
*縁側から菜の花が見えます。
今月末 77歳の誕生日をもって、7050日続けてきたこのブログに、一つの「区切り」をお伝えしました。
振り返れば、始めた頃は勢いのままに、気づけば日々が習慣に変わり、習慣はやがて「日記を生きる」という日常になっていました。
けれど、風に舞う凧も、いつか糸が切れるときがあるように、ふとしたタイミングで、これまでの「当たり前」から解き放たれる瞬間が訪れます。
いま、私はその風の中で、少しクルクルと回転(ダッジロール)しながら、次の着地地点を探しているところです。
年齢のこともあってか、注意力や気力にも陰りを感じる場面が増えてきました。
どうしようもない心境です。よく使いますが、考えてみれば不思議な言葉です「どうしようもない」って、何が“どう”なんでしょう?ついでに失礼しますが、「どうしようもない」の語源と謂れです。
この言葉は、「どう(=どのように)しよう(=処理・対応)しても、無理」という意味で、 つまり「どんな手段を使っても対処できない」「手の施しようがない」状態を指します。
それが少しずつ短縮されて、「どうしようもない」になったようです。これがまさに私の心境です。
*のらぼう菜やホウレンソウが収穫を迎ました。
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でも、これは終わりではなく、「ひと区切り」だと思っています。
コメント欄には「引っ越し先を教えて」と言ってくださる方もいて、ありがたいことに、心の糸はまだつながっているのかもしれません。
残りの10日間は、特別なことではなく、いつも通りの私で、気負わずに過ごそうかと思っています。
これまで読んでくださった皆さまへ、静かな感謝を込めてです。
道志でアップしているモノは停止することになりますが、もう一つ同じ内容で「私の写真日記」というブログを開設しています。
新天地では、これまでのように毎日更新して、何かを皆さんにご紹介したりお伝えするものではなく、本当の気が付いた時の「写真日記」代わりで、きっと不定期なものになるかと思っています。
拙ブログを停止することになって、どうしようもない心境になっています。
今朝は清々しい東京地方の朝になっています。
Hiro