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こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

2月3日

2013-02-03 23:12:29 | 活動日誌
 
本日は、塩尻市レザンホールで「義仲・巴ら勇士を讃える会全国大会があり、岡田冠者親義を讃える会のメンバーとして参加しました。午後は地元の岡田地区新春サークル発表会。今年は大勢の皆さんが参加し、岡田音頭のCDを作製した記念で歌っていただいた万里鈴香さんと諏訪貴志さんの歌謡ショー、岡田の民話の切絵紙芝居ほか、童謡唱歌を楽しむ会、太極拳、信州大学吹奏楽部、民謡クラブ、信州大学混成合唱団の出演で大いに盛り上りました。

写真は義仲巴ら勇者を讃える会、会長田中木曽町長。右側は深志神社節分祭で、年男の松本山雅の片山選手。
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元東電社員の証言

2013-02-03 09:47:54 | 脱原発・危機管理
 
2月2日元東電社員の吉川彰浩さんの講演会が大町温泉郷であり出席しました。
吉川さんは、東電学園を卒業後1999年から2008年まで福島第一原発、以降201年6月まで福島第2原発で、点検・修理・改造などを主な仕事とする保全部に所属し請負業者をつかって仕事を進めてきました。現在、福島第一原発の事故の収束に向け懸命な努力がされているが、東電社員にたいする人格攻撃がひどくなるなかで、東電の技術者がノイローゼになり辞めてしまう、一番技術力のある地元の請負業者も避難を余儀なくされ、遠隔地からの通勤に疲れ別の企業に勤めてしまうなど、収束に向けた作業を進められないという危機的な状況を理解してもらおうと、東電を辞めて講演活動を始めたそうです。

現在、下請けさんは暴力団、ホームレス、外国人労働者等が入ってきている。以前なら原発の作業はもっとも安全が求められる作業であり、たばこの吸い殻一つ落ちているはずがない現場であったが、今の作業員は防護服の着方一つ知らないし、平気でマスクを外してタバコを吸う等被ばくということも分かっていない皆さんがきている。

こうした中で福島第一原発は、「1~4号機の冷却を維持し、汚染水が増え続ける状態を保つ」こという現状維持が精いっぱいと語る。本来なら冷却水を循環させる配管はステンレス製のSUS配管にしなければならないが、現在はプラスチックとゴムでできているフレキシブルホースを使っている。地べたに直接置かれているので茎の固い草の伸びで穴があき汚染水が漏れることもある。現在総延長5キロに及ぶ配管を屋根付きで樹脂性のものに変えようとしている。チェルノブイリはやりようがなくて石棺で固めたが、東電は燃料を取り出して安全な状態にすることを目指しているが進まないのが現状である。そのためにも熟練の技術者が必要だが確保できなことが問題である。

福島第一原発の事故で、海水を入れるのかどうかを本社は腐食してあと使えなくなることを心配してまごまごしているうちにメルトダウンが起きてしまった。現在も排気筒からは1000万?の排気がされている。

このほか下請け構造の話、原子力発電所の仕組み、核分裂の仕組み、核廃棄物の状況などについて2時間では話しきれない中身の濃いお話でした。

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