第90回の記念大会ということで、参加チームが23に増えた今年の箱根駅伝は、東洋大学が往路優勝した。
昨年は、山の神と言われた柏原が抜けたために、山登りで追い抜かれてしまった。
それが、今年は設楽兄弟を往路につぎ込んで往路優勝することができた。
ただ、2位との差は59秒であり、復路が少し心配である。
それとは別に、山梨学園が2区で助っ人のオムワンバが途中棄権となってしまった。
アフリカからの留学生は、素質的にあまりにも日本人とかけ離れているために、同じ土俵で戦うことにわたしはあまり賛成ではない。
走り方の見本や努力の見本となるなら、アフリカ勢を招へいしてもよいけれど、あまりにも実力が違い過ぎていて、日本人が苦労して稼いできた順位が、簡単に追い抜かれてしまうのである。プロなら仕方のない話だけれど、大学駅伝では、もうそろそらアフリカ勢の助っ人をなくす方向で何とかならないものだろうか。