地下 病院跡
子供達
女性
魚雷艇格納壕
ラバウル湾を見下ろす高台
大噴火前のラバウル写真
日本軍の墜落飛行機
火山近くの温泉
16日、ラバウル観光。二日前にダウンタウンに行った折りにAlbertと名乗る男が声を掛けてきた。日本語で名前を語り[私の名前はアルバート。ようこそラバウルに来て頂きました。]ビックリしたが日本語はそれだけでした。
ラバウル観光ガイドの勧誘だったが丁度バスで防空壕巡りしようとしていたので価格を聞いてみると60キナ(約¥3000/3人)と安いので依頼し本日8時半にヨットクラブに来たが車が無い。バスで観光案内するという。話が違うと言ったが通り掛かったバスを止めて交渉し3人で3時間、75キナでバスを観光タクシーにしてしまった。彼のガイド料は50キナに負けさせたが乗っていた客は通りがかりのダウンタウンで降ろし最初に訪問したのは、日本軍の地下病院跡地でした。
直径100m、高さ30m位の小高い山に奥行き100m位の洞窟を縦横に掘り、丁度蟻の巣状態で中は3層位になって居た。
次は直ぐ近くのコンクリートで固められた直径10m、奥行き100mの坑道に魚雷艇の様な船が5隻朽ち果てて保管されている。いずれも入場料一人5キナ徴収。出入り口には観光客目当ての土産物売り場が並ぶが客はいずれも我々だけでした。
次にラバウル湾を見下ろす地震観測所を訪れる。眼下に湾と火山が一望出来る素晴らしいロケーションで遠くにTOROAⅢと米国艇も見る事が出来た。
次に訪問したのは火山麓の温泉で此処には50人位の客が居たが我々は水着を忘れた為入浴は中止。道中やたら広い土地だったが以前飛行場の跡地で、戦後はゴルフ場になって居たが噴火で今はだだっ広い荒れ地になっている。
帰路、墜落した飛行機を見学。事故で墜落した日本軍の飛行機で多くの飛行機が他にも有るという。観光巡りと言っても其所はいずれも日本人の多くの血が流れた地で遠く本国から離れ無念の死を遂げた人達が偲ばれる。ご冥福をお祈りする。
観光途中、アルバートが歌を歌い出したが「ラバウル小唄」だった。私も合唱したが助手席の20歳位の男も歌ったのには驚いた。日本の若者でこの歌を知っているのは極少数だろう!
帰船してエンジンチェックすると二次冷却水が僅かに漏れている。もう一度、取付けホースを外しガスケット用のシリコンシーランドを塗って修理。書くのは簡単だが作業はクーラントを抜いて又、補給する必要があり根気と時間の掛かる作業でした。
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