コンビニ経営相談室「あかり」

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コンビニ:出店競争過熱 大手3社、今年度中に3870店

2013年08月31日 06時24分26秒 | インポート
 コンビニエンスストア大手3社の出店競争が過熱している。最大手のセブン-イレブン・ジャパンと3位のファミリーマートは今年度中にそれぞれ過去最高の1500の新規出店を計画、2位のローソンも過去10年で2番目の高水準となる870の出店を予定している。プライベートブランド(PB)商品の充実や、東日本大震災を機にコンビニの便利さが認められたことで、高齢者や女性の利用が広がっていることが背景にある。一方、大手3社の寡占化が急速に進み、下位のコンビニ各社にとっては厳しい環境となっている。

 大手3社の合計で約3870店舗、総店舗数は、4万店弱だから、1年間で約1割店舗数が増えることになる。
既存店の売り上げ減がつづくなか、需要が見込まれるという根拠はない。

 同商圏に1割店舗が、増えれば既存店の売り上げは、1割減るのが、理屈だ。努力しても5%は減る計算だ。

本部が、増収、増益だからといって安易にコンビニに加盟するのは、やめるのが賢明だ。
まず当初の加盟金の負担だけではすまない。初期投資に約1500万位はかかる。今の新規店舗では、2~3年
収入なしの状態が、続くと思ったほうがいい。特に新店の場合、開店時に発生する商品投資が、問題だ。

 一部、本部が負担してくれるが、それを武器に本部は、思いっきり商品を発注させる。その商品投入に
STOPかけれる知識と経験がなければ、コンビニはやらないほうがいいと思う。

 どこにでもコンビニがあるなかですぐにはお客様は、つかない。新聞をとっていない人が多い「チラシ」は、
きかない。手配りビラも大半のマンションは拒否している。配れば、イメージの悪化につながる。
 新店だからといって今時、だれも興味を示さない。緻密な努力をしてやっとお客様は付く。


 本部の目的は、社会的に信用のある方で退職金ないし、多少の蓄えのある方。4~5年で
お客様が付き、経営が苦しくなるのを待って契約解除に持ってゆきます。理由は経営能力のなさ。

 本部は、初期投資をオーナーにさせ美味しいところを持っていく。それが、増収、増益の中身だ
ということを理解してほしい。

 新店舗開発に良心的な本部との差が、大きくなります。ある本部は「オーナーが着けば、店はあけますよ」
と店舗指導員が公言します。そういう店舗をもらったら5年後「地獄の日々」が待っています。

 





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
この記事も事実ですね。 (いけないえいじ)
2013-08-31 23:35:15
私が経験した事です。
中途解約で違約金盗られて店舗赤字で自己責任。
泣きっ面に蜂以上の事をされます。
人間じゃないですよ本部の人間は。
殺人機械です。現にその赤字経営を苦に何人もの自殺者が存在します。
うまく行く店はほんのわずかです。
後はこれでもかと働かされて文句も言えず死んで行きます。
【死人に口なし】
ですよ。
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 一番の問題点は、個店の対策をしないこと。全て... (nag)
2013-09-01 06:46:48
赤字になれば、オーナーと一緒に今後のことを話し合うという姿勢は、ありません。
 逆に相談にのる振りをして、潰しにかかります。なうての相談員を投入し、商品
廃棄を増やし、売上高はあがるが利益が増えない施策を強要します。
 「まさか本部がここまでは」と思うことが、現実におきます。
こうして積み上げた利益が、外国株主にわたります。
生き残ったものが、声をあげましょう。
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