この時期には「恵方」商戦が活発でコンビニやスーパーなど予約ポスターが
目に付きます。
名古屋の場合、今年は名古屋城から見た方角で恵方は「西南西」荒子観音です。
節分の豆まきがこの荒子観音で開かれます。
1610年名古屋城を築城した徳川義直公の時代、名古屋城の鎮護として4観音が
定められたとか、詳しいことはご容赦いただいて。
因みに恵方の順番は干支の順序で
甲(龍泉寺)乙(荒子観音)丙(笠寺観音)丁(甚目寺観音)戊(笠寺観音)
己(龍泉寺)庚(荒子観音)辛(笠寺観音)壬(甚目寺観音)癸(笠寺観音)
となっています。(今年の干支は庚子ーかのえ ね)
古代中国では、日を数えるのに指を折って数えており、これが十干の由来のようです。
干支は結構難しく厳密には恵方で使われる方位は甲・丙・庚・壬の4つですが、
方位表から10年のうちで4年が丙方位(南南東)が恵方になるため笠寺観音が
2回ある訳です。
(詳しいことは小生も不詳にて・・・知った被りは厳禁で)
初詣も本来は恵方参りに由来し、その年の恵方にお参りするものだったんですね。
その年神様の宿る方角は、縁起のよい方角とされ、「恵方」と呼ばれます。
その方向に行くと、その年神様によって福が与えられるといわれています。
以前にもご紹介していますが荒子観音と龍泉寺には円空仏(本物)が展示
されています。
荒子観音には千体以上の円空仏が収蔵されていて円空仏収蔵では超・有名です。
但し、公開は原則月1回のみで、仁王門左右の仏像だけは常時ご覧になれます。
荒子観音から約200mの地に荒子城跡があり、ここで前田利家公(犬千代)が生誕です。
徒歩数分で行けますのでご都合次第で・・・
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