長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

民主の分裂不可避か?

2012-06-22 08:52:32 | Weblog
小沢元民主党代表が、消費増税関連法案の衆院採決で反対する意向を表明したため、民主党は分裂かと騒がれている。
ここで、なぜ小沢さんがこのような行動に出たかをよく見てみる必要がある。
それは、小沢さんが、まだ控訴審があるため、9月の代表戦に出られないことである。
そのため、増税の前にまだやることがあるといっても、迫力がない。
そこで、最大限増税関連法案に反対するには、離党をちらつかせるしか方法がないからである。
現政府側にしても、50人近くの人が反対すれば、除名することも出来ないだろう。
増税関連法案が成立したとしても、その他の法案はまったく成立しなくなるからである。
そうなると、反対されても、その次には、何とか小沢さんたちの言い分をいくらか入れて、人材も登用して、丸く治めるしかない。
前に橋下市長が原発再稼動に反対していたのが、ころっと変わって、賛成にまわったように、増税関連法案に反対したからといって、小沢さんたちが離党するとは限らないと、私は思っている。
話の筋としては、小沢さんの言っていることのほうが、筋が通っているように思われるからである。