瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

今に心を込める

2009年05月26日 | 瞑想日記
◆エックハルト・トール『Stillness Speaks: Whispers of Now』(訳書は、『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』)より

When you step into the Now, you step out of the content of your mind. The incessant stream of thinking slows down. Thoughts don't draw you totally. Gaps arise in between thoughts ---- spaciousness, stillness. You begin to realize how much vaster and deeper you are than your thoughts.

「『今』に立ち入るとき、頭の中の思考から踏み出ることになる。たえず考え続けていた思考の流れが、スローダウンする。思考が注意を独り占めすることがなくなる。思考と思考の間にギャップ、つまりスペース、静寂が生じる。するとあなたは、あなたが思考よりもどれほど巨大で、どれほど深いかということに気づきはじまる。」

18日付けのブログで「結局のところ、この瞬間に――「いま」に責任をとらないかぎり、あなたは自分の人生に責任をとっていないのだ」という言葉を紹介したが、「責任をとる」ということの意味が少し気になっていた。

それは、どんな小さなことでも、今行っているひとつひとつのことに心を込めるということだろう。そのとき思考しているとすれば、それは多かれ少なかれ、今この瞬間に行っていることからずれている。心がどこかに飛び、「今」がおろそかになっているということなのだ。

「責任をとる」ということのもうひとつの意味は、限りなきいのちの「今」を生きていることの不可思議、その神聖さを自覚して生きるということだ。

ところで心に響いた英文をタイプし、意味を考えながら訳し、それにコメントをつけるという作業は、思っていたよりもずっと自分自身に影響を与えているようだ。日常生活の中でも気づき、サティも多くなっている。少しでも多くの時間に「責任をとる」ことができるようにしている。マインドフルな時間が少しは多くなっている。

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