瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

懐かしい自分に出会った

2005年11月12日 | 瞑想日記
◆一日断食
昨日一日断食。先週は断食を行っていないので二週間ぶりとなる。今回はゆるい断食とし、木曜日は昼・夜ともに食べ、金曜日も野菜ジュースを三杯、無糖のココアを一杯、ミルクティーを二杯など、飲み物はたくさん飲んだ。そのためか空腹感はほとんどなく、胃腸のすっきり感の方が強かった。

朝の瞑想も深い静まりを感じた。復食もゆるめで10時半ごろリンゴ一切れ、12時ごろおかゆ一杯。

問題はその後で、食べなかった「反動」のためかついつい食べ過ぎる。夕食までに間食が多すぎるのだ。明らかに体が要求しているというよりは、うまいものを「味わいたい」という心理的なものだ。しかもそれに充分なサティが入っていない。

明日もういちど飲み物を比較的多くとりながらの一日断食を行うつもりだ。月曜日が幸い代休なので、復食後の「食べたい」欲求をじっくりサティするつもりだ。

◆懐かしい自分に出会った
井上ウィマラ著『心を開く瞑想レッスン』(大法輪閣、2003年)を読んでいて急に体の力が抜け、温かいエネルギーに満たされる感じがしたのは、彼が僧となって修行に打ち込むに至る過程や、瞑想修行の具体的なあり様が感じられるようなページだったと思う。求道者、修行者としての記憶が甦ってくるような感覚があるのだ。

いや、そこまでははっきり言えない。少なくとも私の中の修行者としての部分が刺激されるのだ。最近、修行者としての自分というアイデンティティにいちばん落ち着きを感じ、ようやくそういう自分がはっきりと前面に出てきたことに、深いとことろから滲み出てくるような喜びを感じる。懐かしい自分に出会った、そんな表現がいちばんぴったり来る。

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