コンビニ経営相談室「あかり」

気がついたら全てを喪失、それがコンビニオーナー。加盟を阻止し、脱退を支援します。コンビニの経営の現実をお知らせします。

店舗閉鎖の嵐がやってくる。コンビニドラッグ増加。

2015年08月18日 22時52分24秒 | 日記

 

ファミマとドラッグストア2社が新会社設立で合意 薬局一体型コンビニなど展開へ

産経新聞 8月18日(火)17時49分配信

ファミリーマートは18日、調剤薬局やドラッグストアを展開するファーマライズホールディングス(HD)とヒグチ産業の2社と合弁会社を設立することで最終合意したと発表した。

 10月1日に設立予定の新会社の名称は「薬ヒグチ&ファーマライズ」。ファーマライズHDが55・1%、ヒグチ産業が30%、ファミリーマートが14・9%出資する。ヒグチ産業が展開するドラッグストア事業は新会社に移管。

 新会社は、ドラッグストアとコンビニの一体型店舗の導入などを加速し、収益の拡大を目指す。

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ルハ、ローソンと屈辱のFC契約?

 コンビニエンスストアチェーン大手のローソンとドラッグストア大手のツルハホールディングス(以下、ツルハ)が提携して出店する新業態、「ローソンツルハドラッグ仙台五橋店」が2月5日に開業した。地元メディアが大々的に報道するなど、前人気が高かったこともあってか、2~3月は盛況だったようだ。

 ローソンは従来からコンビニの 利便性に健康を加味した「マチの健康ステーション」の業態開発に率先して取り組んできたことは、よく知られている。2014年11月末現在、健康志向の商 品を中心に品揃えする女性向けの「ナチュラルローソン」112店をはじめ、病院内などに出店している「ホスピタルローソン」、調剤薬局併設型の「ファーマ シーローソン」、大衆医薬品を販売する「ヘルスケアローソン」などを展開している。

 そして今回、ローソンはツルハとの提携1号店を皮切りに、今後3年間でコンビニ・ドラッグストア融合店を100店出店するとしている。

 一見華やかな話題だったが、関係者への取材を進めてゆくと、その背後でコンビニ業界とドラッグストア業界のつば競り合いが起こっていることがわかった。

大手の矜持を捨て、ローソン加盟店になったツルハの焦りとは

 ローソンがドラッグストア大手と提携するのは、実は2度目だ。最初はドラッグストア業界首位のマツモトキヨシ(以下、マツキヨ)だった。マツキヨ との提携でコンビニ・ドラッグストア融合1号店を出店したのは09年のことだ。当初は共同で運営会社を設立し、この時も融合店を3年で100店出店すると 記者会見で説明していた。しかし、共同運営会社は設立されず、昨年末時点での店舗はたった2店。事実上の提携失敗だった。

 提携が頓挫したのは、両者の思惑違いが原因と指摘されている。その舞台裏を、流通業界関係者は次のように明かす。

「取り扱い商品の類似性が高いため、組みやすいと提携したのだが、安さが勝負のドラッグストアと、定価販売が基本のコンビニとでは品揃えの基準が違 う。それで、いざ実行段階になると品揃えの選定や配分で両社の調整がつかなかった。例えば、清涼飲料はドラッグストアでもコンビニでも取り扱っているが、 価格をどちらに合わせるかといった点でもめた」

 しかし、今回の提携は「前回の轍を踏まない」とローソン関係者は自信を示す。それは、ツルハとはフランチャイズ(FC)契約をしているからだ。

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 流通に詳しい証券アナリストは「ドラッグストア業界は成長に陰りが差している」と指摘、次のように説明する。

「市場規模は14年に6兆円台に乗ったが、伸び率は前年比約1%増で過去最低。01年の前年比13.3%増と比べると、明らかに息切れしている。成長が息切れしてきた要因は、ドラッグストア市場の縮小にある。その背景は、言うまでもなく少子高齢化と人口減少だ。そんな中で大手の出店拡大が続き、都市部ではすでに飽和状態になっている。新しい商材を取り入れて既存店の売り上げを伸ばそうとしても伸び代がない。それに加えて大衆薬の販売解禁で競争は激化している。後は取り扱い商品の類似性が高いコンビニと共存共栄の道を探るか、安さを武器にコンビニ市場を侵食するしか成長の可能性はない」

 

大衆薬販売に成長の活路を求めるコンビニ業界

 成長息切れは、コンビニ業界にも同じことがいえる。コンビニ大手の15年度の新規出店計画数が5年ぶりに前年割れとなることが明らかになっている。既存店が5万店を超え、地域によっては飽和現象が表面化しているためだ。

 過去最多出店を今年も続けるセブン以外は、出店数を抑える。中でも抑制が目立つのがファミリーマートだ。出店は、当初計画より500店少ない1000店程度とみられている。売り上げが低迷している既存店のてこ入れに資金を投入しなければならない事情もある。ローソンも、今年度は前年度横ばいの1000店の見通しだ。

 巧みなドミナント出店と、抜群の商品開発力ならびに店舗運営力を誇るセブン以外は、出店拡大による成長戦略はあきらめたとも取れる。

 前出アナリストは「コンビニはもともと、規制緩和を追い風に成長してきた面がある。例えば、酒類の販売が解禁された時には、酒屋を加盟店に取り込んだりした。出店余地が狭まってきた今は、既存店の売り上げを伸ばすために大衆薬販売が課題になっている。それには、店に登録販売者を配置しなければならないが、コンビニにはその育成ノウハウがないため、ドラッグストアの協力が不可欠となっている。その認識が、ローソンとファミマでは共通している」と分析する。

 したがって、コンビニとドラッグストアとの提携は、当面の間、ローソンとファミマが主導するかたちで活発化するとみられている。だが、コンビニ側の思惑とドラッグストア側の思惑は違う。流通業界関係者は「双方とも思惑が一致している間は蜜月関係になるだろうが、期待が外れた途端、競争関係に変ずるのは避けられない」と危惧する。

 共存共栄のブルーオーシャンに漕ぎ出せるのか、食い潰し合いのレッドオーシャンに乗り入れてしまうのか、両業界の行方が注目される。

(文=田沢良彦/経済ジャーナリスト

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ローソンは、ツルハ以外にも何社とも契約している。

調べなければ、名前が上がってこない。

ただ言えるのは、FC契約のためか計画100店舗、実績1〜2店舗。

やはり、赤字店舗には資金をつぎ込めない、またやってみないとわからない。

コンビニ経営は、ドラッグ経営とは別物、違法、脱法行為をやらなければ

利益がでない世界だ。

法を守らなければ営業中止に追い込まれるドラッグ業界とは180度違う。

ファミマもローソンに影響されているのだろうか?

新たな計画の発表。

前から、ブログに掲載しているように年収600万円の「薬剤師」さんが、」からあげを

揚げられるだろうか?地域最低賃金のクルーさんと一緒に仕事ができるだろうか?

ドラッグは、コンビニに色気を示すより、調剤薬局なり専門特化に走った方が利益が

取れるのではないでしょうか?

定価販売のコンビニの横に、廉価販売の「コンビニ/ドラッグ」を作っても

ローソンストア100の二の舞。

店舗閉鎖の嵐がやってくる。