小正月を迎えて

2020-01-14 19:18:41 | 日記

元日から松の内を「大正月(おおしょうがつ)」14~16日を「小正月」というそうです。
 
この小正月には通称「どんど焼き」いわゆる「左義長」が各地で開催されています。
 
ただ場所によってはこの日にちに拘らないこともあるようです。
「左義長」は旧年の神札や新年の門松、注連縄などを焼き、日(火)の神を迎え
萬物の生育を祈る正月の神事とあります。
 
今朝は近くの神社に参拝、旧の神札などを持参し「どんど焼き」をお願いいたしました。
 
若い時はこうした行事に関心は薄かったのですが、年齢と共に日本古来の伝統行事に
関心は移ってきています。
 
ウイキペディアで調べていましたら兼好「徒然草」にも登場するほどその歴史は古いようです。
 
偶々、手元に徒然草の本があり、確かに第180段に記載されています。
 
左義長(三毬杖)は、お正月に毬(まり)を打って遊んだ杖を、大内裏の真言院から
大内裏の南隣にある神泉苑まで運び出して、天に向かって焼き上げる行事である。
その時に「法成就の池にこそ」と唱えるのは、神泉苑の池のことをいうのである。
(島内裕子校訂訳)ちくま学芸文庫
 
(原文にご興味ありましたら第180段をご参照ください)
ご参考*兼好は1283年頃~1352年頃、鎌倉時代末期から南北朝に生きた文学者。
 
勇壮な左義長で有名なのは岐阜県海津市平田町今尾・秋葉神社。
今年は2月9日(火)正午から午後4時ごろに開催です。
過去の映像はユーチューブでご覧になれますがダイナミックな行事ですね。
 
海津市には日帰り天然温泉施設もありますが現在改装中で残念!
 
また輪中で有名で「海津市歴史民俗資料館」ではその歴史を知ることもできます。
ドライブ中に輪中を発見!ということもあるかもしれません。
 
 

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