<イタリア料理のレッスン&お花見>でイタリアの【ティツィ】が作ってくれた
菜の花(のような野菜)のパスタのレシピを紹介します!
このパスタはイタリア半島の南・ブーツのかかとのトコロにある
プーリア州で有名なパスタです。
この地方の伝統的なパスタ・オレキエッテ(Orecchiette)
で作るのが一般的です^^。
その場合・・・、
”オレキエッテ・アレ・チーマ ディ ラーパ(Orecchiette alle Cime di rapa)”
と言います。。。
今回はそれよりフリアリエッリ(Friarielli)とゆー同じアブナラ科の
野菜に近かった野菜を使ったコトとパスタにスパゲッティを使ったコトから
”スパゲッティ・コン・イ・フリアリエッリ(Spaghetti con i Friarielli)”
だと言ってました。。。
オレキエッテ・・・小さな丸い耳たぶ形のショートパスタ。
チーマ・ディ・ラーパとゆー菜の花に似た野菜や
ミートソース等と合わせるコトが多い。。。
それからこのパスタにはサルシッチャ(Salsiccia)とゆーイタリアの
生ソーセージを合わせるのが普通なのだそうですが、
なかったので日本の荒挽きソーセジを合わせました。
荒挽きソーセージの様なものはビュステルと言うそうです。
サルシッチャ・・・ベースは豚肉で、背脂・スパイス・ハーブ等が
入っている生ソーセージ。
腸に入っている肉は荒めに挽かれています。
太くて手作り風のソーセジだそうです^^
ではレシピへ進みます!
☆ 材 料
パスタ 400g
菜の花系の野菜 4束(かき菜やかぶの葉も合いそうです。
普通の菜の花より葉っぱがメインのものがいいですね。
料理名とはかけ離れちゃうけどブロッコリーや
家にある青菜、何でも美味しいと思いますよ!)
ソーセージ 4本
にんにく 1片
唐辛子 少々
塩 適量
パルメザンチーズ 40g
あればパルメザン・レッジャーノ お好みで。。。
☆ 作り方
①菜の花の茎と葉の固いところを取り除き、
良く洗います。
1人1束なので大量ですね^^;
イタリアでは1人で3束食べちゃう人も
いるそうです。。。
②オリーブオイルに、にんにくと唐辛子を入れて
火にかけます(油が先です。)。
日本の狐色は焦がしすぎと言ってました。
①の量があるので、深めの鍋の方が
やりやすいかもしれませんね^^;
③②の香りが出たら①とソーセージを入れる。
柔らいんじゃ?とゆー位炒めるのがイタリア流。
塩で味付けをします。
④少し硬めに茹で上げたパスタを
一気に絡めます。
パスタ一本一本に味が絡むように^^。
③のソースの中で麺の固さを調整します。
この時パルメザンチーズも一緒に絡めます。
出来上がり。
簡単で美味しいパスタです!
取り分けてからパルメザン・レッジャーノを
すりおろしてかけると、いい香り^^。。。
最後にイタリアのアブラナ科の野菜を説明しておきます。
両方とも菜の花のような感じのようです。。。
チーマ・ディ・ラーパ(cime di rapa)・・・イタリアの菜の花。。。
直訳すると”カブのてっぺん”。
☆ Cima → 頂上
☆ Di → ~の
☆ Rapa → 蕪
味は、蕪とブロッコリー+菜の花とのコト。
葉っぱと開花前の蕾を食べます。
日本の菜の花より細身で、苦味は少なめ。。。
フリアリエッリ(Friarielli)・・・「フリアリエッリはナポリにしかない!」との話。
菜の花の花が殆どないもの、といった感じ。
味は日本の菜の花より苦い。
ナポリの市場では束で売っています。
茎は固いので使わず、葉っぱの堅い部分は捨てて、
柔らかい葉っぱと蕾を食べます。。。
日本にも似たような使えそうな野菜が多そうですね。
アブラナ科って多いし~~~♪
ヘルシーに作るために菜の花を炒めないで、
パスタと一緒に茹でちゃって合わせる方法もあるようです。。。
春の息吹って感じがするパスタなので、
血が綺麗に元気になりそうです!^~^!
フリアリエッリ、恥ずかしながら初めてしりました。
アブラナ科の新芽は今沢山出ているので
色々使えそうですね。
とても嬉しいです。。。
私も今回のレッスンで初めて知りましたが・・・。
イタリア語の先生が料理の先生なのでこれからもイタリア&料理情報は
発信していこうと思ってます!
また是非遊びに来てくださいませ~~~^^
これを見ていたらもう少し上手くできたかな。
今の時期アブラナ科の野菜って美味しいから
色々使いたいですね!
多すぎるかな・・・、とちょっと思ったり
このパスタがおいしそうなので、作ってみようかなぁと思ってます。
よほど美味しそうなソーセージだったんでしょうね~^^
このパスタも是非!
日本人の口に合う味ですよ~~~美味しい♪