そう言えば、約5年前に道志村に縁あって、別荘を買い求めることにしました。
自宅の近所の方から、道志の別荘を手放したいとの話がありました。
借地(この地域は土地を売らない)なので、家だけです。
しかし、敷地内は何にしても自由です。
先ずは、誰でもが憧れる?畑づくりですよね。
前住の方は、畑や果物を中心に育てていました。
私は全体のイメージ作りからスタートしています。
何しろ作ることと、その過程が楽しみなのです。
月に2回来れるかどうかですので、プチな(耕うん機)などを買い求めました。
すると、その置き場に困るのです。
そうかぁ~、農機具小屋を作れば良いんだ~になります。
早速、ポンチ絵(イメージ図)を書き、場所と整地に入りました。
この地域は風や雨も良く降り、そのことを考えなくてはなりません。
土台が大事なのです。
大き目の基礎コンを買い求めました。
そして、私にも出来そうな三角式の形状にしました。
今では便利な留め金も売っています。
しかし、一人で加工し骨組みを組み立てるのは大変な作業です。
どなたかが、片方持ってくれれば楽にビス止め出来るのですが、建てる(立てる)のに一苦労しましたね。
つっかい棒を立ってて、仮に止めて、水準器を使って平行にして・・・。
ここまで来れば、出来上がったようなものです。
後は強度を付けるために、壁柱(コンパネで強度を持たせる)にしました。
こうすれば筋違などはいりません。
季節も、桃の花が咲くころになりました。
暇に?任せての作業です。
徐々に出来上がれば良いのです。
風通しの良いように、結構苦労して窓も付けました。
背面はお洒落に、丸窓にして、内側からアクリル板を張ります。
もちろん、防腐剤も施します。
問題は屋根をどうするかですね。
ホームセンターに何度も通い考えます。
私にとって一番楽な方法で、施工することにしました。
その材料を測っては買い求め、足りなくてまたホームセンターへ・・・。
やっと、それらしくなって来ました。
農機具もすでに雨除けのために納めています。
こんな風に窓も開き、風通しを良くしています。
天井付近は、稲わらを積んでいます。
これは女房の実家から分けていただいたものです。
重宝していますよ。
ドアーも農機具小屋には見えない、立派なものを杉本工務店(地元の大工さん)にいただきました。
ピッタリと納まりました。
隙間の壁も埋めて、半年かけて農機具小屋が完成いたしました。
こんなイメージです。
これに蔦類を絡ませて、緑で囲むのです。
片付けていませんが、農機具を置いています。
真冬の雪の重さに耐えています。
我ながら満足した農機具小屋になりました。
最近の画像です。
小屋にアイビー?やテッセンなどが絡んで来ました。
畑は収穫の時期がありますので、縮小しガーデン風にしました。
こうして、イメージから完成まで、時間(経過や過程)を楽しんでいます。
私の小さなお城です。
殿一人、家来はいなく、作業員一人です。
しかし、満足感と贅沢を感じています。
Hiro