リア・デ/カマリーニャスの湾口の要塞
観音開きのクロウズネスト7
シエス諸島
犬の顔に見える
世界で一番綺麗なビーチと言われるロダスビーチ
ロダスビーチ 本の写真
マリーナ入り口の城塞
金目の煮付け、コウヤ豆腐
航海ルート
当初、下船予定のア・コールニャからビーゴ(Vigo)に変更。30日、約60マイルのリア・デ・カマリーニャス マクシアマリーナ。
31日、約66マイルのビーゴ バイオナ(Baiona)マリーナに舫う。
スペインの北部はサンセバスチャンを中心にバスク地方、サンタンデール中心にカスティ-リャ地方、ヒホン中心にレオン地方、ア・コールニャ~ビーゴ迄をガリシア地方と言いそれぞれ言語、文化、風土、気質が違う。毎日30マイル~60マイルの船旅だからこそ地方文化の変化を味わえたと思う。
昨日係留のリア・デ・カマリーニャスのリアは「入り組んだ」と言う意味で三陸リアス式海岸の語源になっている。
又、土地も痩せ産業も無いガルシア地方から19世紀中頃~20世紀に掛けて中南米に何十万と言う移民が大西洋を渡ったがキューバのカストロ議長の父もその一人だと知り驚く。
6月4日にブレストからクロウズネスト7に乗船し、約2ヶ月にわたる船旅も此処ビー(Vigo)で終了。天候にも恵まれ強風での足止めも無し、カッパが必要だったのは数日。電動ヨット、ホルベルグラッシーでウィンチ操作やバウワークも無し。暖かい日は半袖短パンでデッキで日向ぼっこ、寒い日はエンクロージャーで囲まれたコクピットでゴロゴロしていた。
湊港で美味しい食材やワインを購入し、バルでピンチョスやタパスを堪能。長年ヨットに乗って来たがこんな楽で美味しいクルージングは初体験。
此も同乗の橋本夫妻、世良さん、本木夫妻、前田君、そして若尾船長のお陰。本当に有難う御座いました。極楽クルージングに感謝。
未だ下船まで二日ある。明日は紀元前5世紀のケルト人遺跡を楽しむ予定だ。