13%が全資産の55%を保有」
金融資産別の人口構成比を見る。
〇最も多いのは500万円~1000万円未満であり15%。
〇次に2000万円~3000万円未満が7%であり、50万円~100万円未満が5%。
100万円~200万円未満が7%であり、このあたりが資産面での「純粋下級老人」だと言えよう。
他方、5000万円~1億円未満が9%、1億円以上が3%いるが、この辺りが、日々の経済生活に不安の無い「純粋上流老人」と言うことになろう。
今後の分析では資産500万円未満を「下流老人」、500万円以上2000万円未満を「中流老人」、2000万円以上を「上流老人」と言う3段階に分けて集計する。
+++++++
*私の場合、この分け方で言えば「上流老人」となりますが、全くその意識は無く 今後続くであろう高齢生活で資産?を何年で取り崩ずすかが課題です。
優雅な老人介護付き施設は高嶺の花であり、自宅でピンピンポックリを願いたいのですが、それは偶然と言うのか「神のみぞ知る」なのでしょう。
いづれにしても、くじ運は良くない方ですので今後の不安は残ります。
「公務員のほうがうまくいったシニアの資産形成」
公務員が正社員より資産階層が高い、あるいは階層意識が高い、要するに上流になりやすい傾向については、拙者『格差固定』でも指摘した。こうした公務員優位の傾向はシニアでも明らかだった。
シニアのこれまでの主な職業別に金融資産を集計して見ると、5000万円以上が最も多いのは会社役員、団体役員であり22%。次は会社代表・団体代表であり、18%。
その次が公務員であり17%。対して会社員(正社員)・団体職員は11%である。
*会社の役員や代表の次が公務員なんですね。
正社員で勤めてきた人よりも公務員のほうが資産形成が出来たのだ。役員以上になるか大企業の部長以上にならないと公務員より資産形成するのは難しと言えそうだ。
しかも公務員は年金も安定している。
年金だけで老後の生活が営めるので、退職金を得た時点での資金をその後もあまり取り崩さずに済む。
年金支給額が減らされる。支給年齢も上がると言う時代の中で、公務員になったほうが上流化しやすいというのは、日本社会全体の活力、勤労意欲を維持する上では大きな問題であると私は考える。
+++++++
*公務員と言っても、いわゆる地方や都道府県・国などの方もおり、また警察・消防・税務署や保健所(これは都道府県かな?)自衛隊など含まれるのでしょう。
今は民営化されていますが、以前は国鉄や郵政・電電などの公社も公務員だったのです。
たしか?民生委員も準公務員の扱いだったかと思います?
その方々がすべてが、公務員優位の傾向はシニアとは思っていませんが、親方日の丸とか、恩給と言われる、安定した職業であり公務員だけの年金体制があったのも事実のようです。
そこには職業選択の自由がある訳ですので、安定した所得を求めるには公務員に、特技があればスポーツ選手や芸術家の道もあるかと思います。もちろん稼業を継ぐことや中小も含み商売される道もあるのでしょう。
今、話題になっている大谷選手は、飛びぬけての高額予想されています。
+++++++
*きっと、公務員と言っても立場はいろいろだと思います。
現在、国会でも報酬アップが閣議決定されましたが、国務大臣クラスは返納するとしています。返納するくらいなら報酬アップは疑問を持ちますね。
議員と名の付く方は政治資金規正法で、簡単に返すわけには行かずポンと返せば寄付行為が違反になります。(報酬を簡単には返納できなのです)
思うのに、地方議員と名の付く方の人数は、広島球場が座席数とほぼ同じで、33,000人の方がいるようです。(全国で議員と名の付く者が33,000人)
簡単に言えば市町村の役所の人(公務員)は100人で一人を養っている?感じ(計算)ですかね。
それにしても総理の都合で?解散したりすれば、その都度 選挙費は税金からです。こんなに地方も含めて議員は必要ないかと思ってしまいます。
議員も少数精鋭で国民(市民)のことを考えて欲しいですね。
何人かの副大臣が、飽きれるような不祥事を引き起こしています。
責任者出てこい!と言いたいくらいです。
たまたま読んだ本で感じたことをご紹介しました。
つまらない内容でスミマセン!
Hiro