景虎

DUFOUR 325

トロイの木馬

2009-09-10 00:29:48 | Weblog
トロイの木馬

Bobさんより出港は9月4日と連絡があり3日は一日観光日になりました。
SERBRINAに行ってみるとトロギールからイスタンブール迄乗船してきた岡田豪三さんが居ました。
 間もなくバンクーバー在住のEさんが来船、軍事博物館観光に誘いましたが
彼は買い物の予定との事で岡田さんと寺島さんの三人で行く事になりダウンタウン迄行きましたが、昼食をとると
既に1時の為夕刻6時に集合時間に遅れそうなので私一人でトプカプ宮殿とブルーモスク観光してSERBRINAに集合。
帰路のメンバーはBobさん(船長&ヨットスクールトレーナー)と弟さん(ドイツの研究所に就職の途中に今回クルージング参加予定のカナダ大学博士)、Mさん(第二回開高健ノンフィクション賞、受賞の作家、気になる人は「ウーマンアローン」読んでください。アラスカユーコン川を一人でカヌーで下った女性です。)Eさん(元ライブドア役員で21億円支払って宇宙旅行にトライしたが、それ以上支払う人が居た為断念)、Nさん(シアトル在住で行きの7レグ参加、一旦帰国し帰路途中までの参加者)と皆さん凄い人達です。

4日の午前中に出国手続きし出港は14時30分でした。
マルマラ海とエーゲ海を結ぶダーダネルス海峡の途中、チャナッカレ迄ナイトクルージングにてAM11時頃入港。
此処で給油し次の寄港地リノムス島迄約80マイルをナイトで行く事にし入港逆算してPM14時30分出港する。

チャナッカレではトロイの木馬の複製と軍事博物館を見て来ました。
昼食時レストランに行ってもラマダンにあたっているらしく誰も食事をしていませんでした。

少し歴史の勉強です。(知って人は復習)
トロイの王子バリスがスパルタ王妃ヘレネに恋慕し彼女を誘拐、激怒したスパルタ王はギリシャ連合軍でトロイに責めかかる。
不死身と言われたアキレスも唯一の弱点、足首を射抜かれ絶命。
バリスも戦死10年間膠着、ある日ギリシャは撤退、大きな木馬を残した。

勝ったと思ったトロイ軍は城門を壊して木馬を城の中に入れ祝宴を開き、その夜夜陰に紛れて戻ったギリシャ軍と木馬の中に隠れていた兵士で50人でトロイ軍を打ち負かした逸話の木馬です。

ストーリーと関係無いですがオデオンもこの時代の音響設備の良い小劇場だそうです。

本来はエーゲ海の真ん中を走る予定がメルテミ(地中海地方の強風)が予測されるため西の瀬戸内海の様な細長い海峡を通る事にしました。
約90マイルのダウンウィンドナイトで走り途中スコペロス島にアンカリング停泊。
500トン位の客船もいましたが静かな入り江でした。

9日現在ギリシャのカリキュラと言うところで今夜10時に橋の開くのを待っています。
一日にPM10時かた15分ほどしか通れません。
此処でNさんはニューヨークで仕事の為下船。
今日からは5人で120マイル離れたコリントウ運河まで約20時間のナイトクルージングです。

少し残念なのは航海中は禁酒です。
その分港に入った時のビールは格別ですが、、、。

次にいつネットが繋がるか分かりませんがコメント投稿楽しみにしています。

 9月5日~19日 イスタンブール⇒トロギール (地中海クルージング)
 9月22日~24日 トロギール⇒スプリット⇒ザクレブ⇒イスタンブール⇒大阪
 9月25日~26日 成田 ⇒ バンクーバー
 9月26日~10月3日 バンクーバーヨットスクール受講(プリンセスルイザインレットクルーズ)
 10月3日~10月11日 北デソレーションサウンドクルーズ
 10月12日~11月中旬 英会話学校入校
 11月21日~12月23日 バンクーバー発 ~ 成田着
 11月23日~12月24日 成田着 ~ 名古屋着

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