景虎

DUFOUR 325

レーサー艇&トラブル

2015-02-10 04:59:03 | Weblog

7日、GuadalupeのPort De Plaisanceマリーナ到着。此処は入り口がとても狭いが中に入ると1000隻位のスペースがある大きなマリーナだ。マリーナ奥の港には既に大型のクルーズシップが2隻入港していた。

此処での目的はフォアーステートラブルの修理と予備燃料タンクからの燃料漏れ&冷凍庫修理。エンジニアが来るまで月曜迄2日間待つ事になる。

早速上陸してクルーズシップが停泊している街まで徒歩30分歩くが途中見る物も無くスラム街の様な所を抜けていく。街は土曜日だからなのかガラガラで寂れた感じがする。帰路はバスをと思いバス停で暫く待つが他の客も居ないし来る気配が無い。近くの店に関山さんが聞きに行くが全く英語が通じないのだそうだ。やむなく30分歩いて帰艇。

此処のマリーナはルト・ドゥ・ロム単独大西洋横断ヨットレースのフィニッシュ地点になっている。
http://www.yamamotoshunichi.com/routedurhum.htm
ヴァンデ・グローブ(単独世界一周レース)参加艇も多く係留されている。
http://www.yamamotoshunichi.com/vendeeglobe.htm

大西洋横断レース参加艇のマスト高20m以上は有りそうな大きなトリマランが停泊。大西洋も7日間程で横断してしまうそうだ。隣にはヴァンデグローブ(単独世界一周レース)参加艇のダイナマイトも係留されている。
よくよく眺めて見るとマリーナ内には他にもスピード記録レースやヴァンデグローブ参加艇が沢山係留されていた。マリーナオフィスの壁には上記レースの表彰式の写真が年代毎にずらり掲示してある。舵誌の中だけでしか見たことの無い艇の実物を沢山見る事が出来た。

トラブル発生、マルティニク出港時にフォアーステーのデッキ取付け部ピンが外れ掛かっているのを発見し、緊急措置としてスピンハリ2本でマスト補強しこれ以上抜けない様に木片でピンを押さえる。ドミニカ停泊時にバックステーを緩めピンの挿入を試みるが、スターボードサイドのバックステーチェーンブロックがどうしても緩められない。修理が出来そうなGuadalupeのPort De Plaisanceマリーナで修理依頼をするとチェーンブロックを取り替えるが良いか?と聞く。勿論OK。でも流石プロ、我々とは発想が違う。いきなりグラインダーでチェーンプレートネジ部を縦にカットする。それもバックステーのねじ山を削らない様にホンの少しチェーンプレートを残してある。そして難なく外し取り替え終了。フォアーステーのピンは加工が必要の様で9日月曜迄待つ事になる。

他にもメインファーラーのマスト取付部パーツの折損、予備タンクコックをONにすると燃料漏れ発生。冷凍庫修理と長距離航海はまさにトラブルと修理の追いかけっこだ。修理を観察していると色々勉強になる


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2 コメント

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よしいけ了解 (K.ima)
2015-02-11 10:47:20
おはようございます。
カリブと判るキーホルダーor置物くらいですが・・・・・何でもok それでは又
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土産 (景虎)
2015-02-12 05:58:31
(K.ima)さん
カリブと判るキーホルダーor置物くらいですが・
了解しました。ガダループでは土産物屋が無いので
アンティグアで探して見ます。
では又~
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