狭い場所でもできる「切干大根」

2021-12-20 18:03:16 | 家庭菜園
小生の切干大根の作り方ご紹介はこのブログで3回目です。
3年前と4年前のこの時期に投稿しています。

予め申し上げますが、ざる干し方法と同様に
*出来るだけ陽の当たる場所を選び
軒下など、雨の当たらない場所がご紹介の切干大根作成の条件です。

拙宅では屋外の「物干し竿の上部」を有効活用したり
「物干し場の余剰スペース」を活用しています。
(軒下と屋根付き物干し場の両方を利用)

用意するのは「細い針金」だけです。

場所が決まりましたら
針金の両端をピーンを張って固定し、短冊状の切った大根を吊るします。
できれば1日に数時間、陽が当たる場所だと条件的に良いですが。
マンションのベランダでも作れます。



まず、大根を半分にカットし、皮を剥きそれを包丁で適当な大きさの
短冊状にカットします。
薄い短冊状であれば乾燥が早く、厚めの短冊状では乾燥時間が
長くなりますが、あまり気にせずにどうぞ。

次に包丁で切れ目を入れます。(写真をご参考に)

後は吊るすだけ。



この方法ですと場所もとらず急な雨でも取り込む必要がありません。
ザルが常備であれば問題ないですが、切干大根のために態々購入するのも
チョットとなりますね。
細い針金は何回も使用できますが、引っ張る時ケガのないよう
手袋して作業してください。

ザル式ですと、最初に大根を刻む手間って結構大変です。

場所にもよりますが1週間~10日ほどで乾燥しますと1/4~1/5程度の
大きさに縮みます。
その後はハサミなどでお好みのサイズにカットして、ビニール袋に入れて
保存します。
半年程度はまず問題ありません。

物干し竿の上部を利用する場合、その日の洗濯物を取り込んでから
大根を吊るしてください。
翌朝にはポタポタと洗濯モノに水分が落ちる心配がありません。

切干大根を味噌汁などの具に入れますと上品な甘みが出て参ります。
大根栽培していなくても切干大根作りは楽しめます。